くもすけが行く

2018-04-20

2009年 岐阜県大垣探訪 その2

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大垣駅前で昼食後、

さて、大垣城はどこか? と探していると

商店街の路地はずれにひょっこりとお城の入口が…



過去に行ったお城は開けた土地にドカンと

城がかまえているという印象ですが

そういうイメージで大垣城を探していたのですが少し拍子抜け。


城への入口は街中にあるお寺のような印象です。

高い木々の間を抜けると小ぶりな天守閣が現れました。


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観光用の冊子によると4階建て。

大垣城は関ヶ原の合戦で西軍の将石田光成が合戦前に本拠としていた城です。

関ヶ原のあと焼失しましたが江戸時代に再築。

 

それから昭和20年に戦災で焼失するまでは国宝に指定されたほどの名城とのこと。


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建てかえられた現在の城は残念ながら内装はコンクリート。


2階へ上がるとモニターが数台置いてあり

映像が観れるようになっています。

関ヶ原の合戦を解説したものでテレビゲームのように

知りたい内容のボタンを押すと映像が流れる仕組み。


私たちは関ヶ原の合戦

石田光成の視点でシュミレーションをした映像を選択しました。

ヘッドフォンをしながらCGを駆使した映像はテレビゲームそのもの。

合戦前の布陣からはじまり、ナレーションは光成自身が語っています。

時間経過で話が流れているのでなかなか面白い。


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そう思って観ていたのですが少し気になることが…

光成は合戦前からお腹の具合が悪かったらしく

おもらしをしたという…

そういったセリフが何度か入ってくるのです。

リアルなんだけどそんなに語らなくても…


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司馬遼太郎さんの「関ヶ原」で読んだ光成像が変わってしまう。

曲がったことが嫌いで、頭のきれるクールなイメージが

少し人間味を感じることになりました。

天下分け目の西側のトップだったのだから

どんな人間でもそうなってしまうでしょうね。


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映像をみたあとは兜や刀などの展示物を見ます。

合戦で使われた火縄銃や槍などのレプリカが作られて

手にもって実感することができます。



火縄銃は思ったより軽く見たところシンプルな作り。

槍は結構軽くて長い、

馬に乗って戦う時には刀よりも槍のほうが

使い勝手がよかったかもしれません。


最上階へ上がると四方の景色が観れて意外と絶景。


各方位には簡単なスケッチとその場所の地名が書かれています。

関ヶ原の方向を見ましたがビルだらけで殺風景。

でも400年以上前にこの場所で合戦が行われていたことを考えると

少しロマンを感じました。


次回へつづく

2018-04-13

2009年 岐阜県大垣探訪 その1


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大垣といえば大垣城と松尾芭蕉奥の細道むすびの地」。

最近ではアニメ映画の舞台となりました。

2009年の夏に初めて訪れた様子をお楽しみください。


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普段、通勤やお出かけでお馴染みの東海道線

新快速に乗ってJR米原駅まで行き、

JR大垣駅行きに乗り換える順路。

朝9時過ぎに米原行きの新快速に乗り出発です。

米原までは休日に乗るくらいの込み具合。

米原からが大変でした。


米原で降りたとたん大荷物の人達が大垣方面のホームへと大移動。

普段めったに遭遇しない満員電車になりました。


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2時間ほどで大垣駅に到着。

駅前でお昼にすることにします。

お昼は東海地方で超有名な「すがきやラーメン」。


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私は関西出身ですが「すがきや」は知っています。

私だけかもしれませんが「すがきや」といえばうどん

(ネットで調べたら関西にもたくさん店舗があるようです)


2つのおだんごヘアーのかわいい女の子のキャラクターがシンボルで

子供の頃よく食べたものです。


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お店に行ってみるとファーストフード店のような店がまえ。

テイクアウトスタイルのようです。


なんと定員はパート風の女性ひとり。


ラーメンセットと「クリームぜんざい」を注文。

さっそくラーメンを食べてみることに

「おー懐かしい味」

スープは子供の頃食べたうどんスープを

ベースにしているような・・・・



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店員さんがひとりだったためか

手がまわらなかったらしく

麺の湯で具合の状態が悪く残念。


クリームぜんざいは「んまい!(≧ω≦) 」。

やはりソフトクリームとつめたいぜんざいはあいますなー


お腹が膨らんだところでまずは大垣城を目指します。



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私の旅の楽しみとして駅前の商店街を観察すること。

駅前だけに最新の設備やモノがありながら

その土地ならではの伝統みたいなものがマッチしていて面白い。

大垣はなんとなく大阪南部の町のような雰囲気。


大垣の夏の名物が「水まんじゅう」という和菓子らしく

あちこちでお店があります。

おちょこのような容器で売っている店があり

その店の店頭ではお客が列を作っていました。


さて、大垣城はどこか? と探していると

商店街の路地はずれにひょっこりとお城の入口が・・・

2018-04-06

愛知県 知多半田の探訪記 2009年 その4

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國盛「酒の文化館」で日本酒の試飲を楽しんで

少しほろ酔いの状態で

幻のカブトビール作られていたという

半田赤レンガの建物が特別公開(2009年5月3〜5日)されるので移動します。



少し距離があるので酔い覚ましの散歩のつもりで歩きます。

次にむかう半田赤レンガの建物というのは

国の登録有形文化財に指定されているそうで

明治31年にカブトビールの製造工場として建てられた

全国でも有数のレンガの建造物。


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カブトビールカブト

こどもの節句の兜(かぶと)にちなんで2009年5月3〜5日の3日間に

特別に建物の中を公開するということで

ちょうどいいタイミングでした。



今は売られていないカブトビールを復刻したものが

飲めるということで大変楽しみ。



しばらく歩くと道路沿いに茶色の建物が見えてきました。

広い運動場くらいの土地に朽ち果てた味わいのある建物。

中に入るとところどころの壁は崩れてはいますが

しっかりとした状態にたもたれていました。

運営スタッフらしい人は近所の学校の生徒さんで

ボランティアでやっているようです。


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当時のポスターや建物の歴史のパネルが飾られていました。

パソコンのモニターが置かれていて

まわりのレトロな雰囲気とのミスマッチがなんとなくオシャレ。

出口付近でカブトビールが売られていたので購入し

外の席で飲んでみることにしました。


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ビールの茶瓶に斜めに貼られたラベルには武将の兜の絵。

紙コップに入れると普通のビールよりも濃い琥珀色です。

飲んでみると黒ビールのような香りと苦味が広がります。

本格的なラガービール

「旨い!」


なかなか好みの味です。

初めて日本に来たビールは糖度が強くて

泡が飴のように口にまとわりついて泡が

弱くて苦味がきつかったそうです。


それを改良し炭酸ガス

増やして清涼感をだしていったとのこと。

復刻版は多少改良したあとのものを参考にしたのかもしれません。


懐かしい日本を感じた半田の街でした。

2018-03-30

愛知県 知多半田の探訪記 その3

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國盛「酒の文化館」まで

予約を入れに行きます。

予約時間までなんとか食事をとれる場所を探しに

JR半田駅付近まで移動します。



途中で食べれる所があるだろうと見渡しても

お店がありません。



JR半田駅に到着してもなにもない。

なにげなく駅を見てみるとなんとも懐かしい駅の雰囲気。

線路沿いには本物の蒸気機関車があり

無料なので子ども達が遊んでいます。


機関車には行かず空腹を満たすことが先決。

少しすると食堂発見し、なだれ込むように席に座りました。


どうもほかのお客さんも我々と同じような感じの様子。

味噌煮込みうどん定食を食べてやっと落ち着きました。


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ミツカンの社員もかなりいるだろうにこんなに食べ物屋が少なかったら

大変じゃないか? と思いつつ予定時間に國盛「酒の文化館」に戻りました。


こちらも人気スポットらしくたくさんの人で賑わっています。



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案内の方に連れられ館内見学開始。


蔵を改造した館内は年季の入った木製でいい味を出しています。



國盛と言えば名古屋方面ではメジャーな日本酒の銘柄。

ミツカンのお酢が酒粕から作られていたと聞いたあとなので

このあたりは酒どころなんだなと思っていたら

なんとミツカンの社長と中埜酒造の社長はご兄弟ということです。


それも3兄弟で次男の方はミツカンなどの印刷物を取り扱う会社の社長さん。

まさしく「三本の矢」というわけです。



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酒造りの行程を展示物を見ながら説明を受けます。

古い作業道具などがそのまま展示。


一通り見学後、たくさん椅子の置かれた広間に移動しました。

スクリーンで歴史などの映像を観たあとは

お待ちかねの製品の試飲。


純米吟醸大吟醸梅酒など5種類ほどのお酒を

味比べしながら飲みまくります。


子供たちも楽しめるようにお酒で作ったケーキでも配られます。

それぞれ風味や香りを比べながら結構いい気分に。


館を出て次は幻のカブトビール作られていたという

半田赤レンガの建物が特別公開されるのでそこまで徒歩で移動します。

そこそこ歩くので酔い覚ましには丁度いい。


次回は半田赤レンガの建物でまぼろしのカブトビールを飲む。

つづく

2018-03-23

愛知県 知多半田の探訪記 その2

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受付をすませたあと見学者グループは映像ホールへ誘導されました。


司会の方が現れてミツカンの成り立ちを説明しはじめます。

創業はとても古く1804年(文化元年)。

約200年前ということで驚きます。

お酢が伝来したのは5世紀頃。

お米から作られていたのを初代 中野又左衛門さんが

酒粕を原料にした「粕酢」の醸造に成功させました。

「粕酢」の特徴は飴色の深い色合いで芳ばしい風味。

江戸で人気のあったにぎり寿司にあうということで

全国に広まったそうです。


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戦前まではこの「粕酢」が酢の代名詞でしたが

第二次世界大戦中の物資不足のため

現在の酢の製法へと転換したため「粕酢」は姿す。

戦後しばらくして「粕酢」を復活させて販売したのですが

すっかり今の酢の味が定着したのでぜんぜん売れなかったそうです。

こういった映像を観たあと

りんご酢とはちみつを水で割ったものが振舞われました。

毎日1日大さじ1杯を飲むと血圧を抑えることができるそうで

この飲み方なら続けられる気がしました。


ホールを出て一旦受付の入口から出ると

黒塗りの板張りの壁にある館内入口に入ります。


外側の旧い作りと違い中に入ると近代的な建物。

お酢の作り方順に歩いていくようになっていて

ところどころに昔酢造りに使われていたと思われる大きな木の樽が

輪切りにされて歩道のアーチとなっています。


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昔のお酢づくりゾーンでは古来の造り方を展示。

最後には江戸前にぎり寿司の屋台が再現され

当時食べられたお寿司のレプリカが展示されていました。

現在のお寿司よりも1.5倍の大きさで酢飯が薄い飴色。

かなりのボリュームだったでしょうね。


外側の旧い作りと違い中に入ると近代的な建物。

お酢の作り方順に歩いていくようになっていて

ところどころに昔酢造りに使われていたと思われる大きな木の樽が

輪切りにされて歩道のアーチとなっています。


次に今のお酢づくりゾーンに移動。

実際に発酵させる「発酵室」をガラス越しで見ることが出来ます。

近代的な機械で自動化していると思っていたのですが

古来の造り方をそのままやっていて

昔からの木造の部屋にたくさんの木の入れ物に材料が入れられ

発酵が行われています。


しかもたった一人で管理をして年中無休。

お酢のもっとも重要な「味・きき・香り」は

こういう地道な行程が必要なんでしょうね。


すべてまわると受付に戻るようになっていました。

そこで復活させた昔の「粕酢」がされていたので

お土産に購入。


お昼に近くなってお腹が空いたので予定で決めていた

江戸時代の大きな寿司

再現させて食べさせてくれる店に行くことにします。


道路沿いにあるその店に行ってみましたが

なんと「倒産」の張り紙が・・・



次回は國盛「酒の文化館」で試飲三昧。

つづく