新恐竜とアフターマンシリーズ


地球上でもっとも強く我が物顔で支配する人間。

温暖化や異常気象で「これでは地球はヤバイんじゃない?」と

ここの所エコ意識が芽生えつつあります。



哺乳類で進化した人間ですが

もし、哺乳類以前に地球を支配していた恐竜が滅びず

そのまま進化していたらどんな世界だったか? 

というなかなか興味深い本があります。







発想はSF的ですが 

スコットランド人の地質学者でサイエンスライター

ドーガル・ディクソンさんがまじめに仮想した世界を描いています。



内容は小説ではなくて想像イラストと解説の構成で図鑑形式です。

6500万年に恐竜が滅びた時期から地球の環境の流れを調べ、

滅びることもなく環境に

恐竜がどう適応していったかを想定しています。





翼竜や首長竜、大型爬虫類も滅びない設定なので

多様に進化した生き物が載っていてなかなか楽しい。



厳寒の土地では哺乳類のようにたくさん毛の生えた生き物だったり

まるで巨大な鳥? という風に思える進化をとげた恐竜もいたりして

想像ですが実際にそういう生き物がいるような気持ちになります。







「新恐竜」の他にも「アフターマン」といって

人類が滅びたあと残された動物たちが進化していくと

どんな生き物のなるか? というものも面白い本。

なんとペンギンがクジラのように進化します!



また「マンアフターマン」という人間が今後どう進化していくか

という本もあります。

「マンアフターマン」はなかなかショッキングです。

人が人でなくなった姿はショッカーの怪人のようです。