熱帯魚入門


寒かった冬も終わり、

少しづつ春めいてきました。

そういう時期に何か新しいことをしたくなります。

私の趣味の1つである熱帯魚の飼育。

新しい魚を飼いたくなる季節なのです。




以前は45cmと90cmの水槽に熱帯魚を約30種類ちかく飼っていたのですが

住む環境が変わったため

やむなく60cm水槽にパロットファイヤーという熱帯魚を2匹と

アホトロール通名ウーパールーパー)という

さみしい熱帯魚ライフとなってしまいました。


はじめて熱帯魚を飼い始めたのは16年ほど前

これといった趣味もないのでたまたま雑誌で知った淡水性のエビを

飼ってみようかと思い始めたことからでした。


幼い頃から生き物好きな私。

なんだかウキウキした気分になっていました。


最初に飼いはじめたパイロットフィッシュは

ミナミヌマエビといって安価で飼いやすいものでした。


しかし、まったくといって熱帯魚に関して無知だったこともあり

飼って数日で全滅。


なぜ? と感じた私は専門書を読みノウハウを学びました。


熱帯魚に大切なのは水質。

水温を26℃前後にヒーター安定させて

バクテリアを繁殖させます。


なぜバクテリアが必要かというと、

水質を悪くする魚の食べこぼしや糞を分解し

水質を安定させてくれるからです。



水槽の水を作る方法は

カルキを抜くための薬を水道水にいれて中和させた水を

専用ヒーターで水温を安定させ、

バクテリアを投入してろ過装置で水流を作ります。


魚を入れない状態で7〜10日その状態にしておくと

ろ過装置のろ過材にバクテリアが定着します。


そこではじめて魚を投入できるのです。


飼う魚によって水槽に敷く砂や水草が変わってくるので

熱帯魚屋さんに相談すると良いとおもいます。

水さえ安定させてしまえばむずかしいこともありません。


魚を眺めていると知らない間に時間が過ぎますし

ユーモラスな魚は見るだけで癒されます。



最初に飼うパイロットフィッシュはエンゼルフィッシュがオススメ。

色もバリエーションも多くて泳ぎ方も優雅です。


グッピーやメダカの仲間は飼いやすいのですが

むちゃくちゃ増えるので要注意。





一度コツをつかむとどんどん魅力にはまり

熱帯魚の奥深さを知ることになります。


私の場合、半年もたたないうちに4本の水槽を立ち上げ

大阪府下の熱帯魚屋さんを調べあげ

機会をみつけては熱帯魚屋さんまわりをしていましたから。


買う前はちいさくてかわいいのに

むちゃくちゃ大きくなってしまい飼えなくなって

川や湖に捨ててしまうなんてことにならないように

飼う前にその魚の調べてくださいね。