『春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る』 宇江佐 真理 ***

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幕府小普請組に属する村椿五郎太は、西両国広小路の文茶屋で代筆を内職とするかたわら、学問吟味に合格し御番入り(役職に就くこと)を狙っている。そうすれば将来を約束している娘・紀乃との仲も許されるというものである。代書屋に持ち込まれる騒動、紀乃との恋の一進一退、そして学業の行方…温もりの伝わる五篇の連作短篇集。(「BOOK」データベースより)



2018-135