2008-11-17

先日ご紹介したUNIVERSAL MUSICのDVD Campaign 2008に引き続き「SUPER NICE*PRICE 1470」と銘打ったCDのキャンペーンも紹介してみましょう。
DVDでは当たり前のようになってきた廉価盤商法ですが、最近ではCDの廉価盤も以前より短いタームで発売されているように感じます。今回のUNIVERSALのキャンペーンも2007年発売の音源が目立ち、買い逃していたCDを中古CDや輸入盤で買う人よりDVDの様にしばらく待って廉価盤を買うという人も増えていくのかもしれません。今回のキャンペーンの中ではRivers Cuomoの『Alone: Weezer Another Tracks』をはじめ、Weezerの旧譜、新作『Day & Age』も発売になるKillersのBサイドコレクション『Sawdust』、先日サードアルバムが発売されたKaiser Chiefsのセカンドアルバム『Yours Truly, Angry Mob』、The Horrors『Strange House』、Jimmy Eat World『Chase This Light』、Hives『Black & White Album』、Rufus Wainwright『Release The Stars』あたりが最近の音源で、目に付くところでしょうか。
こうやって見てみると洋楽不況とはいえ、UNIVERSALは新人から中堅まで幅広いアーティストと契約しているなという印象で、今後もGuns N' Rosesの『Chinese Democracy』やFall Out Boyの新譜等の話題作の発売を控えていますので、不況なりに健闘している様子が窺い知れます。また、邦楽に目を移してもDREAMS COME TRUE、スピッツなどの手堅いアーティストから新勢力のGReeeeN、キマグレン、そしてKOH+や鼠先輩などの期間限定的なアーティストまで充実のラインナップ。なぜかスコット・マーフィーが邦楽のアーティスト一覧に掲載されているのですが、もうそれはそういう事で売っていくんでしょうね。という事で、いつのまにかUNIVERSAL MUSIC考察になったところで終了です。