熱伝導のフラストレーション
昨日:
光、音、熱とかの本を持っているかな、と思ったら、ないな。フーリエ解析とか関係するだろうが、それもないし。
探したら一冊出てきた。 小出昭一郎『物理現象のフーリエ解析』 -- 存在さえ忘れていたけど、なかなか良さそうな本です。
で、熱伝導のところを読んでみたら、えらいフラストレーションがぁ、、、
- 次元解析がされてない。ようするに単位を外した計算になっている。
- 普通のことではあるが、微分形式とベクトルの区別がない。
- 純幾何学的ベクトルと、なんらかの意味での速度ベクトルの区別がない。
- アフィン空間と付随するベクトル空間の区別がない。
結局、1次元のベクトル量、アフィン的点とベクトル、平行移動、外微分、共変微分とかをキッチリ導入しないと僕にはわからない、ってことらしい。とりあえず、キッチリ次元解析してみるかな。