このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

熱伝導のフラストレーション

昨日:

光、音、熱とかの本を持っているかな、と思ったら、ないな。フーリエ解析とか関係するだろうが、それもないし。

探したら一冊出てきた。 小出昭一郎『物理現象のフーリエ解析』 -- 存在さえ忘れていたけど、なかなか良さそうな本です。

で、熱伝導のところを読んでみたら、えらいフラストレーションがぁ、、、

  1. 次元解析がされてない。ようするに単位を外した計算になっている。
  2. 普通のことではあるが、微分形式とベクトルの区別がない。
  3. 幾何学的ベクトルと、なんらかの意味での速度ベクトルの区別がない。
  4. アフィン空間と付随するベクトル空間の区別がない。

結局、1次元のベクトル量、アフィン的点とベクトル、平行移動、外微分、共変微分とかをキッチリ導入しないと僕にはわからない、ってことらしい。とりあえず、キッチリ次元解析してみるかな。