このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

コンパクト有向シーケント計算/高次シーケント計算の動機

  1. 自然演繹の欠点を克服したい。
  2. 自然演繹とシーケント計算を別々に扱うのではなくて、融合・統合して一体として扱いたい。
  3. 証明オブジェクトと証明オブジェクトの操作であるリーズニングを区別したい。そして、曖昧性を排除したい。
  4. 人間が通常行っている混合証明/混合リーズニング(混合証明オブジェクトの操作)を定式化したい。
  5. 特に、トンネル論法(両端から掘り進めて中間地点で出会う)を合理化したい。
  6. アブダクションの定式化をしたい。
  7. 科学的帰納法など、科学的論理の定式化をしたい。

ちなみに、トンネルで片方から掘るのは「片押し」と言うらしい。両側から掘る際の誤差は、2016年6月開通のスイス「ゴッタルドベーストンネル」(全長57km、現在世界最長の鉄道トンネル)の出会い時の誤差は8cm程度とのこと。すげーな。