檜山正幸のキマイラ飼育記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2016-10-11 (火)

いいかげんにしろ! 檜山でも怒る

| 15:44 | いいかげんにしろ! 檜山でも怒るを含むブックマーク

愚痴と小言はしょっちゅうだが、怒ることは滅多にない。だが、

この発言、というかメンタリティには怒りが湧き上がる。何を言ってるんだ、コイツは!

「残業100時間超で自殺は情けない」 -- たった一言だが、その一言でアウトだ。長谷川教授の経歴をみるに優秀だろうし実績もあるのだろう。だが、この一言だけでクズだ。

僕がこの種の話題に反応してしまう理由は過去に書いているから、新たには書かない。参照と引用だけ。

2006年 「悟らないでも分かりたい (過去編)」:

僕は元来、根性論や精神論を忌み嫌っている。「死ぬ気でやれ!」って、ほんとに死んでしまったらどう責任とるのだ?

[...]「鍛える」とか「成長のために」とかは、たいていは無知、誤解、口実だ。

[...]僕が(そしてたぶん多くの人が)経験した過負荷状態とは、そのようなもの[きちんと計画・管理されたトレーニング]では全くなかった。闇雲にガムシャラにひたすらに、しかし先が見えない強行軍に過ぎなかった。そんなことはやるべきではない。絶対に経験すべき/させるべきではない。

[...]たまに、「死ぬ思い」を武勇伝として語る輩がいる(信じられない行為だ!)が、オトギ話くらいに思ったほうがいい。

[...]「鍛える」とか「育てる」とかの名目で、根性論や精神論を持ち出すことには、生理的ともいえる嫌悪感を感じる(ありていに言って、吐き気をもよおすってこと)。

2007年 「みんながとても頑健なわけじゃない

根性主義のわずかな匂いにも吐き気をもよおす。

[...]僕が非常に腹立たしく感じる事態は、「死ぬ気でやってみろよ、死なないから」ってタイプの発言が、「とても頑健な人」の口から出ること; あんまり頑健でない人までも、そんな言葉にあこがれてしまうこと。

2013年 「タチの悪いエリートとは

エリートは何もビジネスに限らず、スポーツでもエリートはいますよね。フィジカル・エリートであるコーチは、常人の限界を超えるトレーニングを「普通に」課したりしかねない、怖いですね。

[...]昨今の体罰・暴力問題にも同様な構造があるような気がします。[...]体罰をイヤな体験として捉えていたスポーツ選手がコーチになれば、体罰を繰り返すことはないでしょう。しかし、「自分は体罰で鍛えられた、あれで良かった」という、ある種の成功体験を持っているなら、同じ方法を採用する可能性が高いでしょう。

過酷な環境での成功体験を、美談や英雄譚として語るのは、もういいかげん、ほんとにやめよう。頑健・強靭な人の特殊事例を、一般的に通用する教訓や法則に仕立てて語るのも、ほんとにほんとにやめよう。語る本人は気持ちいいかも知れないが、それには弊害や犠牲が伴うのだから。

[追記]

続報によると、「処分検討」とのことです。一般的には、「舌禍が仕事に影響するのは可哀想」だと思いますが、この件では是非に処分してくれ! 許されるべき行為ではない。

[/追記]