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2008-09-29

[][]マンガに出てきた「巨大な数字」

何もマンガに限らず、ニュース等でも「巨大な数字」は見掛けます。

年俸○○億円」とか「負債額○○○億円」とか。

今回は、これまでに読んだマンガで印象に残っている「巨大な数字」を挙げてみようかと思います。


まずはこちら。

14歳 (1) (小学館文庫)

14歳 (1) (小学館文庫)


楳図かずお先生の『14歳』です。

遺伝子工学の発達で偶然、誰にも望まれずに誕生した、ニワトリの頭部と驚異的な知能を持つチキン・ジョージ。

物語は彼を軸として、ありとあらゆるグロテスクな終末的未来図が描き出されます。

物語の序盤、チキン・ジョージは「不老不死の理論をときあかした」と言い放ち、それを大富豪のローズ氏に買ってもらおうとします。その際に提示した金額が、


f:id:m-kikuchi:20080929192432j:image

(文庫版3巻321ページ。)


九千兆ドルです。全世界の予算総額2年分にあたる額とのこと。

楳図先生が兆より上の単位を知らなかったのではないかとか、そのような邪推をしてはいけません。


続けてはこちら。

The World Is Mine 1 (ヤングサンデーコミックス)

The World Is Mine 1 (ヤングサンデーコミックス)


新井英樹さんの傑作『The World Is Mine』です。*1

トシ・モンの二人組による無差別テロ活動と北海道の山中に突如出現した謎の怪物「ヒグマドン」による破壊行為が同時進行で語られ、それらがメディア等の影響で日本や世界中を巻き込んだ騒乱になっていく様子が描かれていきます。


そして物語の終盤でヒグマドンは捕獲されるのですが、研究の為にアメリカに移送される途中、突如巨大化を始めます。

その際に説明されたヒグマドンの推定体重が、


f:id:m-kikuchi:20080929192506j:image

(YS版14巻124ページ。)


10京トンです。「兆」より上の単位はあまり馴染みがない為に、このページの横には「京・・・兆の一万倍」という註釈が付けられています。


そしてこちら。

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)


大変話題になっていますね。大和田秀樹さんの『ムダヅモ無き改革』です。

内閣総理大臣・小泉ジュンイチローが各国首脳と麻雀対決で外交をするマンガです。非常にテンションの高いギャグマンガなので、麻雀に疎い(僕のような)人間でも楽しめる作品になっています。

以下、ある程度ネタバレが入るのでご注意ください。


第7話で小泉ジュンイチローは、ロシア大統領ウラジミール・プーチンと麻雀対決をします。

その際に小泉ジュンイチローが提示したのが青天井ルールです。点数が上がり過ぎることを防ぐために設けているリミッターを外して行う勝負です。


そしてその対決による点数が・・・


f:id:m-kikuchi:20080929192551j:image

(189ページの筈。ページ数が打っていないので。)


九〇八溝六五一九穣五〇二四𥝱三五九四垓八三四九京九二八三兆六八五七億六一三五万一七〇〇点。最早何が何だか判りません。(´ω`)

「垓」以上の単位とか、小学生の頃にジャポニカ学習帳の裏にあった「数の単位」についてのコラムで読んで以来です。

とにもかくにも、数字だけで圧倒されます。


因みに「溝」の上にも更に単位があります。

「澗」「正」「載」「極」「恒河沙」「阿僧祇」「那由他」「不可思議」「無量大数」と続きます。wikipedia にも書かれていますよ。*2仏教用語なんですかね。更に大きい単位もどうやら存在するようです。


「那由他」は確か、佐々木淳子さんが同名の作品を描いていましたね。

他にはどんな作品で、こういう巨大な単位が使われていたかな。長谷川裕一さんの『マップス』にあったかな?

*1:最近売っているのはエンターブレインから出ている『真説』のほうですが、表紙の絵柄が好みなのでヤングサンデー版を貼り付けました。あと、こちらのほうしか持っていないのです。

*2:「単位一覧」で調べてみてください。

なまえなまえ 2008/09/30 12:39 聖闘士星矢の一輝vs釈迦の時に一輝が釈迦から逃げる(?)時にだらだらと数字の単位が書かれていました。無量大数まで逃げても釈迦の手のひらだったわけですが

いちげんさんいちげんさん 2008/09/30 21:47 こんばんは、「那由他」って単位は『ヘルシング』の中でも
アンデルセン神父が使ってましたね(コミック8巻にて)。
そういや『ヘルシング』も11月号で最終回か、、、。

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/01 00:57 >なまえさん

コメントありがとうございます!
『聖闘士星矢』についてはこの記事に最初にトラックバックを送ってくださった方が触れていました。
僕も読んでいたのですが、すっかり記憶から抜け落ちていた次第です。やはり単行本は持っていないとダメですね。


>いちげんさん

度々コメントをして戴き、感謝の念に堪えません。ありがとうございます。
アンデルセン神父が使っていたことも同様にトラックバック先で指摘されていました。僕が半端なマンガ読みであることが明らかになりつつあります。途中まで買ってストップしているんですよね・・・。(´ω`;)

遂に最終回ですか。これを機にまた買い始めたいところです。

匿名匿名 2008/10/01 23:19 「マップス」を見てみたのですが、ブゥアーが生贄砲計画の原案を思いついたのが
「12兆4千5百億8千万2百70」番目の宇宙でのことだった、という記述が。
上の記事の数字を見ていると、小さいように思えてきますが(笑)
無数の島宇宙を内包した、巨大な「宇宙」を1としてこの数だとすれば正に桁違いかと。

ほかに自分が知っているものでは、「パタリロ!」で
うっかり自作の「世界征服マニュアル」をネットに流出させ、本物の世界征服者を生んでしまったパタリロが
征服者に対してマニュアルの使用料「1京ドル」を請求する話があります。
実際には「払えないなら、マニュアルとその産物である世界支配権を放棄せよ」となるわけですが。

三日月キリン三日月キリン 2008/10/01 23:21 はじめまして。

少し趣旨が違いますが、
Q.E.Dという漫画の23巻に、スキューズ数というものが出てきます。
是は、10の1兆乗の1兆乗の100億乗という数だという解説が出てきます。

まぁ単位のつかない数ですが、多分最大の値ではあると思います。

太郎太郎 2008/10/01 23:50 漫画の巨大な数字と言われるとこち亀を思い出しますね。京とか兆まではいかないので趣旨とずれてるかもしれませんが両さんが会社起こす→失敗で借金が数億・・・みたいなのをよくやっているのでw

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/02 00:23 >匿名さん

コメントありがとうございます!

『マップス』はマンガ史上屈指のスケールを持つ作品なのできっと・・・と思っていたのですが、予想ほど大きい数字は出ていないですね。
とは言え数字だけで面白さは決まる訳ではないですからね。宇宙の数が12兆とか、圧倒されます。「85億7000万年」という途方もない数字もありましたね。

『パタリロ!』は巻数が多過ぎてなかなか手が出せないのですが、時折パタリロとバンコランの掛け合いを無性に観たくなります。(´ω`)


>三日月キリンさん

初めまして。そしてコメントありがとうございます!
『Q.E.D』も殆ど読んでいるのに、すっかり記憶から抜け落ちていました。謎解きの解説とかが時に高度過ぎるので、僕の頭が拒否しているのかもしれません。(’A`)
推理マンガでは某バーローより遥かに面白いと思うので、ドラマ化を機に知名度が高くなってくれればと思います。

それにしても何の為に存在する数なんでしょうね?(´ω`)


>太郎さん

コメントありがとうございます!
そういえばこち亀のガイドブック的な『カメダス』で両さんの借金総額を計算している記事があるんですが、それによると1兆を超えているらしいですよ。(^ω^)
個人的には50〜100巻あたりが神懸かって面白いです。

通りすがり通りすがり 2008/10/02 00:37 ここで言われているものとは少し意味が違いますが、紫堂恭子の「辺境警備」に、「グーゴル・プレックス」と名乗る楽師が登場し、キャラの一人がそれを聞いて「あなたは数学者ですか?」と見抜くシーンがあります。

グーゴル(googol)とは、整数であり、1の後に0が100個連なった101桁の数である。
グーゴルプレックスとは、10のグーゴル乗である。1の後に0を1グーゴル個つけることによっても表わせる。(Wikipediaより)

ななしななし 2008/10/02 06:28 漫画じゃないですが、アニメじゃ天元突破グレンラガンで
「敵!無料対数!」
ってのがありました。

なまえなまえ 2008/10/02 22:51 100万メガトンていうのもおかしいよね

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/03 00:53 >通りすがりさん

コメントありがとうございます!
『辺境警備』は未読ですね・・・。(ノД`)
同じ背景を持つ『グラン・ローヴァ物語』は星雲賞受賞作ですか。面白そうです。機会があれば是非読んでみたいところ。

1の後に0が100個というのも途方もない数ですね。
『攻殻機動隊』2巻の註釈に、10の105乗秒経過すると原子間が極めて希薄な状態で安定するとか何とかいう説が書かれていたのをふと思い出しました。


>ななしさん

コメントありがとうございます。
『グレンラガン』の第一話冒頭の、あの場面ですね!そういえば使われていました。
『マップス』で巨大な数字が出たと思ったのは、この場面と混同してしまったためかもしれないです。

劇場版も観たいなぁ。金も暇もなくそのまま公開が終わってしまいそうです。(’A`)


>なまえさん

再びのコメント(ですよね?)ありがとうございます。
100万メガトン、つまりは1000ギガトンですよね。(´ω`)
でも「ギガトン」という単位、『サイボーグじいちゃんG』以外で見た記憶がないですね。
やはり「メガトン」のほうが馴染み深いということでしょうか。

なまえなまえ 2008/10/03 13:46 不可思議って言う数の単位だけ未だに忘れられない。。

なまえなまえ 2008/10/03 13:58 たしかドラえもんで
栗まんじゅうの体積が一日で宇宙を超えてしまう
ってのがありましたね

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/04 00:43 >なまえさん

「不可思議」だけ、やけに日常的な言葉ですからね。僕も印象に残っている単位です。

くりまんじゅう、1分で倍になるやつですね。
確かロケットで宇宙に捨ててしまうというオチでしたが、今考えると「タイムふろしきを使えばいいのでは?」とか思ったりします。(´ω`)

そういえば、ここ何日かはてなブックマークとかで何かと話題になっているSF作家の山本弘さんが、『宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?』という本を出していましたね。

A47A47 2008/10/04 01:19 数年前に週刊少年チャンピオンに連載されていた
おおひなたごう著の「おやつ」というギャグ漫画の中で、
もし1アソウギ円を貰えるとしたら どういう使い方をするのかを
ネタにした話がありました、

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/04 23:10 >A47さん

コメントありがとうございます!
「阿僧祇」が出てきているとは思いませんでした。チャンピオンを読み始めたのは比較的最近なのでまったくのノーチェックです。そういえばおおひなたごうさんのマンガは殆ど読んでいないな・・・。

そんなに貰えても使い切れそうにありませんね。

なまえなまえ 2008/10/05 15:28 実際の数量ではありませんが、アニメ学園戦記ムリョウの登場人物はみんな単位から名前が取られていますよ
詳しくはwikipedia

TT 2008/10/06 19:41 通りすがりの者です。
数としては挙げられた中ではかなり小ぶりなのですが、『金色のガッシュ』に「829,735×961,527は?」という問題がありました。
主人公の高嶺清麿はIQ190の天才という設定なので、即座に「797,812,605,345だ」と答えました。

実はちょうど先日私も漫画の大きな数について考えたのですが、有名どころの漫画でドラゴンボール・フリーザの
「私の戦闘力は530000です。」
と、ローゼンメイデン・水銀燈の
「586920時間37分ぶりね、真紅」
を考えました。
数としては大したことない(?)ですがどちらもニコニコ動画などで名台詞として扱われています。

それから『那由他』という漫画があるようですよ!

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/07 00:53 >なまえさん

連続でありがとうございます。
それにしても色々とご存知ですね〜。感服です。


>Tさん

コメントありがとうございます!
『ガッシュ』は気になり始めた頃には既に結構な巻数になっていて、集めるのがキツくなっていたので未だ手を出せていません・・・。(ノД`)
フリーザの戦闘力は衝撃的でしたね。初めて読んだときに唖然としたものです。


『那由他』はいちおう本文最後のほうにて。(´ω`)
最近売っているのを見掛けないんですよね。

なまえなまえ 2008/10/10 07:39 「なまえ」ってここの「名無し」のデフォルトですよ

m-kikuchim-kikuchi 2008/10/11 00:22 >「なまえ」ってここの「名無し」のデフォルトですよ

ちょっと恥ずかしいです (//ω///)
普通に「名無し」で出るものだと思い込んでいました。
何ぶんこちらに移って日が浅いので。

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