HVLAテクニックセミナー

 10月も終わりに近づいて来ました。さすがに朝晩など特に肌寒く感じるようになりましたが体調はいかがでしょうか?
 我がカープクライマックスシリーズを無事抜き、念願の日本シリーズ進出となりました。土曜日、日曜日と行われた日本ハムとの試合では、シーズン中のカープらしい戦いで二連勝しました!(^^)!しかし相手はパリーグの覇者で火曜日からはその本拠地札幌ドームです。このまますんなりいくはずはないと思うので、粘り強く頑張って欲しいです。
 そんな火曜日は黒田投手のもしかしたらラスト当番になるかもしれません。メジャーリーグからの多額のオファーを断り育てて貰ったカープに帰ってきてくれた。それだけでもファンにはたまらないのに、優勝の為満身創痍で投げ続け、選手を引っ張り今年のリーグ優勝に大きく貢献してくれました。本当に感謝、感謝です。是非、集大成となる納得できる投球をしてもらい、勝利で締めくくって欲しいと思います。
 10月は神戸にHVLAテクニックセミナーに行って来ました。以前少し書きましたがセミナーには小児や婦人科、電磁波などテーマに分かれているものもありますが、今回は数あるオステオパシーのテクニックの中でも、難しいとされるHVLAというテクニックについて習得、技術向上を目指す内容です。
HVLAとはいわゆる「ポキッ」という矯正音を伴いやすい技術で、関節の矯正に的確に用いられると大きな効果と施術時間の短縮をもたらしてくれます。
 ただ「的確に用いられると」というのがミソでユーチューブなどで「ボキボキ整体」と検索してみることのできるものとは大きく異なります。そもそも「ボキボキ」という時点でおかしな話です。二つ以上の関節が鳴っていますし、ただ音を鳴らすだけなら一般の人でも首や手指など早く動かすと音がしたりします。
 オステオパシーでは首であれ胸椎であれ腰椎、骨盤いずれにしても、可動の悪い関節一か所のみを適格に限局してそこのみに高速、低振幅のインパルスを与えます。それだけに触診技術、身体の使い方などより繊細で的確な動作が求められます。
 加えて、どういう方の身体のどの部位に、いつ用いるかという臨床上の内容も加わることで効果も変わってきます。当然、ある程度ご高齢で骨粗鬆症の疑いのある方に用いる事はないと思いますし、このテクニックが効果的な方もいれば適さない方もいらっしゃいます。
 一つのテクニックをとっても非常に奥深いですが、それだけにやりがいのある、興味深い内容のセミナーでした。