寄生虫ひとりがたり

2018-06-22 無題

ゼミで論文紹介。寄生虫の宿主特異性のパターンについて、生態学者の赤女王と寄生虫学者の系統縛りとのあくなき対立の論文を紹介(少なくとも多細胞の寄生虫に関しては、ここ10年ぐらいこれといった進展はない感じ)。その後M資料館の学芸員の方がお見えになってコモチカワツボの講演に関する打ち合わせ、会議資料の読み込みにヘビ解剖。

2018-06-20 地域貢献

久しぶりにコモチカワツボに関する講演依頼が来た。お世話になっている施設なので,ここ数年研究の進展はないけれども前回と同じ内容でよければ、と承諾。

情無し 21:51

今日一日頑張って,マレーシアのムシの報告がようやく形になった。仕事を引き受けてから3ヶ月近く経つのに、我ながら仕事が遅い…。

2018-06-19

私は陸水学会員でもあり寄生虫学会員でもあるので、やはり一言言わせていただこう。なんで世界湖沼会議開催記念フォーラムが藤田紘一郎氏の講演なのか。

https://www.ecodane.jp

左巻先生のブログによると、藤田氏は著書で「水」についてこんなことを書いているらしい。

http://samakita.hatenablog.com/entry/2018/06/13/223710

最近はこんな記事にも挙げられている。

https://www.buzzfeed.com/jp/narumihori/onigiri-shokuchuudoku?utm_term=.soyVzxl89#.hl0EWkz2G

2018-06-18 臨時休講

今朝、家で何か変な音がするなあと思ったら地震。久しぶりの緊急地震速報で、何の音だかとっさに判断できず、揺れ始めてから「あ〜地震速報か」と気がついた次第(役立たず)。すぐに強震モニタで震源を確認し、かなり大きそうだったので数ヶ月ぶりにテレビのスイッチon。

彦根は被害なしの平常運転だが、JR運休のため大学は臨時休講。しかし、まだJRが運転再開していないので朝早めに登校していた学生の中には帰宅できるかどうか不明な学生もいるらしく、そのような学生に対して大学では対応を案内している様子である(学内のどこかに宿泊できるようにしているのかな?)。

2018-06-14 細切れ時間

会議、卒論関係の相談と文献探し、査読、ヘビ解剖、ゼミの用意で1日終わり。早くマレーシアのムシを書かなければいけないのだが、なかなか進まない。

2018-06-12 梅雨の晴れ間のFW

[] 20:19

I上川フィールドワーク、第3クールの2回目。今日は梅雨の晴れ間で涼しい風が吹き、この季節にしてはとても快適な野外活動でした。

f:id:m-urabe:20180612201320g:image

今クールも投網の達人が出現しました。センスのある学生だと、2、3回練習しただけでたちまち上手になってしまいます。

f:id:m-urabe:20180612201316g:image

最初の一投でいきなりアユを7,8匹もゲットし、同じ班のメンバーも大喜び。

f:id:m-urabe:20180612201310g:image

K出今橋の近くでギンブナを捕まえました。今日は,ギンブナやヌマチチブなど、普段あまり川に遡上しない魚たちが川で捕獲されたのが印象的でした。いったいどうしたのでしょう?

f:id:m-urabe:20180612201313g:image

クロカワゲラの集団羽化跡を見つけました。昨秋は台風の影響で底生動物が激減したのですが,順調に回復しているようでほっとしました。

2018-06-11 変異体探し

[] 21:01

水やリを始めてから約1ヶ月が経過しました。毎日、子葉や本葉の形を確かめつつ、普通の形のものは片っ端から抜いています。今のところ、少しでも変異が出ていそうなのは写真の3本だけです。

f:id:m-urabe:20180611205222g:image

子葉が2裂ではなく3裂で、本葉はまだ1枚だけですが、非対称でカーブを描いた形をしているようです。

f:id:m-urabe:20180611205218g:image

これは子葉が裂けておらず、丸いです。本葉は丸葉ですが、サイドに小さな出っ張りがあり、蜻蛉葉の遺伝子が入っているような感じです。

f:id:m-urabe:20180611205214g:image

子葉・本葉とも形は去年までの青色丸咲と同じですが、色がより明るい感じです。元々は「黄葉」だったのですが、それより明るい「浅黄葉」に変異したのかもしれません。

2018-06-09 ミミズの足跡

内部寄生ミミズの遺伝子分析結果について共同研究者のみなさんと相談したところ、当初の予想が外れたので、もう少しいろいろな場所のサンプルを集めないと結論を出すのは無理という話になった。宿主は広域分布種なのでけっこう大変な作業になるかもしれない。小さなミミズの大きな進化である。でろでろ。

2018-06-07 カワツボ再開

卒論生のMさんと一緒に、久しぶりでコモチカワツボの調査。前回の調査から6年ぶりとなるので、分布域や密度にどのような変化が生じているか,現状の調査である。

f:id:m-urabe:20060620012325j:image

↑これは、以前の調査地の状態(2006年)。コモチカワツボが砂利状態で生息していた。

f:id:m-urabe:20180607184034g:image

当時はこの水路に養魚場からの排水(地下水の汲み上げ)が流れ込み,一年中水温が安定していたのだが,養魚場はかなり前になくなり、今は農業排水が流れている。水温上昇のせいかコモチカワツボの姿は消え,カワニナとヒメタニシの天下となっていた。

f:id:m-urabe:20180607184031g:image

もうカワツボは全滅かと思っていたら,冷たい湧き水がちょろちょろと流れ込む場所にしがみつくようにして少数個体が残っていた。もし、地下水の汲み上げを再開したらまた増えるかもしれないが、現在の状態では他の生物への影響はほとんどなさそうだ。それにしても、6年ぶりに真剣にカワツボ探しをやってみたら、いつの間にか野外で1ミリの貝を見分けるのを非常に困難に感じるようになっていた。コモチカワツボ調査は若者限定だったのか…。

f:id:m-urabe:20180607184028g:image

ゲンジボタルの幼虫を発見。

f:id:m-urabe:20180607184037g:image

微動だにしないので置物かと思ったハシボソガラス2羽。

2018-06-06 運気急上昇

昨日はべべが亡くなり、プライベートでもやや凹むことが立て続けにあって消沈していたのだが、今日はまた大学から国費留学生の採用決定というグッドニュースが届き,遺伝子解析は面白い結果が出て,また新しいカメ(ペットではなく研究用)が届くなど一日中嬉しいことがやってきて、昨日の状態からジェットコースターのような急上昇でハイ気分。人生山あり谷あり。

2018-06-05 訃報

本日、スッポンのべべが死亡しました。2002年6月にハッチリング状態で捕獲されたので、約16歳でした。昨日まで普段と変わりなく、餌も食べていたので死因は不明です。オープンキャンパスでは毎年のようにちょっと危険な展示物になってもらう人気者でした。今までたくさん遊んでくれてありがとう。

f:id:m-urabe:20180606172743g:image

LimnologyLimnology 2018/06/06 17:06 お悔やみ申し上げます。とうとうお目にかかれなかったのが残念です。

m-urabem-urabe 2018/06/06 17:29 今日,カメ研究家の西堀様から聞いた話では,16歳というのはまだ若造だそうです。小型カメ類でも長生きのものは60年余り生きるそうです。

kogatakogata 2018/06/06 23:35 お悔やみ申し上げます。小さい頃から知っているべべちゃんが、卵を産んだりする様子を拝見するのが楽しみでした。長生きすると信じ、いつか大きくなったべべちゃんに会えると思っていたので残念です。

m-urabem-urabe 2018/06/07 08:18 大きくなりましたよ、甲長20センチぐらいありました。この季節に♀のカメが急死する要因としては、卵詰まりの可能性があると思います。検死解剖はしませんでしたが。

2018-06-04 今日の成果

先日相談を受けた希少哺乳類の寄生虫卵は、寄生虫学会のMLに流したらほとんど瞬時に回答が返ってきた。さすがにプロ集団、頼りになることである。また、失敗したかと思っていたミミズのバーコーディングもうまくいっていたことが判明。よしよし、これで今週中には共同研究者に報告ができるはずである。さて残りの解析と論文執筆だな。