えー,福岡教育大学の私の研究室の在学生および卒業生の皆さんへ,大ニュースです(それ以外の人にとってはなんの意味もありませんので念のため)
ヒガイ虫が貝に感染しました。
今日は祝杯を挙げましょう。
その後,観察を続行したところ,既知のムシととてもよく似ています。これをどう解釈すべきか,悩みます。とにかく追試はしなければなりません。もっとヒガイ虫を。

「男社会」の波紋

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私たちの職場である教育機関は,待遇に男女差はないし,研究は個人の能力次第である。私個人はこちらのコメントにあるような「子育てか仕事か」という悩みには縁がない。それなら何も問題はないかというと,そうではない。ここでしょっちゅう愚痴をこぼしているとおりだ。
私は今まで3つの国公立大学に勤務した経験があるので,それに基づいた発言であるが,残念ながら一部の大学教員に,特に女性の職を軽視する傾向があるのは否めない(これは男性教員に限らず,女性教員による同性差別も含まれる)。そのことと関連があるかもしれないと感じているが,どの大学でも,時間雇用の事務職や実験助手は,教員とは対照的に女性の比率が高いのではないだろうか。たとえばウチの大学には非常勤の実験助手がいるが,私の知っている人は全員が女性だ。このことをどう考えたらよいのだろう。この不況の世の中で,決して男性に時間雇用職員のなり手がいないわけではないと思うが,なぜこういう比率になるのだろう。
言いたいことは山ほどあるが控える。ただ,私ほどお気楽な立場であっても,この社会の中で,やはり「女性の一旗手として」戦わなければならない時があるのは事実であり,それは大学に職を持ってから(いや,一度辞めてからか?)否応無しに気づかされたことである。そういう意味では,やはり大学も「男社会」なのだ。