2012-02-10 Friday
■ 糖分は毒です

バレンタインは色恋がどうこうとかそういうことよりもそもそも、チョコレート屋がいつもよりお高くてなおかつさほど凝ってもいない新作を発表するので嫌いです。クリスマスもケーキ屋がいつもよりお高いくせに作り溜めしたケーキを冷凍してそれを解凍したものを売ったりするので嫌いです。ねえ、なんでそんなことするの?なんでそんなことするの?すぐ新しいブランドでてくるよ?お菓子業界は必衰だよ。栄えなくても必衰だし、栄えても必衰だよ。そんなのでいいの?ねえ?ねえねえ?おかしいよね?あっ、お菓子がおかしい!なんちゃって!……じゃねーよ!!!
そもそもバレンタインもクリスマスも祝日でない時点で雑魚である。(byアインシュタイン(うそです))
2012-02-08 Wednesday
■[告知] 女の子の友情は、「さん」付けから始まる。

「インターネットの力を信じるのよ!織田日月(おだ・あかり)!」
9日は別冊少年マガジン3月号の発売日です。連載小説「魔法少女WEB」(作・最果タヒ、絵・紗和さん)の第2話「Witchpedia」が掲載されています!インターネットの力で、きらきらふわふわルンルンな魔法少女に変身した(ただし女子高生)織田さんと、冷静なアニメ好き安楽さんの友情物語なのかもしれない魔法少女ストーリーをよろしくお願いします。
ちなみに、第1話は、先月号(2月号)に掲載されています。2月号は、アマゾンなどでまだ売られていますので、ご興味があればぜひぜひです。もちろん読まなくても大丈夫なように、第2話にはよくある「前回までのあらすじ☆」が掲載されています。書きました。
2012-02-06 Monday
■ MOROHA

インパクトのある発言にするために、自分が認めたA以外は悪、みたいな極端で排他的な言い方をするのって、昔はわかりやすくてかっこいいと思っていた。曖昧さを許容しないで白黒つけちゃうかんじとか。キャッチーだよね。でも、昔はそういう発言で否定された側、つまりさっきの例だとA以外の人たちの反論なんて届かなかったし平気だったけど、そういう人の声がちゃんと届くようになって、発言者がそのたびに、一生懸命「あれは表現上のナントカで……」みたいに訂正しているのみると、がっかりする。これまでだって黙認されてただけなのに、なんの準備も覚悟もしてこなかったんだなって。少数の声がかき消される環境に甘えてただけなんだなって。時間の猶予があったのになあ……。
極端に発言することで、本来なら否定するべきでない人たちまで否定してしまうことになるのははじめからわかっていたことだ。白黒をつける、という作業で灰色である人たちをまるごと黒に放り入れることで、白の純度を増し、それによって発言にインパクトがうまれるわけだから。灰色の人たちを黒に染めることで傷つけるのだってわかってたはずで、そういうリスクも認めた上でインパクトがある方を選んだはずなのになあ……。傷つきましたって言われて急に慌てるのはどうなんって思うわ。気づかなかったって言うなら、鈍感よね。ただの。
2012-01-30 Monday
■[告知] かわいい最強伝説

ギャー 連載小説の新キャラのキャラデザ絵がかわいいー! しんでしまうー! なんだこれはー! この子が作中で生きているのかー! 奇跡やん!
現代詩手帖2月号が発売されました。詩「誕生日」が載ってます。よんでね。よんでね。よんでね。よかったら。
2012-01-29 Sunday
■ オリジナリティの不確定要素

創作をするうえで、自分の作るものが誰にも似ていないと信じるか、それとも似てるんだ自分にはオリジナリティなんてないと考えたうえで過去の作品をどんどん読んで経験値をためるか、という話があって、もうこれは教科書的に言うと、そして合理的・効率的に答えを探せば「似てるかもしれないと認めていろんなものを読め」という答えになるのは当たり前なんだと思う。それがスポ根みたいだとか、そんな単純にいかないのが芸術のおもしろさだろ、とかいうひとたちの気持ちもわかる。っていうかこの答えは「だれにでも」「効率的で」「失敗がない」方法として提示されたとても良心的なものなので、例外はあって当然だと思うし、自分は例外だから、って例外の道を進む人がいてももちろんいいと思うし、でもそれは失敗することがほとんどだよね、自己責任だね、という話なんだろう。
私は、自分が誰にも似ていない、ってことを信じてどこまでも行ってみるのも一つの冒険だとは思うよ。結果をだすことよりも信じることがその人にとって重要なら、つまり、いい作品を書くというより、書くということが楽しくて、それをずっとしていたいなら別に信じて失敗して、でも信じ続けていいんじゃないかって。信じるって、それはそれで孤独だし、暗中模索だし、疑心暗鬼だし、つらい。でも、それで光が見えたらとてもうれしいよね。なによりもうれしい。作ることの醍醐味じゃないかとすら思うよ。作る、ことはそもそも、自分の才能を信じることがはじまりで、実際にその才能がだれかに「あ」と言ってもらえたら、ウワーン!って泣くほどうれしくなるよね。(ちなみに私が書きはじめたころに言われてうれしかった褒め言葉は「だれにも似てないね」だったなあ。)だから、そうしていたいって人の気持ちはわかる。
ただ、そもそも前述の答え、っていうのは「いい作品を書きたいならどうするべきか」という話であって、書きたいから書く、という人は対象ですらないんだよな。書きたいなら好きに書けばいいのだし。けれどこういう考え方の人が、本当にそれだけを考えていられるのかもまた別の話で。欲が出るよね。欲が出る。書きたいから書いているだけ、という人、誰にも見せずにただ書き続けているような人は、ほとんどいないね。
いい作品を作るということではなく、ただ作るということ自体が目的になっている人にとって、自分が誰にも似ていないオリジナルだと信じることは幸せな娯楽だ。ただ、100%そう思っている人もほとんどいない。大抵の人はだれかに見せたがるし、いい作品だね、って認めてももらいたいと思っている。そして、「だったら」という話になる。「だったら」と冒頭部分の話になるんだ。
私は、恥ずかしながら、自分は誰にも似ていないオリジナルだって信じているタイプの人間で、それをほとんど直さずにこれまでやってきたし、勉強不足って問題よねという話を聞くと、ごめんぬぁさぁぁいって半泣きになる。だっていままで書いてきたのは、はじめて書いたら「いいね」っていってもらえたからで、それがうれしくて、それからも「いいね」って言ってもらえるたびにそれらの言葉と自分を信じて、書いてきた。だから、自分を信じたい、ってなるのはどうしても自然なことだった。たぶん、いい作品に触れて「自分もこういうのが書きたい」って思う人とは根本的に違うと思う。読むことが書く動機だった人と、書くことが書く動機だった人は、価値観が違う。読むことが動機の人もたしかに自分を信じてはいるけれど、それ以外にもはじめから、理想とか、憧れの作家とか、好きな作家とか、具体的な期待とか、具体的な夢とか、いろんなものが心に詰まっている。でも、書くことが動機の人って、はじめは「自分を信じる」ことしかない。だから不安がるんだろう。読む、なんていう簡単なことを不安に思うんだ。でもそれは(人によっては)、ただナルシストなだけではなくて、単純に、武器が少ないから、なんだと思う。自分を信じることしかなかったから、それを捨てるのが怖いんだろう。(しかしだからといって、捨てなくてもいいものが書けるのか、これで、という不安は残るのだろう)
別にね、こういう話に答えなんてあるわけないし、進路どうしたらいいですかってきいてくる生徒のようなもので、最後は好きに決めたらいいと思うんだけれど、個人的な話をすれば、私は、別にだれにも見てもらえなくていいなんて思ってないし、読んでもらえたらうれしい。そして、それならば、自分だけでなく他人にも「似ていない」って思ってもらわなきゃだめだ、と考えている。だから「だれにも似てない」とか「宇宙人に見える」とかそういう風に誰かが言ってくれるたびに、「もうちょっと、私、書いていいんだ」って安心する。
(あ、それと、全く読まないわけじゃないよ、私は。読書家ではないけど。)
2012-01-25 Wednesday
■ 才能より集中力を

たーひこだYO−!(訳:なでこかわいい)
音楽やっていてまだ芽が出ていない人にとってバンドのマンガってどうなんだろう 物語として、主人公が無名のころから成功するまでを追っていくわけじゃん 焦らないのかな、落ち着いていられるのかなって思う しかも有名ミュージシャンがそのマンガを推薦していたりしてさ 「しびれました!」とかそういう感想書いていて、あきらかに自分と違って余裕に満ちているわけじゃん それにひきかえフィクションにすら焦ってしまう自分ってなんなんだろう、とか思わないのかな
というようなことを思った
はじめは楽器初心者の主人公たちを見て「あるある」とか笑ってたのに、だんだん自分は経験したことのないことを主人公たちが経験していくのを目の当たりにしていって しかも夢をかなえちゃったりして 完全に「追い越され」をバーチャル体験するわけだけれど そういうの直視できるのだろうかっていう気がする もう主人公が壁にぶつかっても焦っちゃうよね そんな壁、俺はぶつかったことないやー……って そういう焦燥感におそわれないのだろうか それともそんなことで焦る俺じゃないぜ 的なかんじなのだろうか
2012-01-21 Saturday
■ 試し読みの泉

たんぶらというものをはじめるが、もちろん私の自意識により、拡散ではなく発信ばかりを熱心に行おうかと思う。自意識過剰!とかいうかけごえでわっしょいしてください。
さて、最果タヒの作品を試し読みできるTumblrを作りました。もし万が一気に入ったりしちゃったらリブログとか…してほしいなっ☆ (初出等のクレジット表記は削除しないで下さい)
別マガで連載が開始された小説「魔法少女WEB」の冒頭部分も掲載中です。気になったら続き読んでね☆
ネットで拡散されることは幸せでもあり、幸せでもあり、少し不安でもあり、不安が、クリエイティブコモンズライセンスとやらでやわらぐのならばとてもうれしいと思い、あのような注意書きがつきました。邪魔ですね、ややこしいですね、複雑ですね。でもそれでも不安になるぐらいならこれぐらい、と思えるほど、不安は若干あるのですよ。
![別冊 少年マガジン 2012年 03月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61TPmBwc7IL._SL160_.jpg)
![現代詩手帖 2012年 02月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51z%2BUlvn%2BaL._SL160_.jpg)
