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あわわ

2016-06-27

神々の山嶺 下

夢枕獏1997年集英社刊行
初出誌「小説すばる」(1994年1997年)
上巻の続き。
上巻ではずいぶんミステリー調だったのだが、
下巻に入るとそれらは解決し、
一気に「エヴェレスト南西壁 冬季無酸素単独登頂」という冒険物語になっていく。
羽生のストイックさに驚愕するし、
深町が邪魔しなければもっともっと出来たのではないかと思ったりした。
深町がいないと記録が残らなかったかもしれないけど...
羽生はこれで幸せだったんだよね...

眼球が凍りつき、顔のあちこちに、堅く雪がへばりついていたが、羽生は、その眼を開き、前を睨むように見つめながら死んでいたのである。
死の、その瞬間まで、羽生は、自分の意志を保ち続けていたのだ。

狭いところ、動けないところが苦手な自分は冬季単独登山は絶対無理だと思う。
想像しただけで恐ろしい。
映画は見るかどうか少し悩んでいる。どうしよう...

神々の山嶺(下) (集英社文庫)

神々の山嶺(下) (集英社文庫)

神々の山嶺(上) (集英社文庫)

神々の山嶺(上) (集英社文庫)

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