ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜

三上延著 2017年メディアワークス文庫刊行 書き下ろし

  • プロローグ
  • 第一章「歓び以外の思いは」
  • 第二章「わたしはわたしでない」
  • 第三章「覚悟がすべて」
  • エピローグ
  • あとがき

ビブリア古書堂完結編!
無事完結して良かった。
大輔、栞子も無事くっついたようだし。
本作品に登場する古書はシェークスピアの作品。
シェークスピア作品は題名しかほとんど知らないけど、
これを読むと少し読んでみたくなる。

もっと自信を持てよ。お前自身の覚悟がすべてなんだ。
残りの人生なんてどうせ誰にも分かりゃしねえ


あなた以外の誰とも付き合わない。
他のどんな男の人も、わたしにはなんの価値もない…
あなたを好きなわたしが、わたしという人間

シェークスピア作品にちなんだ言葉を入れたこれらの言葉がとても印象に残る。
覚悟を持つこと、自信を持つことがとても大事。
あとがきによると大輔視点のスピンオフ作品や
アニメ映画化、実写映画化も予定されているらしい。
これらもとても楽しみ。
面白かった!

@2017年@図書館