ソープランドでボーイをしていました

玉井次郎著 2014年彩図社刊行

  • はじめに
  • 第1章 どん底
  • 第2章 50歳の新人ボーイ
  • 第3章 シンデレラ城に集う人々
  • 第4章 帰省
  • 第5章 秋の吉原
  • 第6章 吉原が揺れた日
  • 最終章 さらばシンデレラ城
  • おわりに

50歳になってから借金があり職を失い吉原でボーイをすることになった著者。
自分の身に置き換えたらとても恐ろしい。

ツイてる、俺はツイてる!

と自分を信じ込ませて頑張り続けられるか。
子供が大きくなるまで頑張るしかないわけだが...
途中スナックのママの言葉が印象に残った。

人間はね、生まれる以前の記憶を持って生まれてくるのよ。
だから、同じことを繰り返すの。
潜在意識の奥に、もっと深い意識があってその意識が根本的にその人を動かしている。

小さい頃の記憶じゃなくて、奥深い意識の中に刻まれた前世の記憶がそうさせるの。

なんとか小さい頃にその潜在意識の奥の深い意識を変えられるようにしないとな〜

ソープランドでボーイをしていました

ソープランドでボーイをしていました

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