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あわわ

2018-06-10

真贋


今野敏2016年双葉社刊行
初出「小説推理」(2015年2016年)
あまり主役になることはない捜査三課刑事の物語。
犯人はプロがほとんどのこと。
今回は贋作ということもあり捜査二課のちょっと風変わりな刑事も登場。

若者たちは成長していく。自分たちは老いていく。それが人生だ。
だから人は何かを伝えようとするのだろう。

俺はね、俺が培ったノウハウを舎人のようなやつに学んでもらって感謝してるんだ
将来あんたが指導する立場になったとき、
若くて才能と実力があるやつに出会ったら、
きっと俺の気持ちがわかるはずだ

経験を伝えることの大切さがよく分かる。
あまり押し付けがましくならないように注意しないといけないけど。
その塩梅が難しい。

真贋

真贋

@2017年@図書館

2018-06-02

回帰 警視庁凶行犯係・樋口顕

今野敏2017年幻冬舎刊行
初出「日刊ゲンダイ」(2016年)
樋口顕シリーズ。第何弾かはよく分からない。
日本を安全な国というのはもう危ういかもしれない。

それが公安の考え方だ。
万が一国がなくなったら、人権もへったくれもなくなる。
そして、テロリストたちは間違いなく人権なんてことは考えていないんだ。
我々はそういう連中と戦わなければならないんだ

テロリストに立ち向かうため平和ボケな考えを改めないとと思う。
でもこれは樋口顕シリーズ。

平和ボケと言われようが、私は加羅夢の人権を尊重すべきだと思います。
すでにかなり人権侵害をしていると思います

これが前提であるとは思う。
娘の交渉術には舌を巻いた。
ここまでしっかりしてればきっと大丈夫かも。
@2017年@図書館

回帰 警視庁強行班係・樋口顕

回帰 警視庁強行班係・樋口顕

2018-05-19

短編少年

集英社文庫編集部編 2017年集英社文庫刊行
『あの日、君とGirls』『あの日、君とBoys』『いつか、君へBoys』(2012年)を再編集したオリジナル文庫
初出「小説すばる」など(2012年〜2016年)

  • 「逆ソクラテス」伊坂幸太郎
  • 「下野原光一くんについて」あさのあつこ
  • 「四本のラケット」佐川光晴
  • 「ひからない蛍」朝井リョウ
  • 「すーぱー・すたじあむ」柳広司
  • 「夏のアルバム」奥田英朗
  • 「正直な子ども」山崎ナオコーラ
  • 「僕の太陽」小川糸
  • 「跳ぶ少年」石田衣良

壇蜜の解説付き。
ひからない蛍」、「夏のアルバム」は単行本で読んだことがある。
「逆ソクラテス」は今ならそう思うけど、当時はそういう風に考えられなかった。

子供たち全員に期待してください、とは思わないですけど、駄目だと決めつけられるのはきついです

大人たちの先入観に負けなかったぞ、って俺たちにサインを送ってくれよ

こういう風に子供を育てたい。もう遅いけど。
「夏のアルバム」や「僕の太陽」で描かれているお母さんへの思いというのは分かるけど、
ここまでは美しくないかもしれない。
壇蜜の解説はまあこんな感じなのかな。
あまり心に響かない。

@2017年@図書館

2018-05-10

ドクター・デスの遺産

中山七里著 2017年角川書店刊行
初出「日刊ゲンダイ」(2015年2016年)

  • 一 望まれた死
  • ニ 救われた死
  • 三 急かされた死
  • 四 苦痛なき死
  • 五 受け継がれた死

安楽死の問題は答えがなかなか出ないよね。
本人と家族側では考え方が違うし。
ただ本人の意思は大切にして欲しいから宣言出来るようにして欲しい。
自分は一ヶ月ぐらいはいろいろやって欲しいけどそれ以降は自然に任せて欲しいなと思う。
あと経済的負担になるなら早目に見切りをつけて欲しいし。
お金はこれからも生きていく人に使って欲しいから。

家族を死なせたくないのも、苦しませたくないのも、根は同じ思いやりなんだからさ

本人の意志が一番大切かなぁ。
犬養は自分の目の前で安楽死させてしまったけど、今後どうするんだろう?
その点はとても楽しみ。

@2017年@図書館

2018-04-18

CUTIE HONEY TEARS

録画してた『CUTIE HONEY TEARS』を見た。@WOWOW

監督:A.T.、ヒグチリョウ
脚本:中澤圭規、田中靖彦
原作:永井豪
主題歌:「BELIEVE」(西内まりや)
出演:西内まりや、三浦貴大、石田ニコル
製作年:2016年

酷評されたのが良く分かる。
世界観がとても既視感があるし、何よりアクションが弱い。
頑張ってるのは分かるけど素人目にもスキがあリ過ぎる。
ダークヒーロー系で続編とか作りたかったんだろうなと思うけど多分無理なのでは。
残念...

@2018年@WOWOW

2018-04-07

増山超能力師大戦争

誉田哲也著 2017年文藝春秋刊行
初出「オール讀物」(2016年2017年)
増山超能力師事務所』の続編。
やっと続編が出た。今回は長編。
しかもどうやら超能力を良くない方向に使おうとする連中と
手段を選ばずに守ろうとする組織と
それに巻き込まれる超能力師の事件でとても面白い。
「超能力で相手を催眠状態に陥れる、自在に暗示を掛けて操る」
というのは怖いし無敵になるし
本当に超能力戦争になってしまいそう。
続編もありそうだしとても楽しみ。
アリスちゃんはどう成長していくのか...
これもしっかりと描いてもらわないと悶々としてしまいそう。

増山超能力師大戦争

増山超能力師大戦争

@2017年@図書館

2018-03-29

アンカー

今野敏2017年集英社刊行
初出「小説すばる」(2016年2017年)
スクープシリーズ第四弾。(第三弾は『クローズアップ』。)
いつものとおり布施の感の鋭さに驚く。
何に何故違和感と持ったのかというのは読んでいても気になる。
ニュース・報道番組とバラエティ番組の違いなど最近気になる事柄も描いている。

形を守るのが伝統じゃない。
常に新しいものを模索する。
その姿勢こそが本当の『ニュースイレブン』の伝統だったんだ。

この姿勢はいつまでも忘れないようにしないといけない。
変化を取り入れた上で伝統を守ることが出来ればなといつも思う。

アンカー

アンカー

@2017年@図書館