M4Rコラム 第3回(書いた人:時瀬)

マズは一言。 ごめんなさい。
いや、先週だったんだよな俺の担当! すっかり忘れてた!
しかも今日も水曜日じゃないよ! 最悪ですね。


そんなわけで、まずは自己紹介からね。定番のね。
時瀬です。
M4Rの立体、アニメゲーム系担当になります。
主な役割は「いたいけな一般市民をフィギュア道に叩き落すこと」ですよ〜
フォロー分野はそこそこに広いです。プラモ、アクションフィギュア、トレーディングフィギュア、普通の大きめフィギュア等々。
ラジオではそのへんの新作紹介や、おもしろそうなネタ、タイムリーなネタの紹介が主な役割になります。


さて、フィギュアといっても幅ひろいのは上の話でわかっただろう! ということで、俺のコラムでは
「フィギュアの何」
と題しまして、フィギュアに関する基礎知識、応用知識などをさらさらっと語ることにいたします。
最近話題にはなってるけど、フィギュアとおもちゃってどうちがうの? とかフィギュアとドールってどう違うの? とかその辺の話をしていこうかと。


それではまず俺担当第1回として、
・フィギュアの分類
について語るといたしましょうか。


英語でfigureといいますと、形、図形などのほかに肖像や彫像といった意味を含みます。
模型になるとmodelになるね。
日本で(というかこの業界で)の分類は、実はかなり複雑。実際にあるもの、ないしイメージのものを立体として模った、という点では同じではあるんだけど、その対象によって呼び方が違うわけだ。


modelのほうの模型に関しては、主にプラモデルや鉄道模型が当てはまります。ガンダム等のロボット物とかがメジャーではあるけど、戦闘機、戦車、自動車、城とかの実際に存在するものを元にしたプラモデルも数多く存在します。これらはだいたい「スケールモデル」とか呼ばれてるね。1/24スケールとか、実際の尺からどれくらい小さくしてるかを記述してる場合がほとんどなんでそんな呼ばれ方なんだとおもっていいと思う。
人によってはそういう実在のもののみをスケールモデルとして扱ってる場合がある(むしろその方が多いかな)ので、そのへん注意が必要です。
鉄道模型もこれはまた分類が別になりますが、一応modelの方に入るのかな。


ではfigureの方はどんなのか。主に人物や架空の動物を扱ったものがだいたいコレに当たります。
フィギュアの場合は、ある特定のキャラクターを模った造形物、というほうが印象としては正しいかと。大体において服や紙は布意外の素材をもちいて造型されます。
一般的なのは、ポーズが固定されていてただ飾るだけのものがほとんどになります。
また、フィギュアの中でも最近はアクションフィギュアってジャンルが頭角をあらわしてきました。
これは服やキャラクターを造型してあるものに、可動する部分(軸など)を仕込むことで、ポーズ変更ができるようになったフィギュアになります。
アクションフィギュア自体は結構昔からあったんですが、間接が目立つとかうまく動かないとかで物は良くても知名度的にはそこそこ、といったものが多かったのですが、最近そんな状況が変わりつつあります。という話は次回にとっておきましょう。


ちなみに、じゃあそれは間接のあるドールとはまた違うの? といわれると、違うわけです。
ドールってのは一般的には特定のキャラクターではなく、素体があって、服を着せたりすることでカスタマイズされていくものだと思ってください。服は実際に布でつくられているものなので基本高価です。人によっては一体のドールに数十万軽く飛ぶ世界。
ある程度キャラクターに似せたドールってのもあったり、逆に頭だけは造型されてるけど体はドールみたいな間接構造のボディで布の服が着せられているアクションフィギュア、ってのも存在するので、最近では微妙にそのへんの線引きがあいまいな部分もありますが。


大まかな分類はこれくらい。あとは、玩具ってジャンルもまた別にあります。ロボットものとかに多くて、あらかじめ組み立てられていて、変形機構があるようなものはだいたい玩具ジャンルになるかな。トランスフォーマーとか戦隊ロボとか。


一般的に模型と呼ばれるジャンルのものだけでもコレだけの種類がある、というのは理解していただけたことと思います。
今後のコラムでは、主にフィギュア、たまにモデルのスケール以外(ガンダム等)を扱っていく予定なのでお楽しみ。
次回は素材についてのお話にしようかなあ。