こちらのYouTubeのビデオには驚いた。
http://www.youtube.com/watch?v=s1WmOd9O_ew
で、早速自分でも作ってみた。型紙は下記のところにある。*1
http://www.grand-illusions.com/images/dragon.JPG
最初は間違えて作ってしまった。
型紙は英語で、「山折り」が "Moutain Fold" 、「谷折り」が "Valley Fold" であることはすぐにわかったのだが、先入観から龍の顔面を逆に折ってしまった。…というかひょっとしてミスプリントなのじゃないかと思ってしまった。
そうなのだ。この龍の顔を凸ではなく凹になっている。顔面が引っ込んでいるのだ。それをビデオカメラなどの一つのレンズで録ると、まるで観察者を龍の目が追いかけるようになるのだ。片目でこの龍を眺めるとビデオと同じような感覚になる。
両目でみると不思議でも何でもない。しかしこのことに気がつかないと全く最初のビデオにはど肝を抜かれる。最初にこの種の「錯覚」を考えた人はどんな人なのだろう。ビデオカメラが作られてから考え出されたのだろうか。それとももっと昔からあったのだろうか。後者ならばきっと片目の人が考えたのかも知れない…。
私にとっては謎が解決した後も不思議な思いが残るイリュージョンであった。
*1:次のページを参照した。MISDIRECTION:http://misdirection.oops.jp/blog/archives/000390.html