おひさしぶり。

あけましておめでとうございます。
あれから2年、いろいろな事があったのだけど幸いにも仕事も安定・奥さんとも仲良くやっております。その一方で去年のような悲劇としか言いようがない大震災に見舞われ、人生についていろいろ考えさせられる事が多かった。
今年こそはちょっとづつ、このブログにも手をかけてあげましょうか。

勤務開始

12月から新しい会社で勤務開始。社員が店舗スタッフも含めて1000人超というデカい会社。僕に与えられたミッションは、店舗POSや社内・ECサイトインフラ運用管理という、いわゆる社内SE的なもの。業務的には昔いた会社で担当していた内容に通ずるものがあるのでじきに慣れるとは思うが、なんせ大所帯でシステムの規模も大きいためやることが幅広くてとても忙しい。

本社スタッフの2/3くらいは女性。うらやましいと思われるかもしれないけど、経験上女性が多い組織ほど立ち回り方に注意せねばならないので、キーパーソンは早めに把握して慎重に行動していきたい。

すでに社内からかかって来る電話を捌き始めたところだけど、何の因果か初めて取った電話は僕の故郷にある店舗からのサポート依頼だった。そこにはまだ行ったことがないけども、帰省の折に訪れてみる予定。

あと福利厚生が厚い。弁当が激安で買えたり、自社商品が半額で買えたり。クラブ活動も活発で早速フットサル部への勧誘を受けた。ボスが外国人のため英会話教室があって、他部署の人とも交流を持てたりするので次のクールから受講しようと思う。

業務は大変だけど、バックオフィスの雰囲気は比較的良好なので早く仕事を覚えてバリバリやっていきたい。

苦しかったけど転職できました。

とてもブログを書けるような状況ではなかったのだけど、ようやく穏やかな生活を取り戻しつつあるので一応ご報告。
7月の終わり、現職の会社から遠回しに戦力外通告を受け(個人的な印象)、不本意なままで仕事をして精神的に病んでしまう前になんとしても行動を起こさなければと思い、この未曾有の大不況の中で3ヶ月ほど転職活動を行い、こりゃ詰みそうだ…と思っていた矢先に職種の希望も勤務地もマッチした会社に内定が出た。
活動を通していろいろ思うところがあったので、ここに記録しておこうと思う。

  • 現在の就職/転職市場の酷さについて

まず、有効求人倍率・失業率が過去最悪な数値となっていて、いわゆる氷河期よりも更に酷い状況。完全失業率が上がっているのはIT・電機・機械などの業種で正社員・派遣社員のリストラが進んでいて、スキル・経験・学歴・保有資格など求職者のバックグラウンドやスペックにかかわらず全ての人が壁にぶち当たっているという状況。ここで言う壁とは、景気の悪化によりいろいろな会社で解雇者が大量に発生しているのに対し人を求めている企業が少なくなっているので単純に全ての職種で需給のミスマッチが発生していること、また人を募っている企業でも一旦求人広告を出すと職種に関係なく数十〜数百人単位の応募者が殺到するため、人事の負荷を減らすため選考基準を引き上げ書類選考のハードルも高くなっていること。求職者が増加しているのに対し受け皿となる企業が少ない上に、資格・経験・スキル等がフルマッチに近くないと面接にたどり着くのも困難という状況。
あまり実感がない人も結構多い(特に不自由なく働いている人やお年寄り)と思うけど、実際転職しようと思って1〜2週間くらいいろいろな会社に応募すると、現実が相当厳しいことを実感してへこみます。

  • 転職活動の詳細について

僕の場合は転職情報サイト2社・転職エージェント2社に登録しつつ、自社サイトで求人情報を掲示している会社もくまなく探した。
転職エージェントは登録者のスキルや経験によっては利用を断られるケースもあるようだけど、希望にマッチした求人を随時紹介してくれたり、求職者と企業の間に立って面倒な交渉事を任せられるので、働きながら転職活動をしようと考えている人には強くオススメしたい。
最初は転職先の企業でやりたい事が漠然としていて、実際にそんなに都合の良い求人がぽんぽん出てくる訳でもないので、過去の経歴の延長線上にある職種を募集している会社に総当たり的に応募することになると思う。けど、面接や職務経歴書の改訂を重ねるうちに自分の強みややりたい事が明確になった。
応募総数65社のうち、面接までたどり着けたのが8社。最終的にエージェントを通して紹介を受けた会社が勤務地が近くて経験もマッチして、スムーズに内定が出た。
活動中は「vorkers」という、特定の企業・団体に在籍中の人・かつて在籍していた人が匿名で社風や活動などを評価出来るという、ある意味すごいサービスを展開しているサイトを良く見ていたのだけど、おおいに参考になった。
http://www.vorkers.com/
自分自身大企業指向ではなかったのだけど、活動中は誰もが知ってるような大企業もいくつか面接に行き、悪い意味で外と中の印象のギャップが激しかったりして、大企業の悲哀のようなものもすごく感じた。
それから、面接官がこちらが話す内容のメモをきちんと取ってくれる会社は好感が持てた。僕も面接中はあまり気にせずノートを広げてメモを取っていたんだけど、メモすら取らないところは議事録を記録しないで後でどうやって志望者を客観的に評価するんだよ、と単純に思った。ただでさえどこの企業にも志望者がまんべんなく殺到するようなご時世なのに。ものすごい買い手市場だけど、こんな時期だからこそ逆に自分なりの企業評価基準を持つのは大事だ。
あと就職・転職出来ない人の事を指して「これだからゆとり世代は」とか「大したスキルを身につけてこなかったのが悪い」とか、レッテル貼りや自己責任論を語ってしまう人がいるようだけど、現状は本当にハイスペックの人も職がなくて困っているので、やはり不況の影響と、形骸化した労働法や年功序列賃金など労働システムの問題が一番大きいと思う。
元々良い素質を持っていて、特定の職種で突然才能が開花する場合もままあるので、どんな人でも出来るだけ多くの企業や職種を経験する機会を得られる方向性に持っていけないだろうか。個人的には1つでも得意分野があって、その人の適性にフィットする職に就くことが出来れば多少ビジネスマナーやヒューマンスキルに難があっても仕事をこなすうちに自然に改善されるんじゃないかと。

ズーラシアに行ってきた

突然動物を見たくなり、車で30分以内で行けて入場料もリーズナブル!ということで妻とお弁当を持って行ってきました。今年が開園10周年の新しい動物園なので、園内もキレイで各所に軽食を食べられるスポットやお弁当を広げられるスペースがあり、1日楽しめる。

入口ゲート前

入口近くの植木。園内には他にもたくさん。

インド象とうんこ。若い女性達も人目をはばからずうんこうんこきゃーきゃー言っていたのが印象的。

個人的に最も心奪われた動物、マレーバク

バクの口周りの構造がよくわかる写真。

バクかわゆすなあ。

トラ

…トラトラ!恋は一途!(MAXかよっ)

かわうそ君。

フンボルトペンギン。このポジショニング好き。

ヤマアラシ。といえばジレンマ。

ズーラシアのマスコットキャラクター、オカピ。世界三大珍獣。実はキリンの仲間。

Arduinoをはじめたよ


巷で話題のArduino。去年あたりから国内でも容易に入手できるようになったので、安いし面白そうということで買ってみた。Arduinoの扱い方を覚えつつ、車のECUと通信して車両情報をリアルタイムで表示するモニタを2年前に回路まで作って放り出したことがあり、それをちゃんと完成させようという魂胆。ターゲットは日産の車両診断用コンサルトコネクタが付いている全ての車。

ということで一番基本のArduinoArduino Duemilanoveをスイッチサイエンスさんで購入。小物だとクロネコメール便の速達でポスト投函しておいてくれたり、支払いを待たずに注文即発送で支払いまで1週間待ってくれたりとオススメ。あとで使おうと思ってバニラシールド(Duemilanoveに重ねられるユニバーサル基板)も発注。

電車で2駅の距離に電子パーツのショップがあるのだけど、その店に売ってないLCDをアキバまで買いに行き、とりあえずブレッドボード上にテスト回路を組んでLCDに文字を表示するところまでこぎつけた。ここまで1日かかっててない。
ECUとの通信回路はまだ途中なので、それが出来たらプログラムに入るつもり。

式・披露宴顛末記(4)

前回からかなり時間があいてしまったが、これで最終回。

ゲスト集めについて

総数60人くらいで、僕の家と彼女の家のゲスト割合は4:6くらい。自分が呼ばれる時は全然構わないけど、仕事上の付き合いや人数合わせであまり親しくないヒトを招待するのは絶対に嫌だったし、親類も高齢化が進んで出席の辞退があったりで、ちょうど良い人数に落ち着いた。
ゲスト候補は、僕の姉の時の席次を取っておいてあったのでそれを見ながら僕がリストにまとめて母に渡し、出席のお伺いをたててもらった。彼女の方は父親ががんばってリストを作っていた。
友人のゲストは、彼女の方はというと昔の同級生や元の職場の同僚を招待したら結構な人数になったが、僕はちょっと迷っていた。そもそも友人が少ないし、僕と懇意にしている古い友人は殆ど首都圏にいる。田舎にもいなくもないけどしばらく疎遠だったり、他の友人との接点がないので、孤立しないかという心配もあった。で、結局友人の中でもとりわけ古くからの付き合いの男の友人のみ2名呼んだ。一人は僕の近所に住んでいてでいちばん世話になっているので、お車代として往復の交通費は負担した。もう一人は田舎の方だけど、こちらも帰省の折に必ず顔を合わせるくらい仲良し。この二人は中学の部活つながりで接点があったし、彼女側の友人とも接点があったので。
席次は、上座下座で親類間のパワーバランスをよく理解している両親主導で決めてもらうのが一番良い。

前夜まで

式の前の2日間は休みを取り、衣装屋でドレスの衣装あわせと、会場のホテルでプランナーさんと司会者さんを交えての最後の打合せ。とは言っても進行の確認だけだったので1時間程度で終了。当日使う小物(ウェルカムボード・自作の芳名帳など)はこの時に持ち込んだ。
プランナーさんから、当日は同じ会場で式を挙げるカップルがいないので、ゆっくり出来ますよとのこと。

当日(準備)

姉を除いた僕の家族全員と、会場で着付けをする叔母と共に朝早く車で会場入り。9時くらいだったと思う。着いたら新婦側の家族はもう準備に入っていた。僕と彼女は、ホテルのスイートルームで着付けをしてもらえる特典があったため、そのまま上階のスイートへ移動。この日、ちょうど某有名バンドの2daysライブが青森で行われていて、同じホテルにメンバーが泊まってるかも!と浮き足立っていたのだけど、結局本人たちを見かけることはなかった。代わりに、県外から遠征してきたという感じの標準語を話すファンとおぼしき人々があちこちにいて、すげえと思った。
スイートルームはとにかく広かった。着付け中はメイク道具や衣装、ベッドのあるスペースが見えないように丁度部屋の真中あたりでカーテンで仕切られていてとても狭く感じたのだけど…終わってがらんとした部屋に入ったらすごく広かった。風呂もシャワーが4台くらいある大理石作り。青森にこんなところがあったのか…とかなり感動した。準備中は彼女のメイクにとにかく時間がかかるので、それを待つだけの僕はただホテルの中をうろうろしていた。

電報

披露宴でよく読まれる電報。それまでどういう経緯で式を挙げる2人に送り届けられるのかずっと謎だったのだけど、特に自分たちからお願いすることもなく、送りたい人々の自己申告でただ会場のホテルに送ってもらえばいいんだということを初めて知った。幸いにも何人か電報を送りたいという人々(ほぼ仕事関係)からの申し出があり、こんな平民でも僅かながら人望があって良かったと、溜飲を下げた。

リハーサル

チャペルで人前式だったので、結婚式開始30分前にそのリハーサルがあった。先にあったように、この日は僕らの他に式がなく、小さい規模にもかかわらずホテルのブライダル担当の人々が総出でお出迎え。僕としてはリハーサルのこの時が一番緊張して、一番感無量だった。まだリハーサルなのに。

結婚式

リハーサルが終わって間もなく、チャペルがゲストで埋め尽くされ、あれよあれよという間に本番を迎えた。オルガンが奏でられる中、そろそろと中へ。リハーサルはとても緊張したが本番はあまり緊張していなかった、というか少し気が抜けていたと思う。神父さんは外人。去年、同僚の結婚式に呼ばれたときも外人の神父で、ペリーみたいな喋り方でかなり面白かったのだけどこの方は普通の喋りだった。
指輪交換でちょっとしたトラブル。彼女につけてもらう僕の指輪があ、あれ…入らない…。これで少し笑いが起きて和んだ。チャペルから僕らが退場した後に、少し間をおいてチャペルの外でゲストからフラワーシャワーの洗礼。花びらまみれ。

披露宴

大きな部屋ではなく、レストランで披露宴をやることが全くイメージ出来なかったのだけど、総じて普通に滞りなくこなすことができた。僕はともかく、彼女の方はかさばるドレスを着て歩き回らなければならないので、狭い通路でドレスの裾をうまく捌けず大変じゃなかろうかと思っていたが、介添人のおばちゃんに付いてもらったので全く問題なかった。
僕の父が寡黙なのと対照的に、彼女のお父さんがとにかく賑やかな人で各テーブルをまんべんなく回ってくれていたようで、あとでスナップ写真を見返したら出現頻度がとても多かった。またそれと同じくらい、彼女の姪っ子の出現頻度もとても多く、しかもだいたいカメラ目線だった。末恐ろしい。とにかく本当に彼女の家の人々には感謝。
あまり凝った内容を考えていなかった余興は予想以上に盛り上がった。当初から予定していた彼女のおばさんによる手品の披露はもとより、一応会場にセッティングしてもらったカラオケセットが思いのほか活躍した。4人くらい歌っていたと思う。
彼女による両親への手紙、花束贈呈を経て、僕の締めの挨拶は(父の病気でいろいろあったが)家族全員揃ってこの日を迎えることが出来て良かった、ということを話した。退場時は僕と彼女で予め用意していたプチギフトを配ってゲストを見送った。

2次会みたいなもの

昼間のうちに披露宴が終わったので2次会はやらないつもりだったのだけど、僕と彼女の共通の友人のみ総勢6人ほどでカラオケをかなり長い時間歌い倒した。すごい古い歌か、アニソンばかり歌っていたような記憶が。

翌日

ホテルで朝食を取ってチェックアウトした後、少しだけ実家に戻って神奈川へ帰るために駅へ。そこには式にも来ていた彼女の元同僚の人たちが集まっていた。まさにサプライズ。皆仕事を早退して駆けつけてくれたというので、彼女たちの職場は大丈夫なのかとやや心配になったが、こうしてお見送りだけのために集まってもらえたのがすごくうれしかった。皆で集合写真を撮って帰路へ。

52Vインチ in 狭小マンション

シャープ 52V型 液晶 テレビ AQUOS LC-52ES50 フルハイビジョン   2009年モデル

シャープ 52V型 液晶 テレビ AQUOS LC-52ES50 フルハイビジョン 2009年モデル

兼ねてから液晶テレビを買おうと思い、部屋の広さと価格でせいぜい42Vインチあたりが妥当だろJK、と考えていた。
で、カカクコムを眺めていたらAQUOSの当該機種が急浮上。予算内で買えるかも!と思ってヨドバシのサイトで価格とポイント還元率をチェック。267,800円のポイント20%(53,560ポイント)で、近所の店頭に在庫があったので大購入。翌日には非常識な大きさの外箱と共に、約40平米の家におよそ似つかわしくないテレビがやってきた。
AQUOSシリーズの中ではスタンダードクラスの位置づけだが、倍速駆動・1080p/24Hz入力対応と基本スペックは最近の標準をきっちり押さえている。元々癖のないすっきり画質だけど、映像メニューにある色温度やガンマ値など調整の幅も広い。PS3のおかげでBlu-rayはもとよりDVDもかなりキレイに観る事ができた。
設置にあたって、テレビ台は出来る限り高さが低いものを慎重に選び、ネットで見つけた幅160cm・高さ33cmのものにした。うちはソファなどを置かない地べた座りで生活しているので、あまり高い位置にあると首が疲れてしまうし、部屋全体の圧迫感がすごいので。テレビ本体の幅が120cmを超えるので、頭でっかちにならないテレビ台の160cmという幅も丁度良かった。
ちなみに、エコポイントは付与されるポイント上限いっぱい(39,000P)をゲット。ヨドバシの還元分ポイントも、洗濯乾燥機の購入に有効活用した。
テレビ購入からそろそろ2週間くらい経ったが、大きさにもすっかり慣れた。慣れって恐ろしい。