神様のカルテ2

神様のカルテ2 (小学館文庫)

神様のカルテ2 (小学館文庫)


1は読んでなくて。。2から(^^)
地域医療の大変さや、医師の過労について。
医療現場の話って暗くなりがちだけど、ハルさんの存在で調和してる感じ。
お医者さんって患者さんの健康を気遣ってるけど、自分については全く健康を気にすることができてないだな…。それでも患者さんのために全力をつくしくれるイチさんのような医師が居てくれれば救いです。

あぶない脳

あぶない脳 (ちくま新書)

あぶない脳 (ちくま新書)

ほんまでっかTVでおなじみの澤口先生の本。
テレビに出る科学者は胡散臭いって思うんだけど、知ってる名前だとつい手にとってしまう。

内容は、あまり面白くなかった。児童虐待や異性・同性愛、霊感などについて脳科学の観点から書かれているのだけど、脈絡なく書かれてて何が言いたいかわかりにくい。自分の考えを頻繁に挟みすぎだと思った。コミュニケーションは前頭連合野、社会協調は前頭連合野、とにかく澤口さんの研究分野らしい前頭連合野がよく出てきた。前頭連合野の鍛錬不足が「あぶない脳」の原因と言いたいのか?この本の趣旨がいまいち理解できなかった。

glee


今、BSでシーズン3集中放送してる。
このドラマとっても好き。
このドラマ見たら自分を受け入れられる。
強烈な個性を持つ人ばかりが出てるし、歌がとてもいい。
勝手に作られたスタンダードとか、陰口や批判なんてくそくらえって。
周りに好かれる自分を演じてるだけの人生なんてもったいない。
まだまだ若いんだし。
このドラマの登場人物は皆キャラが強くて自分を強く持ってて素敵。

有頂天家族

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

相変わらず面白かったです。
たぬき可愛い。京都でうごめく毛玉たち(*´`*)
続編が楽しみです(^^)

メモ( ..)φ

恐れは経験不足を生み出し、経験不足は無知を生み出し、無知はさらなる恐れを生み出すのだ。
それでは悪循環だ

コリン・ターナー



チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ

本田宗一郎

数学力は国語力

数学力は国語力

数学力は国語力

読楽コーナーで目を引いた本。
論理的とか理系的思考って何だろうと思ってたけれど、この本でなんとなくその答えがわかった気がします。今まで学んできた数学を実生活に応用するための手段を書いた本とも言えます。数学的思考は難しい数学問題が解けるということではなく、数学で学んだ各項目をどのように思考に取り込めるかです。ベン図を使った物事の解釈、確率による客観性、関数的な変換する力、足りないものをxとおいて周りの構図を決める力など。例を挙げながら話が進んでいるのでわかりやすいです。

受験数学からの脱却は意外と簡単なものかもしれないと思いました。高校まで数学は受験的な解法の暗記で、大学に入って数学と関わることはほぼ皆無でしたが、それではもったいない!と感じました。現実と結びつけると意外と楽しいのですね。

SADについて思うこと

社会不安障害(SAD)って病気だけど、患ってる自分なりに思うことがあります。SADに限らず、不安症って不安が強いあまりに逃げてしまうことから始まります。私の場合は人前での発表なんかで失敗したらどうしようって不安が強いあまりに逃げてしまいます。大人数の雑談でも同じ。裏を返せば
、人前では上手にしゃべれなきゃいけないって固定観念が強すぎるのです。でも、固定観念をなくすためには不安な状況を経験して、人前ではそれほど上手く喋れなくても大丈夫なんだ!って気づくことしかありません。つまり、逃避していては何の解決にもならない、むしろ悪化、結果SADというわけです。

この種の病気について甘えであるという批判は常についてまわります。SADのわたしが言うのもなんですが、やっぱり甘えも入っているなあと思うのです。だって、今まで逃げても大丈夫な環境で育ってきたのです。そして環境に甘えて逃げてきたことは事実なのです。やってもやらなくてもどちらでもいい。ならやらないでおこう、といった具合に。傷つくのが怖かった。そこは認めざるを得ません。しかし、それが生まれ持った臆病の資質に基づくことも事実。遺伝子は選べません。過去を思い返してみると、ピアノのコンクールで失敗してその後逃げたこと、中学時代に発表姿をからかわれて逃げたこと、数え上げればたくさん逃げました。事実としてこれらのことは受け止めて反省しています。親もそれを許していた。育った環境、自分の臆病さが原因で今の自分があることも仕方のないことなのです。

でも、今はなおしたいと切実に思っています。上の批判も当然と受け止めながら治したいのです。そのために認知行動してるし、バイトだってちゃんと行ってる。でも、20年近くかけて形成された固定観念は2年や3年でころっと変わるほど甘くはないのです。新しい人間関係を築くのが苦しい。当然できるべき仕事がなかなかできない。バカにしていた自己啓発本を読んだり会話本を読んだり…。社会に出る前になってこの生き方は問題ありなんだって気づく有様。今の環境から逃げることを懲りずにまたわたしは考えています。立ち向かう勇気を持たなければ。人生は結局1人。自分が頑張るしかないのです。楽しいキャンパスライフなんか捨てて、今を治療のための踏み台にしよう。ここは失敗する場所。本気で治りたいなら大学で精一杯失敗しておこうと思う今日このごろです。