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2010-12-13

杉野服飾大学「産業心理学」でのワールド・カフェ

21:22

2010年12月13日、

杉野服飾大学の「産業心理学」という授業の中でワールド・カフェをやりました。


なぜ、僕が他大学の授業の中でワールド・カフェを開催したかと言いますと、

実はですね、先々週の11月29日にこの「産業心理学」のゲスト講師ということで呼ばれたのです。


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「…?」ですよね?


ま、経緯を話すと、

この授業の講師であるけいこ姉さんは僕の師匠みたいな存在でして、

いつもいつも僕に様々なアドバイスをくれる方なんです。


そんなけいこ姉さんから突然、

「まーぼー、ゲスト講師で話してくれない?」と来たわけです。


どうやらですね、けいこ姉さんいわく、

僕のやっている活動が「産業心理学」の実践であると言うのです。


というわけで、

ママチャリキャラバン」「ワールドカフェ」「対話」「僕の世界観」を1時間ほど話させて頂きました。


いや〜、これはマジで緊張した。

最初なんか息つくのも忘れて苦しかったからね。笑


でも、終わってみると、興味を残って残ってくれた生徒が3人。

正直、むっちゃ嬉しかった。


『本当に一つ上なの?全然思えない』

『普通に先生っぽかった』

『何もなしで話せるなんて凄い』


と嬉しい感想をたくさん言ってくれて、

本当に来て良かったと思えました。


そして、12月13日は体感というわけで、

ワールド・カフェを授業でやることになったわけです。


今回のテーマは、

『みんなそろって就活する必要ってありますか?』


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今回は、本当に僕にとっては挑戦でした。


というのは、いつもは「話したい、語りたい」ということが前提で集まった人で開催しているからです。

つまり、「参加したいかは分からない」という授業という枠の中でやる強制的なワールド・カフェ


助っ人で来てくれたTETSU-LAWさん、めぐちゃん、ヘルメ、YUKA、しばけん、

本当に支えになりました。ありがとう。


今回、こういう場での実践は、本当に新鮮で、

たくさんの学びになりました。


まず最初は、ちょっと探り探りな感じで、他人事のような感じでしたが…

話し合ってると、気づけばヒートアップしてきたんです。


さらに席替えをして2回目。

なんだか、ちょっと深いイイ話になってきて…


イイところってところで、

時間が来てしまって終わってしまったわけです。


そこで感じたことは、

「やっぱり、人は語りたい動物なのである」ということ。

そして、「こんな風に真剣に話す機会がない」ということ。


なんだか…身近で今まで話したいけど話してこなかったテーマを吐き出せて、

ちょっとイイ顔になっていた気がします。


ま、完全に主観ですが、なんとなく、

僕の目にはそう映りました。


だからって完全に全員がそうだったなんて断言はしないし、

「は?つまんね〜よ」と思った人もいたんじゃないかと思います。てか、いたよ。たぶん。


ま、でも、それが社会なので、

僕は気にしません。


もっとダイナミックな教育を枠組みから評価すれば、

「あ、俺こういうの面白いと思わない人間なんだ」と気づいたかもしれない。


何十年後、ふと思い出すかもしれない。

今日のワールド・カフェが昼休みの話のネタになったかもしれない。

「まーぼーっていうアツい奴がいてさ〜。ウケるよね〜」ってね。


要は、教育ってそんなもん。だと僕は思ってる。

いつかに今日のこのワールド・カフェが活きる日が来れば、それだけでいい。


さらに、最後に救われたのは、

終わった後にけいこ姉さんの一言。


『こういう考える機会を本来は授業の最初にやるべきなのよ』

『最初と帰るときの生徒の顔が違う』

『また来年も来てもらおうかな』


と大絶賛。

正直、不安だらけだったので凄く嬉しかったです。


そして、気になる内容に関して印象的だったのは、


『みんなそろって就活する必要ってありますか?』に対して、

「必要ない」っていう意見がほとんであったということ。


これには驚いた。


フリーターでもバイトでも構わない』

『働いてお金をもらう。何が違うの?』

『やりたいことを見つけたときがタイミング』


などなど色んな価値観が出た。


中でも、僕の中で個人的に改めて発見したのは、

『その土地での生き方には、あるルールがある。だから、どこでどのスタンスで自分は生きるのかが大事である』ということ。


例えば、

都会では「お金が必要」というルール。

一方、島では「食糧生産力(農力、漁力など)や生命力が必要」というルール。


都会で生きるならば、

もちろん、お金は必要である。


島で協力して生きるなら、

その島の一部としての役割の確立が必要。


そりゃーそう。

都会でお金ない生活は厳しい。

逆に、島で何の生産力もない人は島の一部になりづらい。


つまり、自分はどこの土地でどのようなスタンスで生きたいのか。

ということが大事だと思ったわけである。


さらに、このまま流れにそって僕個人の夢を言えば、

【都会という土地にいながら、島の人のような「人と人との繋がりで生きる生き方」を確立すること】


これは前から考えてはいたけど、

今日話してみて、自分のスタンスを再発見した気分でした。


簡単に言うなら、

都会では対抗的だけど、僕はお金の収入を下げていきたい。


収入は少ない。

なのに同じように、

いやそれ以上に幸せに生きられてしまっている。


この「しまっている」という感じがニュアンス的には大事。笑


「あれ〜?あいつの収入全然ないのに普通に生きてるやん」


そんな生き方。

そんな状況を僕は作りたい。


でも、これは挑戦でもある。


島でこのスタンスで生きるなら言ってしまえば簡単。

でも、僕はあえて、この都会でそのスタンスで生きたいと思うんです。


なぜなら、今の時代は本来あるべき姿の人との繋がりが軽薄になってしまったから。

僕は取り戻りたい。


上っ面だけの、利害関係だけの、関係ではなくて、

心と志で繋がる社会を。


別に「社会を変えたい。世界を変えたい」だなんて大袈裟で偉そうなことは言わない。


「変える」はやっぱり押し付けっぽい。

「変える」は外に目が向いている。


でも、この意識は必要なことではあるとは思うから否定はしないし、そういう人は好き。

かつて自分がそうであったから。ガツガツしすぎてた。


でも、今の自分のスタンスは変わった。


僕は、世界を変えるのではなく、

共にみんなで創っていきたい。

共に考えていきたい。


「このままでいいのだろうか」

そこから話し合っていきたい。


だから、僕はしばし、

対話の場づくりを続けることに決めた。

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