蛍を見に

ほたるウォーク

 住んでいる地区の交流館が主催するほたるまつりに行って来ました。
 その中に「ほたるフリーウォーク」と言うのがあって、歩いてきました。2回目です。
 1回目に行った時は生温いような暑さで、空気がしっとりしていて風もあまりなく、そういう環境が蛍にはいいようなことを聞かされていました。今日は、長袖のカーディガンを着ていても全然暑くなく、寧ろ涼しいくらいでしたし風も爽やかに吹いていて、こんな夜はどうなのかなぁと思っていましたが、蛍に会えました。
 川のほとりを歩いいている時に、ふわあっと光ってはすーっと消えていくのを見ました。見える時も見えなくなる時もものすごく柔らかなのです。暗闇の中をただ蛍を探しているなんて、なんて贅沢な時間なのでしょう。開催に協力してくださった方々に感謝です。「蛍狩りって行ったことある〜?」と邦ちゃんに訊くと、昔の思い出を話していました。わたしもずいぶん昔幼児の頃、確かそんな日があったなぁと追憶していました。はっきりとはしない、何となく・・の追想です。誰と行ったのかなぁとか、はるか遠くの思い出って何によって蘇って来るのかしら。自分の感覚、何か感情とか‥。 って、ふとそんなこと思っていました。時々思い出す「思い出」っていいものだな。浸るのでも悔いるのでもない、そこはかとした日々のこと。

 かわいいうちわをもらって来ました。


 夕方コーヒーを淹れていたら、庭で作業中の邦ちゃんも飲むと言うので、わたしも庭で一緒にコーヒータイムにしました。ケーキでも食べると訊くと、こんな時間にしては珍しく食べると応えたので、冷蔵庫に冷やしてあるベイクドヨーグルトケーキを切りました。水切りヨーグルトで作るこのケーキに二人とも大満足です。