四国への旅その1

四国へ


 「山の日」の深夜零時半ごろに四国へと出発しました。12時間後の12日のお昼12時半に愛媛県のお寺に着きました。わたしの母、兄、弟が眠るお寺に父の遺骨とお位牌を一緒に。永代供養の法要をしていただきました。父が亡くなってから家に置いていた父の遺骨、やっと帰りたかったであろう家族が待っている故郷へ連れて行くことが出来ました。
 父が四国に建てたお墓には父の息子二人と妻が眠っていて、そのお墓を見るべきわたしは一度もそこに行くこともなく、本家の方から急き立てられるような事態になってしまい、一昨年に墓仕舞いの手続きを取ることになり、昨年の夏には本家に何十年ぶりかに出掛けたのでした。その秋に父が亡くなり、翌年の夏の今年、また四国へと行くことになりました。昨年は久しぶりに会ったいとことの再会がとても嬉しいものでした。
 今年もまた楽しい再会となりました。法要を済ませ本家のお墓参りもし、いとこの家である本家に伺い食事をご馳走になり、お土産をもらったりと普通の(といういい方は変だけど)親戚付き合いのようで、ほんとに嬉しかったのです。
 その本家をあとにして、この日に泊まるホテルのある宇和島市に着いてその港を眺めていました。「ありがとう、無事四国まで父を連れてくることが出来ました。やれやれです。」邦ちゃんとそんな言葉を交わしました。

 夜は郷土料理のかどやと言うお店で伊達御膳。ホテルで訊いて、教えてもらったお勧めのお店でした。宇和島らしい料理をいただけて二人とも満足。生ビールも冷酒も入り、あとはやっと足を延ばして眠れます。

 13日の朝、宇和島ともお別れです。次はいつ来るのかしら。このあとは、昨日(15日)までお気楽な旅が続きます。今日はこれで一度アップします。また調子に乗ってると記事が消えてしまいそうでまだ怖い感じは拭えません。