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備忘録 このページをアンテナに追加

2017-10-21 穂高亜希子、青木智幸+望月治孝@みろくさんぶ、静岡 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

泊まらずに帰宅するためには途中まで車を乗り付けねばならない。久々にJR四日市駅近くの駐車場に停める。快速みえで名古屋へ到着する寸前に一瞬、Zepp名古屋が視界に入る。今宵はジャクソン・ブラウンの公演だ。足を運んだのはいつだったのか、忘れかけていたのだが調べると1980年11月ではないか。いまは亡き愛知厚生年金会館、向かって左後方だとしか覚えていない。コンサートのなかば、ニューアルバム冒頭の曲が始まると空気が変わり、バンドとしてのまとまりも出てきて当方の耳には活き活きとしたものに感じられたのだが、このアルバムはファンでは評判が悪い(とブログの誰もが書いている、どういうわけか)。しかし今宵、37年ぶりに再訪するわけでもなく、ひかりに乗って静岡へ向かう。

2017-03-08 グルグル祭り@Tokuzo このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

マニ・ノイマイヤー来日20周年記念のグルグル祭り。さてTokuzoだけでも幾度目の開催になろうか、どこか春の便りを感じさせる恒例のイヴェントだ。そういえば6年前の3月11日の晩も予定どおり行われたのを思い出す。脇をかためるのは吉田達也津山篤河端一の盟友。この3名が4プロジェクトを演ずるJapanese New Music Festival Petitを皮きりに、打楽器二人羽織のManitatsu、Acid Mothers Guru Guruの3セット。赤天では吉田達也による新作楽器「カメリンバ=カメラ+カリンバ」を披露し、Zoffyの新曲は「Rolling Stones On Led Zeppelin with Pierre Henry」(えっ?)といった具合。数々のお約束を真剣に、飄々と取り組む50代男たち。音楽の楽しみ方ってもっと自由なんだと気づかされるばかり。そしてマニ・河端・津山のAMGGは60分に届くセッション。今宵も「Electric Junk」の再演こそあったけれど、昔の名前で…とは無縁の、スポンテニアスで、壮絶かつ容赦ない相互作用の連続。だってマニさん、昭和15年生まれ。でも当方にとってマニさんとはロック史のひとコマではなく、あくまでもTokuzoのステージで汗を撒き散らす存在なのだ。最良のかたちでマニさんに出会えた気がする。(Tokuzoマンスリー5月号「live review」)

2011-10-07 おまつとまさる氏 @元田中ZANPANO このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

叡山電鉄の一つ目、初めて降りる駅。その駅舎を広いガラスから臨むことのできるビルの2Fが会場の喫茶店。対バンはAZUMI、気持ちよく歌う分だけこちらは離れてしまう。

2011-01-06 Victoriaは70年代のバンドですが このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

  • Victoria - s/t (shadoks,CD)某ネットショップより。

昨年の後半に当方が熱中したもののひとつに、JA(Jefferson Airplane)フォロワーをフォローした。そもそもJAじたい、ちゃんと聴き込んでこなかったわけだし、フォロワーといってもJAとはなんら関係なく、60年代後半で紅一点がいるというだけの情報を頼りに(上記も70年代に入って、と既に例外だが)、今更、という声をあろう。しかも既にオリジナル盤など入手困難とあきらめたうえで物事を始めていく、そのイージーさじたいCD普及の弊害とも言えるのだが。CD化という名目でどんな音源も横一列に復刻されていったこともCDの功罪であろう。本来、或るレコード店にて遭遇したレコードに一喜一憂する、という《物語》が成り立っていた。現在でもそれは可能なはずだが、忙しさを理由にサボってきたわけで、つまるところ本稿は自業自得の話か。これにインターネットの普及が相伴って(ちょうどCDの普及の時期が社会人になった頃と重なったこともあって)当方にとっては音源との出会いが変わってしまった。ネットショップではどの店で出会ったのかは二の次にされてしまう。先方の事情ではなくこっちの都合で集めてしまえる状態に。FalloutやShadoks、Radioactiveなどのレーベルものを次々とチェックしていく。近所にそういった音源の持ち主が居れば通い詰めて勉強させていただくだけで十分かもしれない(そういう人物がいないわけでもないけれども)。かつて輸入CDなど2180円といった通例があったものの、現在では送料込みでも単価千円未満で入手可能となればついつい進めてしまう。いくつかはCDにもかかわらず既に廃盤扱いされていたが、そういった情報さえ怪しく、ほんの少しだけ時間をかければプレミア価格でなく手にすることができる。要は、金さえ(ケチって)払えば気楽に手に入る、ということ。ただしここで入手できた音はあくまでも代理品でしかない。かつてFM雑誌の折込付録だったカセットレーベルを挟み込んだカセットテープと同様のパッケージにちがいないではないか(オーディオの観点からはまた別の話となるので省略)。紙ジャケではその幻想度は高いにせよ五十歩百歩。1980年代の真ん中、音がよい、手軽、そしてボーナス・トラックが入っている、などなど様々な触れ込みで確実に移行していったCD、いったんは普及に成功したという点でエルカセットほどには扱われないものの、フロッピーディスクあたりとどっこいどっこいになっていくのではないだろうか。 CDというものは壮大な仇花ではなかっただろうか。部屋を圧倒するプラケースのあの厚みは薄っぺらいCD側の精一杯の抵抗のようにさえ思える。

2011-01-04 あきれたぼういず/川田義雄 - 楽しき南洋 (off note/華宙舎) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

新年なので、旧年に求めたもののうちからおめでたいものを。オフノートのレーベル内新レーベル(いったいいくつめか?!)、瀬川昌久氏監修による復刻盤。瀬川昌久氏による復刻といえば近年ではBridgeから「日本のジャズソング」増補版が挙げられるだろうし、また本復刻シリーズの前夜祭的位置づけのような、大谷能生との共著*1も表している。さて、本作がとても懐かしく思えるのは音楽そのものではなくてスタンダードたる復刻のかたちに因る。ブックレットが厚いために通常のプラケースよりひとまわり大きい2CDケースに収められ、そのブックレットにはバイオグラフィと曲目解説とともにディスコグラフィが掲載されている。表を見れば、過去にリリースされた他社の復刻盤にどの曲が収められているかが黒丸を使って一目でわかるものだ。一般的な代表作「浪曲ダイナ」など本作には納められていないのは、過去にビクター等で復刻済みであるから。つまり本作の購入者を想定するのに、既出の諸作を所有しているリスナーを前提としたリリースとなっていること、そこにはCDもLPも同列にちゃんと一人前のモノとして扱われている。こういったディスコグラフィはブルースとかジャズで一般的であったように覚えている(コレクターでもなんでもない当方が唯一入手したのは土山和敏氏*2によるSlim Gaillardくらいだ)。つまるところ、ダウンロードとは無縁な時代のままだということ。このシリーズ、アンソロジー「SP音源で綴る 二〇世紀之大衆藝能」は全30巻を予定していると聞く。また同時進行で、澤田隆治監修による「ミソラレコード」も立ち上がるという。当方が20代、パンク〜ニューウェイヴ以降、いったんロックを離れていくとともに古い音源に惹かれていった時期が「レコードコレクターズ」創刊(1982年)あたりに重なろうか。そういう時代を思い出して懐かしく思えた。

*1:「日本ジャズの誕生」青土社、なお本書で言及された音源の一部が誰でも同社内サイトで聴取できるというささやかなサービスあり。

*2:ところで「土山和敏」で検索すると、その懐かしいSlim Gaillardのディスコグラフィの画像を拝むことができる。また氏がレコード店を営んでいたこと、また昨年までブログを発表していたことを知る。然るに現在ではそれらのキャッシュでさえすべて消えうせていた。

2011-01-03 あけましておめでとうございます。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

帰省先ではおせち代わりにB級グルメ化してしまった○○餃子で太ってしまう。往復の新幹線では、「ゴジラと日の丸」(片山杜秀)を。1991年から2002年までのコラムを集めたもの。時事問題から音楽まで一貫して《戦前》からの視点が興味ぶかい。ただし精神分析の理論?で解釈を翳した数編は浮いていた。車中のBGMは、年末に購入した「Hampton Grease Band / Music To Eat」。しかしDisc2をCDウォークマンにセットしてみておやっと思う。既に聴いたイントロが、ならば2と1と入れ間違えたか。よくよくチェックすれば、分厚い2CDのプラケースになんとDisc2がダブって2枚入っているではないか。かつてCaptain Beefheart(追悼!)「Trout Mask Replica」アナログ盤を名古屋・新星堂にて求めたときDisc1が2枚入っていて返品したときのことを思い出した。前述のCDはHMVへ手続きをとることができた。ちなみに名古屋⇔豊橋往復きっぷで片道のみ新幹線に乗れば復路の切符を捨てても通常料金より安くなることを知った。帰宅して年賀状とともに届いていたもの。

  • 友川カズキ - 青いアイスピック (PSF)
  • ルソンドゥロス(le son de l'os)- Grass Pillow (PSF) 以上モダ〜ンミュージックから。
  • Stearica Invade Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. (LP+DVDR,limited edition) 版元Robot Elephant Recordsより。美しいマーブル・カラーヴィニール。DVDR付きのは河端さんのところにも入荷しないかもしれないと情報のうえで。

2010-12-26 トリオトリオ、レコ発@ええかげん このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

河芸・ええかげんを訪れました。地元のレコード店マザーグースレコードが自らのレーベルを発足、その第一弾のレコ発として企画されたものです。正直、ネット上ではあまり話題が飛び交っているようにはみえなかったし、大丈夫なのだろうかと怖いものみたさで晩6時過ぎに自宅を出発しました。かつて年に4回も訪れたのは自ら備忘録をひもとけば2003年!7年ぶりであることを白状せねばなりません。河芸漁港を折れて、目的地を見失わないよう堤防道路をゆっくりと車を走らせば、ネオンの光がみえます。わかりやすい!堤防道路を降りれば、車のヘッドライトに照らされるのはマザーグース店長大西さん、出演間近というのに駐車場の誘導も行うマメなお方です。そして店内の賑やかなこと!灯りも多く、何よりもPAがしっかりセットされていて、ライトショーも華やかに浦島太郎の気分です。チャージフリー。タイバンひとつめが、ネギロック。初々しいギターポップ風。次にブギーズ、年季の入ったブリティッシュ・ビート風。そしてトリがレコ発、トリオトリオ。紀北町なじめず旧海山町出身(というか在住ですな)のスリーピース。当方、自主制作CDR4枚とも予習していました。とりわけ近作から、しょぼくれたことを日本語で歌うロックの王道、とみなしていますが。レコ発だというのにニューアルバムの曲は冒頭わずかで「ふだんめったにやらない曲特集」などと宣言して曲を続けるのは彼らがシャイだからでしょうか。トリオトリオの出番で、思い切ってステージ前へ向かったのはよかったのですが、ええかげんは海産加工工場(廃屋)を改造した建物。ステージ左隣りには吹きさらしのスペースが残っていて、演奏の熱気とは裏腹に猛烈な寒波が襲って下肢が凍りつくためにやむなく元のストーブ近くへ撤退しました。