火薬と鋼

9999-01-01 「火薬と鋼」案内・過去記事

システマ杉並練習会のお知らせ

東京都杉並区でロシア武術システマを教えています。

スケジュールや練習場所は以下のブログで告知。

>>システマ杉並練習会


過去記事まとめ

図書館司書のナイフ・銃・武術・図書館語り。

「火薬と鋼」でよく資料として使う過去記事。初めてここの来た人向けのまとめでもある。

(2016年10月4日更新)

続きを読む

2017-02-22

[][] 自転車に武器を隠す仕込みハンドル

http://nunchuckgrips.com/grip-accessories/

D

Nunchuck Gripsというメーカーが自転車のハンドルに護身用武器を仕込んだ製品を販売している。

会社名で「まさかグリップがヌンチャクになるのか」と思った人もいるかもしれない(私はそうだった)。

しかしNunchaku Gripsのグリップに仕込まれているのはナイフと催涙スプレーだ。

中空のハンドルに折りたたみナイフまたは細身の催涙スプレーが収納されており、緊急時に引き出して使う。

ナイフはガーバー製のフレームロックナイフSTL2.5が使われている。

鋼材440Aステンレススチール、ブレード長5.3cmの小型ナイフだ。

このハンドルは隠し収納としても使えるようになっていて、専用ケースを買うとお金や電池などの小物を入れることができる。

ナイフ、催涙スプレー、収納ケースは自由に組み合わせて注文できる。

ハンドルは9.99ドル、ナイフは19.99ドル、催涙スプレーは11.99ドル、収納ケースは7.99ドル。

2017-02-21

[] Cold Steelの大型フォルダーFrenzy

http://www.coldsteel.com/frenzy1.html

D

Cold Steel Knives社の今年の新製品の一つ、Frenzyが発売された。

カスタムナイフメーカーのAndrew Demkoがデザインしたフォールディングナイフで、日本の兜割にインスパイアされた形状だという。

ブレード長14cmとフォルダーとしてはかなり大型のモデルだ。

鋼材はCTS XHP、ハンドル材はG-10、ロック機構にTri-Adを採用している。

価格は239.99ドル。

2017-02-20

[] 銃を隠し持つジャケットCacharme Executive

https://cacharme.com/product/the-executive/

SHOT Show 2017でCacharmeは拳銃を収納するジャケットExecutiveを発表した。

私服警察官、潜入捜査官などが使うジャケットで一見銃を隠していることが分からない作りになっている。

別売りの専用のホルスターを内側に装着するようにデザインされているほか、一般的なジャケットよりも内側のポケットが多く作られている。

素材はポリエステル70%、ウール30%で色は黒またはブルー。

アメリカ製で価格は399ドル。

Cacharmeでは同様の機能を備えたコート、ジャケットのカスタムオーダーも受注している。

2017-02-19

ネット小説に見る空手とカラテ

Twitterでの六葉(@h_rokuyou)さんのツィートから

  • この後のツィートで言及されているようにネット小説の「カラテ」の使用例には『ニンジャスレイヤー』の影響で空手とはかけ離れたものがある。
  • しかしここでよくやっているネット小説の調査でこれを除外するのは今のところしていなかった。
  • 理由としては以下の3点がある。
    • これまでの調査で「カラテ」表記で「空手」を指す用例が多い。
    • 明確にニンジャスレイヤーの影響下にある作品は少数である。
    • そもそも創作に登場する空手・カラテの使用例は現実の武術名とかけ離れたものがある。
  • 試しにこの一年の内訳の例を出してみる。
    • 「小説家になろう」の検索結果から。
      • 「空手:240件」「カラテ:9件」
      • 「カラテ」のうちニンジャスレイヤーの影響が明確なもの:1件
    • 「アルファポリス」の検索結果から。
      • 「空手:90件」「カラテ:7件」
      • 「カラテ」のうちニンジャスレイヤーの影響が明確なもの:2件
  • 以上の影響はニンジャスレイヤーで使われる用語が登場しているかどうかで確認した。
  • 現状、空手が非常にメジャーな武術で数多くのネット小説に登場していることもあってニンジャスレイヤーの影響は限定的である。
  • 「カラテ」表記はネット小説では「極真カラテ」のような呼称や外国人の発言などの場合によく使われている。
  • 一方、最近の二次創作小説にはかなりの影響が出ている。
    • ニンジャスレイヤーの二次創作ももちろん含まれるし、クロスオーバーや影響を受けた小説もある。
  • 二次創作小説投稿サイトの例を出してみる。
    • 「ハーメルン」のこの一年を対象とした検索結果から。
      • 「空手:184件」「カラテ:19件」
      • 「カラテ」のうちニンジャスレイヤーの影響が明確なもの:17件
  • 二次創作小説では「空手」「カラテ」の区分がニンジャスレイヤーの影響の有無とほとんど同じである。
  • 二次創作小説に限っては分けて集計してもいいかもしれない。

ネット小説の武術雑感:戦いをハックする武術・ハックされる武術

体調悪いので家で大人しくしている。

特にやることがないので昨日のネット小説の最近の武術の描写で気になったことの時に書かなかったことを書いておく。

  • 海法紀光氏による「小説家になろう」系の異世界チート物についての解説 - Togetterまとめと関連する話。
  • ネット小説には「戦いをハックする」とでも言うべき内容がかなり含まれている。
    • 既存の戦法・戦術に合わせるのではなく主人公だけが知っている手段によって戦いに勝つような話だ。
    • 楽をして勝つ例もあるが、主人公しか思いつかないような苦痛に満ちた手段を選ぶということもある。
  • そうした内容は戦争を扱った話にもあるが、ここでは武術で想定しているような一対一、あるいは少人数の戦いの話である。
    • 独自の知識・発想・技術によって強敵に勝つというのは格闘技マンガでもよくある話なので、ネット小説固有の話ではない。
    • しかしネット小説では多数の作品が公開されているので、以前より多くの例を読めるようになった。
  • 一つの類型が「戦いをハックする武術」とでも言うべきものだ。
    • 主人公だけが学んだ格闘技・武術によって戦いで圧倒的に有利になるパターンだ。
    • 例えば武術がない異世界で主人公は武術経験で戦闘に勝てるといった話である。こうしたパターンは結構多い。
    • よくある例では主人公は武術を伝える家の出身であり、特殊な環境で平和な現代日本では活かせなかった武術を活用することになる。
    • このパターンは極端なことを言えば進研ゼミの漫画の後半の展開と同じである。
      • 「あ、これ〜流でやったことだ!」とは言わないが。
    • 多数の武術をマスターした主人公というよくあるキャラ設定も、才能やセンスを示すというより「前もって勉強してきた」というのと近い。
      • このため数多くの技を知っている技のコレクターとでも言うべきタイプが強いことがある。
      • 現実だと数多くの流派の技を知っている=それだけ数多く使いこなせる、というわけではないが、創作だとその辺は状況に応じて自在に使いこなせることにできるわけだ。
    • 小説で「実戦的な武術」とされるものはこうした戦いをハックする技術や知識があるものとして扱われる。
    • このパターンは後出しで使える技を増やすことも可能だが(『魁!男塾』を思い出そう)、全体としての整合性・一貫性がなくなることがある。
  • もう一つの類型は「ハックされる武術」とでも言うべきものだ。
    • 格闘技・武術を学んだ側がその戦い方の隙を突かれて負けるパターンだ。
    • これは主人公の敵、ライバルによく発生する。普通の戦い方では強いが主人公の奇策や発想に負けるという話が多い。
    • この場合、武術というのは想定した状況でだけ強いものとして扱われる。
    • 先に挙げた「実戦的な武術」と対比されることもあり、「戦いをハックする武術」と「ハックされる武術」が対立するものとして登場することがある。
    • 「ハックされる武術」に登場する武術者の弱点・欠陥は、現実の武術に対する知識・先入観、ときには誤解が出ていることがある。
      • 例えば二刀流は片手持ちだから一方の刀だけで受けるように攻撃すれば弱い、とかある。
    • このパターンは作者の発想力が乏しいと早々に連載が止まる。

より薄くなったスマホ型スタンガンiStun2

NEW: GUARD DOG ISTUN 2 “CELL PHONE” STUN GUN

護身用品のGuard Dog Securityはスマホ型のスタンガンiStun2を発売した。

この前のバージョンである最初に発売されたiStunはかなり厚さがあって、スマホに見えないものだった。

しかし薄くなって一見スマホに見えるように改良された。

USBで充電し、LEDライトの機能とスタンガンの機能を持つ。

価格は45ドル。