感動体質


速水もこみちオトコ・タントに腰砕けつつ(笑)、わたしの最近いちばん気になるCMは、SUZUKIのアルトなんです。そう、“がんばってるひと、かわいいひと”というキャッチコピーのね。



僕は知ってるよ
ちゃんと見てるよ
頑張ってる君のこと
ずっと見守ってあげたいから
君だけのアルト



っていう、オリジナルのCMソング。
30秒のロングバージョンもあるんだけど、イザ今書こうとしたら歌詞ド忘れしちゃった。(また次見たとき書き足そう・・・)


わたしは映画でも本でも何でも、感動して泣くということがナイのです。
感性が鈍いのかなあ?なんて自虐的に思ってたこともあるのだけれど。
いつか泣けた時は本物の感動なんだろうなって、訪れるのを待つことにしました(笑)


そういえば、こないだ小沢昭一氏がラジオで「人間70を越えると、涙腺がゆるくなるってことが科学的にも証明されてるんだそうです」って言ってたわ(*^-^*)
そういう物理的な原因もあるのねー、ってわけで、泣く=感度が高いって決まるわけでもなさそうです。


もしかしたら、感動して泣くとかの心が大きく揺さぶられる状態を、水が沸騰することに例えたら・・・、感動しやすいって沸点が低いってことみたいじゃないですか。
むしろ鈍い。
ちょっとしたことで沸点を越えるというか。
知識人やメディアがこぞって言うような“キレやすい若者”の原因の一つが、些細なことで沸点を越えてしまう感度の鈍さにあるようにも思えてきませんか?(わたしだけ!?)


無気力無関心と、純真無垢な感動屋が、紙一重みたいで怖いなあ。


アルトはどこへ行った、ってほど話が外れてますが。
わたしがただ一つ涙腺を壊されるのは、現実です。
毎日が精一杯すぎて、フィクションにリアリティを求める余裕がないのです・・・。


目下どっぷり浸かっている子育て。
アルトのCMの歌詞は、ママの現実そのまんま。
友人のkimuさんと最近話したときに、彼女が
“家事場のママ力”っておっしゃってて、ホントそう!って思ったくらい。
現実を逃避したいわけでもなくて、
頑張ってないふりをしたいわけでもなくて、
ただただひたすら一生懸命やってます、もうそれだけです。


初めてCMにウルッてきたよ。
車を運転してる時に、よく鼻歌で歌ってしまうの(*^-^*)


・・・とか言いつつ、わたしの車は、モコなんだけれど(笑)