灘五郷の酒ぶらり旅、三年かけて無事終了す

 自宅が灘の酒蔵が近いこともあり、灘のすべての酒蔵を順番に巡ってお気に入りの一本をセレクトしてお店で販売するという灘五郷の酒ぶらり旅という企画を実に三年ぐらい前からはじめていましたが、ようやく無事全部まわれました。
 
 お遍路みたいなこの企画あせらずゆっくりと灘のそれぞれ蔵の規模や社風を体感する事ができました。大手は大体酒蔵ミュージアムがありそこでお酒がかえました。中堅は直接買えるところもありましたが、問い合わせすると直接買えない場合が多かったです。小規模のところはその場で瓶詰めしてラベルを貼ってくれて大体うらの倉庫からとってくるという感じでした(笑)


 大黒正宗、灘泉は当初蔵がありましたがまわっている間になくなってしまいました。(どちらも提携の蔵で製造しブランドは存続しております)
 特に灘泉は昔ながらの木造の趣のある蔵だったのでなくなるのが惜しかったです。
 あとすでに廃業、休業している蔵もちらほらあります。阪神大震災のとき廃業されたところが多いです。


昔と現代の酒作りを対比させて作り方を学べる白鶴酒造資料館


この企画の最後は維新の志士も好んでのんだ剣菱の限定品長期熟成酒の瑞祥

 この企画のおかげで徳若と扇正宗を知る事ができ当店の定番酒となりました。
どちらも安くておいしいお酒です。
 またどちらのお酒も小規模な蔵で生産量も少なくあまり流通していないので飲める店はほとんどありません。

 他にも道灌や大黒正宗などおいしいお酒を知る事ができました。

次は伏見の酒ぶらり旅の始まりです(笑)

乞うご期待!!