イラスト地図をつかった地域活性のために 木津川市実験

わたしの会社のある関西学研都市をGoogleMapsでみると
なんと、さみしいことに、ほとんど見所がのっていません。
近くに、幻の都、恭仁京跡(くにきょうあと)や
名宝三寺、海住山寺岩船寺浄瑠璃寺など
見所はたくさんあるのですが、なかなか初見では
みつけられないです。



初めて地域に来た観光客を、迎えるのに最強の地図は、
地域らしさを前面にだしたわかりやすい、
無料で配られている地域のイラスト地図です。



2009年度の後半、若干駆け足でしたが、
「地域イラスト地図利活用協議会」を以下のメンバで3回開催しました。
(協議会メンバ)木津川市木津川市観光協会京都府
(オブザーバ)国立国会図書館関西館
(主催)(株)ATR,(株)ATR-Promotions



木津川市の、地域イラスト地図を活用した
携帯端末向けアプリの制作に取り組みました。








実際に木津川市内の主に加茂町付近を、このアプリで歩いたのですが、
紙を補完する可能性を感じることができました。
このようなアプリをつくることは、どの自治体でも可能です。
コンテンツは既存のイラスト地図データを使うだけなので
無理なく無駄なく、全国に広げることができます。


2008年度のユビキタス特区でテスト運用した
東映太秦映画村のイラスト地図上での現在地情報付き
テーマパーク内を巡るのが、大変好評だったのですが
これはそのiPhoneアプリ版ということで
ますます手軽に紙とGPSを融合させたサービスに発展しそうです。