東京ドームにて唐川先発試合を観戦

　雨天中止に泣かれた先週末。唐川先発試合はウイークディの東京ドームでの日本ハム戦になったので行ってしまいました。でも行ってよかった。生唐川を見るのは昨年7月の千葉県予選準々決勝、そして唐川自身高校生活最後の試合である東海大浦安戦以来のこと。スタンドにいても唐川目当てのファンが多かった。プロわずか３試合目の登板ですでに「客を呼べる」選手になっている。そりゃそうだろな。なにしろ高卒ルーキーが２連勝するのはダルビッシュ以来なんだから。しかもダルビッシュよりも早い時期でのプロ入り初勝利だし。この試合で唐川がはじめてマウンドに上がる時、不覚にも目に涙が浮かんでしまったよ。そして試合中投球する毎にあれだけ声援を送ることなんて学生以来のことかもしれないな。思い返せば高校１年の秋季大会から見続けてきたからかもしれません。投球内容もよかった。８イニング２失点、稲葉には甘い変化球を本塁打された以外は完璧だったと思う。２失点目も不運なイレギュラーなヒットだったから。ストレート、スライダー両方で三振取れるし、緩急つけての投球もうまかった。本人のインタビューによれば、過去２試合よりも出来はこれでも悪かったらしいからすごい^^
あと、実際に見て思ったのは落ち着いて投げている姿は、初々しさは感じない。雰囲気というかオーラを持っている。マウンドさばきから何から何までがだ。またテンポがいいピッチングというのもチームにいい流れを呼んでいる。唐川には試合を支配している雰囲気すら感じた。そこには風格すら感じたのは俺だけだろうか? だがプロも甘くはないので各チーム一巡した後には、対戦二試合目には研究されて痛打されることもあるとは思うが、彼ならそれを乗り越えていくだろう。がんばれ唐川!