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宇宙塵(ウチュウジン)

2017-06-24

『一日一曲やる・馬野ミキ』

| 08:30

おはようございます。ペヨー太です。

歌手の馬野ミキさんが、先日から『一日一曲やる』というサイトをはじめました。

タイトルが表わすように、一日一曲(時にはそれ以上)の曲を、サイトにアップしていくという内容です。

もともと十六歳の時に、音楽を本格的にやるために鳥取から上京したミキさん。しかし、組んだバンドは軌道に乗らず、すぐに脱退。一人、新宿池袋などの路上で、アコーステックギター一本で日銭を稼ぐ生活にシフトします。

紆余曲折あり、音楽をやりつつも、活動の中心は詩の世界へと移行。ここ数十年、詩集の発行、イベントの企画運営、スラムへの出場など、詩の活動を中心に日々を送ります。

そんなミキさんの表現のテーマとなるのは、「自分自身でいながら、全体的であること」、つまり「自分を全体性へと統合していくこと」でもあります。

本当は一番やりたいことだけれど、どこか向き合うのが怖くて、真剣になれずにいた、ミキさんにとっての音楽。その壁を越え、いよいよはじめたのが、この『一日一曲やる』でもあるようです。

「久し振りに、朝方から夕方までずっとギターを弾いていて。何度も自分が自分になれる瞬間に包まれてさ。これは圧倒的な感覚だよね」

というようなことを語ってくれたミキさん。

今回、そんなミキさんが取り組んでいた、ある歌の替詞のお手伝いをしました。



Saint-Germain-des-Prés / あとには何もない

https://www.youtube.com/watch?v=1FSv4niS5Kw

作詞:馬野ミキ・ペヨー太


雨の降るパリ 廻りだす傘

教会通りで 祈りはこぼれ

花束抱え かけだす人の

舞う花びらの街 このSaint-Germain-des-Prés


きみは空へ そらはどこへ

あの寝言 飾窓 朝の匂い

君が消えた Saint-Germain-des-Prés

部屋を揺らす サイレンと この水溜まり


日曜の市場で 何を探すの?

あの凱旋門を 誰が凱旋する?

ラジオを消して 藤棚の下

今日はあなたが いなくなった日

2017-06-13

父とクワガタ

| 19:52

こんばんは、ペヨー太です。

今日、来客がありました。

僕は、父と母と一緒に団地に住んでいるんですけど、

なんでも父が、団地の階段にいたクワガタを見付け、

それを同じ団地に住む小学生の男の子にプレゼントしたみたいで、

その男の子とお母さんが一緒に、わざわざお礼に来てくれたんです。

父は男の子を家に招き入れ、自分の飼っている巨大化した金魚ナマズ(プレコ)を見せてあげたりしてました。

その様子を音だけで部屋から聴いていたんですけど、なんだかこれが、僕の求めていたひとつの答えのような気がして、あぁ、父の子でよかったとつくづく思ったのでした。

最近、色々な場面で、「自分のため」と「人のため」の違いについて考えていました。

僕が物をつくるのは、結局「自分のため」だけで、自分を高めたいとか、自分の限界を知りたいとか、そういった感覚におけるある種の気持ちよさに支配されていたように思うのです。

そんな折に、「人の役に立つ仕事がしたい」という二人の方の話を聞く機会があったこと、僕の生活の一部と言っても過言ではない、大好きなブログ詩と惑星」が終ってしまうこと、そのブログを書いている三人の詩人さんの生き方に感銘を受けたことなどが重なりました。

そして気付いたのは、シンプルに、僕の限界を決めているのは、「人のために生きていないこと」と「社会に出ていないこと」だと、痛いほど再確認したのです。

そのタイミングで、父のクワガタの一件があり、単純にすごいことだと思ったのです。

夕飯時、テーブルを囲む父と母に、今、本気で社会復帰を目指していることと、父のクワガタの行動に感動したことを伝えました。

母は「大袈裟よ!」と噴き出していましたが、父は「安心した」と言ってくれたあとに、色々と助言をくれました。

僕は僕の出来ることを、まず足元から、家族から、はじめていきます。

さんざんな人生を送り、それに巻き込んできた父と母たちに恩返しできるよう、毎日を丁寧に生きていきたいと思います。


植岡勇二

2017-06-09

詩集『そりゅうしのうた』フライヤー

| 10:21

f:id:macromoai:20170609095206j:image:w640

こんにちは。ペヨー太です。

マイナビ現代詩歌セレクション、22にナンバリングされている僕の詩集、『そりゅうしのうた』のフライヤーを遅ればせながらつくりました。

表面はご覧の通りです。フライヤー特有の文字情報を一切排除し、白想景さん作のビジュアル『素粒子の唄』をフルにみせています。

なぜ今回、表面の文字情報を排除したか? それには考えがあります。

消耗品になりがちなフライヤーというものを、ひとつの物として、作品として手元に置いておいたり、飾ったりして頂ける形にしたかったことがひとつ。

白想景さんの作品は、その複雑性が面白く、一枚の絵の中に、毎秒変わり続けるかのような動き、時間が存在する。

それを近い手元で観て、体験して貰いたいという想いもあります。

もうひとつは、普段僕らがあまりにも『名前』などの情報に頼り過ぎている感があるな〜という想いからです。

ときに名前やテキストには情報が込められ過ぎていて、親切過ぎるが上に、受け手の想像力を奪うことがある。

この文字情報のない、表面を観た時、「これって何のフライヤー何だろう?」とか、「これって何を表わしているんだろう?」など、一旦想像する時間を持って貰いたい。

純粋に、生に近い形で作品と対峙して貰いたい。

そして願わくば、そこにある恐怖に似た感情や不安感を味わって貰いたい。

そんな考えのもとにつくりました。

僕も白想景さんも、今現在、世間には知られておらず、無名です。

その無名性を逆手に取り、作品だけで勝負したい。

そんな展開でございます。

て、全部しべっちゃったからあまり意味がないんですけど。。ま、いいか。


来月、7月9日(日)には、江戸東京博物館にて行われる詩のマーケットイベント

TOKYOポエケット』に出展したいと思っています。

そこで、このフライヤーも配りますので、良かったら遊びに来てください。

新作詩集『うちゅうのうた』や、朗読入りアンビエントCD『水の中のフラクタル』なども発売予定です。

よろしくお願いします!



植岡勇二

2017-05-26

この三カ月間、何をしていたか?

| 06:24

おはようございます。ペヨー太です。

約三カ月振りとなる先日の記事、susumu yokotaさんのMIXを掲載するまでの間、一体何をやっていたかというと……。

半分が持病で寝込みつつ物をつくっていて、半分がひたすらBUCK-TICKを聴いているという日々でした。

昨年末くらいだったか、アップルミュージックで、BUCK-TICKの新譜『アトム・未来派・No.9』を偶然聴いてから、人生で三度目のBUCK-TICKブームが到来し、ファーストから聴き返し、今このときになってみて、初めて、当時からBUCK-TICKがどれだけ革新的なことをしていたかということに気付かされ、それ以降、現在に至るまでのアルバムをコンプリートするために励んでいたという流れにあります。いいものは時を越える、ということを再確認です。

BUCK-TICKは今年で活動30周年にあたりますが、決して同じ場所に止まることなく、常に新しいことに挑戦する姿勢が伺えます。そこに長年の経験が乗っかってくるので、サウンドは骨太でいて繊細、そして何より個性的です。

ドラッギーなそのサウンドはまさにドラッグそのもの、といった中毒性・依存性の高さを持ち、ついついあらゆる時間をBUCK-TICKのために費やしてしまいます。

そんなBUCK-TICKをある音楽狂の友人に紹介した所、友人もBUCK-TICK中毒に見事陥るハメに。

「ビジュアルに騙されて聴いてなかったけど、音楽の幅が広いし、音楽を大事にしてるのがわかる。自分のことを信じてやり続けてる。学ばされるよ」と、賞賛。

そんな友人が、BUCK-TICKセカンドアルバム『SEVENTH HEAVEN』とサードアルバム『TABOO』が対になっているかのようだと教えてくれて、なるほど、と腑に落ちる。

それはまるで、陰陽の関係のようだと。納得。

そしてその場で音楽話は展開して、susumu yokotaさんの逸話を語り合う流れに。

ビョークレディオヘッドなど、世界的にリスペクトされるヨコタさんだが、周りに聴いている人は意外と少ない。

家に帰り、ヨコタさんを聴き返す。するとその音の深さ、展開の妙に稲妻が走り、そのままふたつのMIXを勢いでつくった、という展開でした。


ペヨー太




BUCK-TICK 2017.4.26発売LIVE Blu-ray/DVD 「TOUR アトム 未来派 No.9‐FINAL‐」本編ダイジェスト視聴トレイラー

https://youtu.be/13toHOBL09o


Susumu Yokota - 2 Skys

https://youtu.be/rK_4LT8OnIE?list=PLU4GGt1vcNwIzzrPzixvB6Id3BgzwZh5u

2017-05-23

Susumu yokota MIX

| 14:02

お久し振りです。

つくったり、つくれなかったりの毎日ですが、最近ふたつのDJMIXをつくりました。

音楽家susumu yokota/ススムヨコタさんのプライベートレーベル『skintone』の曲を厳選して、二種類のMIXを。


Susumu yokota ・Skintone / SEVENTH HEAVEN MIX

Susumu yokota ・Skintone / TABOO MIX


SEVENTH HEAVEN』は、BUKU-TICKのセカンドアルバムの名前。『TABOO』はサードアルバム。

ふたつのMIXは陰陽の関係にあります。

良かったら聴いてください。


ペヨー太