2011年9月15日アニメ感想

うさぎドロップ / 第10話 おなかのかぜ

前半はりんの小学校の文化祭。今回はクラスメイトのさやか結構喋っていましたが、キャストは飯野茉優さん。私の中では夢パティのキャラメルと言う印象なので、こうやってまたテレビで声を聞けて懐かしいです。飯野さんがこれからどう言う道に進むのかは分かりませんが、将来も声優活動を続けるとしたら、色んな意味で楽しみ。
後半はりんの風邪について。病気回と言うのはどのジャンルの作品でもある定番のネタですが、Aパートで子供が病気になった時の大変さ、それが故につい出てしまう身勝手さなんかが描かれていたのは、子育て作品だからこそですね。それに、りんが急に倒れるようなインパクトで勝負するのではなく、調子が悪いことに気付く→医者に連れて行く→家で寝かせる、とちゃんとオーソドックスな手順を踏んでいたことに、子供が病気になるとはどう言うことか、真面目に描こうとする姿勢が感じられて良かったです。
初めてのりんの大きな病気にうろたえる大吉。生まれた時から育てていれば、もっと病気に対して無防備な時期をやり過ごして来た経験値が溜まっているのでしょうけれども、大吉にはそれがないわけで、そりゃ慌てるわな。それに対して、コウキママの頼りになることと言ったら。一見ふわふわしているようで、でもしっかりと母親をやって来たんだなあと分かる瞬間でした。