2012年を振り返るに

今年は、とにかくいろんなことがあって、それをなんとか乗り越えてきた年だった。

ちょうど一年前、「仕事をしない時間を意識的につくりたい」と書いたのだが、それは夏の終わり頃、唐突にやってきた。意識的につくったというよりは、結果的にそうせざるを得なかった、という方が正しい。90歳をすぎてなお一人暮らしをしてた祖母が倒れ入院したことによる。祖母の意識はいまも戻らないままだ。

祖母の介護というか看病というか世話というか(状況的にどういえばいいのが適切なのかわからないのだが)を、家族の都合上、主に執り行うのは私と相方の人である。そのため、病院通いを中心とした生活となり、結果的に仕事を早く切り上げて帰ってくることになった。

とはいえ、仕事の量が減るわけでもなく(対外的な仕事や、より責任のある仕事に関わるようになり、仕事は去年より増えている)、また、時間的余裕ができたわけでもなく、ただひたすら、毎日のことをこなしてきた。沢山の人に沢山の迷惑をかけてしまったことだろう。なんとか今日までこられたのも、すべて、相方の人と周囲の人のおかげである。

多くの人に感謝を。来年が多くの人にとって穏やかな年でありますように。