2007-04-20-Friday
■[本]グレート・ギャツビー(村上春樹・訳)

読んだ。村上春樹訳のレイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ(長いお別れ)」が最近発売されたせいもあって、隣に平積みにされていたから、という理由で。
「ノルウェイの森」を読んだ方にはお馴染みのタイトル。読んだ印象としては、あとがきで本人も語っているとおり、村上春樹の作品の軸になったというのがよくわかる作品だった。内容自体が村上春樹の訳に合っていると思うし、80年前の作品だが違和感なく読めて、村上春樹の丁寧な仕事ぶりも実感した。
内容はもちろん素晴らしいと思うのだが、ほかの村上作品を読んでいるなら、あえて読む必要もないかもしれない。この作品のエッセンスは細分化され、再構成されていろいろな村上作品に受け継がれていると思うからだ。
なんて考えたところで、村上作品が好きならルーツともいえるこの作品は読みたくなるし、逆にスコット・フィッツジェラルドの本を読みたくていくつかの候補から選ぶなら、やはり新しい訳であるこの作品が第一候補になるわけで…。
うまいことできてるなあと思った。
- 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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