キーボードを打ちながら食事する人のためのトレイ(GIGAZINE)

 頑張りすぎだと思いつつ、便利かも知れないなあと思うわけで
 でも今の環境だとキーボードを太股に置くことが多いので、必要がないと言う説も

作者が自分でYouTube(たけくまメモ)

 菅井君と家族石やらフロッグマンショーで有名な蛙男商会です
 相変わらずフットワークが軽いというか、馬鹿だろう(褒め言葉)


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 ついでなら綺麗に見る方法も

いままでに見た謎の生物!

 特に気になった針金虫について調べてみたら……


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針金虫動画(ややグロ)
 トラウマになりそうだ
 今までリアルカマキリを見たことがないので一度見たいと思っていたのですが、見なくてもいいような気がしてきました

田中拍手レス

長門のうんこって喰えます?
>俺は喰えるぜ!
 さてはお前馬鹿だな!(褒め言葉)


>な
>が
>と
>は
>お
>れ
>の
>よ
>め
 さてはお前馬鹿だな!(褒め言葉)


風間大介ハード、嫁に
 ???


>そろそろまたハルヒヤンデレSSが見たいです。見たいです!
 そう言えば今日はハルヒの日ですね


>1万年と2千年前から愛してる(長門を)8千年過ぎた頃からもっと恋しくなった(長門を)
>1万年と2千年後も愛してる(長門を)君を知ったその日から僕の地獄に音楽は耐えない(長門の)
 実はその歌を聴いたことがなかったりします
 歌詞だけはいろんなところで見て知ってるのですが

今日の長門有希SS

 休日のショッピングセンターは相変わらず混んでいる。
 それだけでも居心地があまり良くないのだが、しかも今いるのは婦人服売り場であり、しかも試着室の前だ。
 他の客や店員の視線が少し痛い。
キョン、これなんかどう? 似合うでしょ?」
 カーテンがシャッと勢いよく開いて、ハルヒの自信満々の笑顔が飛び込んできた。
「ああ、似合ってるぞ」
 お世辞ではなく、それは本心からの感想だ。
 俺の言葉に、ハルヒの顔が輝く。
「あたしもそう思うわ!」
 他の客や店員の注目が集まる。楽しいのはいいんだが、もう少し静かにしてくれないだろうか。
 さて、なぜこのような状況になったのだろうか。少し思い返してみよう。


 土曜日はいつものようにSOS団パトロールである。成果はなく、俺の小遣いを減らすだけの行事だが、知り合いに遭遇した時の言い訳を考えないで長門と街中をぶらぶらすることが出来る事だけは利点である。
 最初の組み合わせは俺と長門、それにハルヒだった。しばらく3人で行動していたのだが、ハルヒがなぜかハイテンションで俺に向かって「どう?」とか聞いてきた。
 何を言いたいのかさっぱりわからんね。
 俺が黙って首を傾げるとハルヒは不機嫌そうな顔で、
「この唐変木!」
 と俺の頭を叩いた。相変わらずハルヒは躁鬱が激しすぎる。
 長門、俺が何をしたってんだ?
「服について意見を求めたものと思われる」
 服がなんだってんだ?
「この服は今まで一度も見たことがない。恐らく今日が初めて」
 長門がそう言うと、ハルヒは「有希はすぐわかったのに、これだからキョンは……」とか言ってくれる。
 悪かったな、鈍感で。お前の服なんか注意して見ちゃいないからな。
 でも、長門が新しい服をすぐ来て来たらわかるぞ。
「それは有希がセーラー服ばかりだからでしょ!」
 いつも長門が私服だとしても、長門が新しい服を着てきたら見分ける自信はある。だがそれは胸にしまっておこう。
「そうだ、今日は有希に服を選んであげるわ!」


 そんなわけで、ハルヒの一方的な決定によってショッピングセンターで長門に服を着せる事になったわけだ。不思議探しはどうしたと文句を言おうかとも思ったが、色々な服を着る長門を見ることが出来るのは俺にとっても嬉しい。
 今着ているのは清楚な感じのワンピース。長門によく似合っている。
「そう」
 長門の表情はいつも通りだが、嬉しそうな雰囲気は伝わってくる。今日くらいはハルヒに感謝してやろう。
「素材がいいからねー」
 とか言ってハルヒが笑う。その通りだ、全力で肯定する。
「それじゃ、着替えて次の店行くわよ」
 ハルヒはそう宣言してシャッとカーテンを閉めた。中からごそごそと衣擦れの音が聞こえてきて、色々と想像してしまう。
「次の店はあそこね!」
 それからハルヒは店を巡って長門を着せ替え人形にしていく。いつもと違ったコスプレ対象にすっかりテンションが上がっている。
「これは?」
 フワッとしたロングスカートにブラウス。似合っている。
「こっちはどう?」
 ジーンズにTシャツというラフなスタイル。これも悪くない。
「これなんてどうよ!」
 ゴスロリ服か、意外性があるけど似合うな。ハルヒお前天才だよ。
 やはり、何を着ても似合うのは素材が良いからだ。俺としても鼻が高い。
「ふっふーん、それじゃあ着替えて次ね」
 そう言って再び試着室でごそごそと着替えをして、次の店に向かう前にハルヒが試着していた服を2セット店に戻す。
 ……ん?
 ハルヒよ、さっきからどこの店でも2着ずつ選んでいるが、どうして片方しか長門に着せてないんだ?
 俺がそう訊ねると、ハルヒはしばらく口をぽかーんと開けてから、
「この朴念仁!」
 と殴ってきた。一体なんなんだこいつは。
 長門、俺が何をしたってんだ?
「あなたは少し注意力が散漫」
 一体何の事やら。


「有希は結局、どの服が気に入った?」
 集合時間が近づいて来た頃、ハルヒがそんな質問をした。
 それに対し長門はしばらく視線を泳がせてから、
「どれも甲乙付けがたい」
 確かにみんな似合っていたからな。あの中から一つだけ選ぶというのは酷というものだ。俺だって選べない。
「どれか一つ、これって言うのがあったらキョンが買ってくれるわよ!」
 勝手に決めるなと言いたいが、
「それなら」
 長門くるりと方向転換をして歩き始めた。
「ちょ、ちょっと待ってよ有希」
 二人きりの時はともかく、SOS団の中で自発的に長門が動くことは珍しい。ハルヒは戸惑いながらも長門を追いかける。
 まあ一着くらいならかまわないけどな、あまり高いのを選ばないでくれよ。
 俺達がついていった先にあった服とは――
「えっ……有希?」
 ハルヒはショーウィンドウの中を見て目を丸くしている。
 そこは服屋ではなく「二人の新しい門出に」なんてポスターが貼ってある会社。
「これ」
 長門が指差したのは、要するに、ウェディングドレスだった。
「有希、どういう事?」
 しかし長門は、ハルヒの存在がないかのように俺に顔を向け、
「いつかこれを着たい」
 と言った。
 それはつまり――
「二人とも、ちょっと話があるから」
 にこりと笑ったハルヒが、有無を言わせず俺達をずるずると引っ張って歩き出した。


 午後の部のパトロールが無くなったのは言うまでもない。