木曜洋画劇場「パラサイト」を見た
何というか、ロードオブザリングのせいで主人公がホビットにしか見えません
そう言えばイライジャ・ウッドってバックトゥザフューチャー2でデビューしたんでしたっけ
あの、マーティが西部劇ゲームをやっていた時にいた子供だったはず
違ったかも
ともかく、登場人物の妙なキャラ付け「あたし転校生なの」とか、いろんな点でB級くさくて最高です
あと疑心暗鬼とか
途中、みんなで薬を吸ってハイになるシーンが最高でした
ところで、この映画の宇宙人のモデルって共産主義なんですかね
B級パニック映画を見るたびに思い出す関連リンク
・ショッピングモールでゾンビに囲まれた
こう言うのを見ていると、主人公以外のキャラってやられるために存在してるんだなあと思った
新世紀エヴァンゲリオンOP-涼宮ハルヒの憂鬱Ver -(修正Ver)(YouTube)
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3D6LV1SdOyx9U%26ext%3D.flv
もう10年くらい前なのにOPを全然忘れてない事に驚いた
よくEVAとハルヒを関連づけた考察を見かけるけど、ハルヒがこの域に到達するにはまず劇場版にテレビ版を見てない人が押し寄せるほどのブームになって、新しく話題になったアニメ(まもって!ロリポップとか)のキャラでOPやEDのパロディが作られなきゃいかんのだなあと思った
あまり関連しないリンク
・CCさくら(YouTube)
・NARUTO(YouTube)
・セキネさん(MEGWINTV)
『ドラゴンボール』ベジータ戦闘服
今年のコミケはこれを着た人が大量にいたりして
ブラクラ(ぴよ速。)
有名映像をみてビックリする外国人
コメントにもあるけど、ブラクラではないです
ガンホー社員、ネットゲーム不正で逮捕 ゲーム内仮想通貨をRMT業者に売却(痛いニュース(ノ∀`))
相変わらずだなあガンホーさんは
プレイしないで傍観しているとこんなに面白い会社はなかなか無いです
ゲームをやっていると地獄ですが
めちゃくちゃすげぇ事発見した!!!!!!!!!111(面白爆笑画像 面白爆笑動画 お笑いネタの蛇屋)
前にあった有害図書検索サービスを思いだした
たまーにこういう悪性可能なサービス発見する人がいますね
今日の長門有希SS
・昨日の長門有希SSを先に見ると幸せになれますよ。
名案。すっごい名案を思いついた。
思わず顔がニヤけそうになるけど、ぐっと歯を食いしばる。平常心、平常心。
マウスをカチッとクリックして、これで準備完了。
部室をチラッと一瞥。みんな好き勝手にやってて、誰もあたしがこんなすごい事を思いついたなんて気付いてない。
手前ではキョンと古泉君がなんか知らないマイナーなゲーム盤を挟んで向き合ってる。キョンのトボけた気怠そうな横顔と、いつも爽やかな古泉君。
もしこの学校の女生徒全員にアンケートをとったら、間違いなく古泉君の圧勝だろう。あ、一般論ね。あたしは古泉君よりもだんっぜんキョンがいいもん。
みくるちゃんは甲斐甲斐しくお茶を注いでまわったり、お茶の道具の手入れなんかをしている。キョンはみくるちゃんが近くにいくたびに、その姿を目で追うのがちょっと苛つく。
あんな胸を強調するようなメイド服を着せたのは失敗だったかも知れない。最近は、あたしが言わなくても好んで着るようになっちゃったし。みくるちゃんは自分の武器をよくわかってるわね。ちょっとだけ羨ましい。
有希は、相変わらず本を読んでいる。いつもと同じ姿勢。定期的にページをめくる以外は、ほとんど置物だ。もしいきなり有希がいなくなっても、誰も気付かないかも知れない。
たぶん、パトロールがない休日は部屋で一人で本を読んでいるんだろう。その生活を想像してブルっと震えそうになった。この子は他に楽しみがないんだろうか?
パタンと本の閉じる音がする。もうそんな時間なのね。
「それじゃ、今日はそろそろ帰りましょ」
みんなそれぞれ帰る準備を始めている。
さて、さっき注文したのは何日で届くだろう?
届いた時のみんなの反応が今から楽しみ。
到着までは一週間もかかった。さすがに待ちくたびれて、ここ3日くらいはちょっと機嫌が悪かった。
「今日は機嫌がいいみたいだな」
朝、顔を見てすぐにキョンがそう言った。
あらやだ、顔に出ちゃった?
「べっつに」
「そうか」
特に気にした風もなく、キョンは前を向く。ほっと息を吐いたのが聞こえてきた。
もしかして、しばらくキョンに心配をかけていたのかしら?
心配させてごめんねキョン。
後ろから抱きつきたい衝動を堪える。いけない、さすがにこんな場所じゃ駄目よね。今度、誰もいない時にこっそりいたわってあげるわ。
こんなに学校が終わるのが待ち遠しいと思ったのは初めてかも知れない。いつもは適当に聞いているだけで頭に入る授業内容も、今日は上の空。ま、一日分くらい聞き逃しても別にいいんだけどさ。
授業が終わってから、あたしは急いで家に戻った。そして、カバンから勉強道具を全部放り出して、昨日届いたばかりのものをカバンに詰め込んだ。
ずっしりと重い。ついでにこれは財布にもダメージだった。全部で1万4千円ってのは、高校生のお小遣いじゃちょっとキツいわよね。
あたしはカバンを抱えて学校に向かう。こんなにこの坂が疎ましく思ったのも、今日が初めて。
でも学校に戻ってきて、部室の前に来ると疲れも吹き飛んだ。
さて、深呼吸。
「タイムカプセルを埋めるわよ!」
思ったより激しくドアを開けてしまった。
あ、キョンが目を丸くしてこっちを見てる。可愛い。
「普通、タイムカプセルってのは卒業式とか記念日とかに埋めるもんじゃないのか?」
いつもの批判的な態度。キョンはいつでもあたしの言うことに反抗する。
でもそれは、好きな子にイタズラする小学生みたいなもんだってあたしは知ってる。素直じゃないんだから、キョンはさ。
「いつでもいいじゃない。あたしが埋めたいと思ったんだから、今日がSOS団のタイムカプセル記念日よ!」
キョンがふうっとため息をつく。了承の合図。
「開けるのは10年後。みんな自分に向けて手紙を書くわよ!」
あたしは持ってきた紙とペンを机の上にひろげる。
「ちゃんと長期保存できるのを買ったんだから!」
高かったのよ。でも、10年後に開けた時に読めなかったら台無しだから仕方ない出費だ。
大事に使わないと死刑よ、死刑!
突然の提案という事もあって、みんなはそれなりに苦労しているみたいだ。
キョンはしかめっ面でゆっくりとペンを動かしている。口を尖らせたり、頭をかいてみたり、なんか小動物みたいで見ていると可愛い。
しばらくキョンを観察していると、ふと目が合った。最初にこっちを見るって事は、やっぱりあたしの事が気になるのね。
「そんな物欲しそうな顔しても見せてあげないんだからね」
「へいへい」
キョンはふーっと長い息を吐いて、再び紙に視線を戻す。
あら、そんなに見たかったの? 見せてあげられなくてゴメンね。
キョンはそれからしばらくペンを動かしてから、手を置いた。書き終わったのかな?
「もう終わったんですか?」
「だいたいな」
「おや、早いですね。僕は書くことが尽きませんよ」
古泉君はちょっと楽しそう。10年後に再会したら、可愛い奥さんでも見せてくれるかしら。
続いてキョンは隣に顔を向ける。
キョンの向こうにいるみくるちゃんはわざわざ別の紙に下書きをしてる。
「あっ、見ないでくださいよぉ」
恥ずかしそうな声を出しながら紙を隠す。なんか口調が嬉しそう。いちいちオーバーなのよね、みくるちゃん。
10年経ったらあのおっぱいはどこまで成長してるのかしら? 揉まれまくってすごい事になってそう。
そして、キョンの視線は斜め前に向かって、ピタリと止まった。
それと同時に有希は顔を上げて、キョンの方をじっと見つめる。
お互い何も言わない。でも、なんだか通じ合ってるように見える。
何それ、気持ち悪い。
キョンは有希をしばらく見つめた後で、置いていたペンを持ってサラサラと何か書き足した。
有希から何か連想したのね。ああ、有希って小さいから子供の事でも連想したのかしら。10年後なら、子供がいてもおかしくないものね。あたし達の。楽しみ。
みんなの手紙をカプセルに入れてから、ネジできっちりととめる。そして、日が暮れ始めてから、何日か前に決めておいた場所にみんなで移動。
埋める場所の近くにスコップを隠してあるのを見て、キョンが目を丸くしていたのが可愛かった。写真に撮っておきたかったなあ、あの顔。
あたし達はスコップで素早く縦穴を掘る。あんまり深く埋めると掘り出す時に大変だし、急いでやらないと見つかっちゃうから、そんなに深くは掘ってない。
タイプカプセルをその底に入れた。
「ほら、見つからないうちにちゃっちゃと埋めるわよ」
率先して土をかける。表面をならすと、知らない人はここに何かが埋まってるなんて思わない。これでオーケー。
「さっ、それじゃスコップ片付けて帰りましょ!」
このスコップは園芸部から拝借してきたものだ。学校の備品だし、別に部員以外が使ってもいいわよね。
帰り道、あたしは10年後の事を考えていた。10年経ったら、キョンも大学を出て生活も軌道に乗っている頃。あたしは学生結婚でもいいけど、キョンはそう言うの駄目っぽいから、まだ新婚だと思う。
キョンってむっつりっぽいから、出来ちゃった結婚するかもね。男の子かな、女の子かな。どっちでも楽しみ。
「10年後のこの日に集まるんだからね! どっか外国に住んでいたとしても、絶対に来てもらうわよ!」
最後にそう言って解散。
しかし、あたしもそのうちママになっちゃうのかあ。なんか信じらんない。
赤ちゃんがいたら今みたいに飛び回ることは出来ないと思うけど、ある程度大きくなったら一緒に色々いけるようになるわね。楽しみ。
タイムカプセルを掘る時には、子供も一緒に連れて行きたいなあ。みんなは赤ちゃんを見て何て言うだろう?
今より少しだけ老けた古泉君の笑顔が浮かぶ。
「おやおや、これはお母さんに似て美人ですね」
でしょ?
「おやおや、これはお父さんに似て――」
もしそれで口ごもったらキョンの代わりにあたしが怒鳴ろう。みんなにとってはどうかわからないけど、あたしの子がキョンに似ていたらそれはあたしにとっては誇りなのよ。
「あ、涼宮さん似ですね」
スイカみたいなおっぱいの上に、色っぽい笑顔。羨ましいけど、その頃にはあたしもキョンに大きくされているわよ。
みくるちゃんは抜けてるから、10年後はあたしの名字が変わってるのに涼宮さんって呼ぶんだろう。
有希は、
「……」
背筋が凍り付いた。
今と同じセーラー服で、口元を歪に歪めた有希の姿が脳裏に浮かんだ。
あの子が成長する姿を、あたしは想像できなかった。
無機質な、人形みたいな目。
有希の事を考えるのはもうやめよう。
12時をまわってから懐中電灯片手に戻ってきた理由は、明日の準備をしている時に大切な物を入れ忘れた事に気が付いたから。それ以下でもそれ以上でもない。
これを入れるためにこの計画を思い浮かべたのに、なんで入れ忘れたんだろう。あまりにもうっかりしてた。ちょっと浮かれてたのかな?
あたしは埋めた場所を一人でこっそり掘り返してカプセルを掘り返す。土を綺麗に落としてから、持ってきたビニールシートの上に置いてネジを外す。
暗くて作業しづらいけど我慢我慢。
しばらくあたしはネジと格闘して、ようやく全部のネジを外した。いくら長く保存するためと言っても、こんなにきっちりしなくていいのに。
パカッと開いて手紙が散らばる。懐中電灯に照らされたカラフルな封筒。これも普通の封筒じゃなくて専用の封筒。何が違うのかわからないけど、やっぱり保存性とかがいいんだろう。
カプセルの中にプリントアウトしてきたSOS団の写真と、念のためにそのデータの入っているディスクを入れる。10年後にこれを見たら、みんなビックリするだろう。
あたしの手紙は、10年後のみんなに向けた謝罪だ。今まで友達らしい友達がいなかったあたしにとって、SOS団はかけがえのない集まりだ。いつも振り回してごめんね。こんなの、照れくさくて今のあたしには言えないから、せめて未来のあたしに言ってもらおう。
そしてみんなの手紙を再びカプセルに戻している時に、ふと手が止まった。
なぜか、封が開いた封筒があった。
なんでかわからないけど、その封筒は封が破れている。もうこの封筒は使えない。でも大丈夫、念のために予備の封筒を何枚か持って来ているから。
まったく、ちゃんと封をしないなんてキョンは仕方ないわね。一応確認のために名前を……ほら、キョンだ。
しっかし、キョンは本当にどうでも良い事ばかり書いてるのね。わざわざ10年後にメッセージを送るってのに、健康の事とか心配してる場合? ほんっと、キョンはあたしがついてないと駄目なのね。
あたしの事は書いてないのかしら?
あ、あったあった。最後の最後なんて、ちょっとどうかと思うわ。なになに「なあ俺、付き合って10年目の記念日は祝ってやったか? まあ俺の事だから忘れてるだろうが、遅れてもいいからちゃんと祝ってやれ」ああそうね、キョンの事だからあたし達がつきあい始めた記念日なんて忘れてるわよね。でも、ちゃんと付き合ってくれって言ってないのに、キョン、あんたはもうつきあい始めてる気なの? そう言うのはちゃんとしないと駄目よ。「今のお前の隣にいる有希が、10年後も存在するって事がどんな奇跡なのか――」馬鹿ね、キョン。なにあたしの名前を間違ってるのよ。あたしの名前は有希じゃないわよ。あれ、なんで手紙が破れてるんだろ。軟弱な手紙ね、戻りなさいよ。
うん、ほら戻った。大丈夫。それに名前もちゃんとハルヒになってる。うん。それじゃ新しい封筒に入れて、カプセルに入れよう。
あ、この封筒も開いてるわね。有希もちゃんとしてるようでちょっと抜けてるのね。有希の手紙は短いわね。なになに――何書いてるんだろう、この子?
意外と乙女チックなのね、有希って。本ばっかり読んでるから、影響されちゃったのかしら?
なんだか空が明るくなってきた。早く埋め直して、帰って少しでも寝よう。
あたしはカプセルのネジをきっちりと締めて、掘った穴に戻した。そうそう、この破れた封筒とビニールシートは持って帰らないとね。
結局、帰ってからなかなか寝付けなかったせいで、寝坊をして少し遅刻をしてしまった。
最悪だなあ、もう。