訂正記事
先日、時をかける少女について三日連続で行った強者がいると書きましたが、どうやら連続ではないけど4回目も行ってた(火・水・木・日)そうです
しかも一回は妹連れで行ったとか(しかも妹の映画代を負担)
なにその萌え兄妹
ばーか、ばーか(羨ましいのを必死に隠す己)
畜生、また見たくなった
SSの話
先日、更新直前に見つけたためあっさり書いたのですが7/30分でうちのSSについてまとめてくれたWONSさんには大いに感謝しているわけですよ
こうしてカテゴリー分けして見ると、意外とアダルトな内容も含んでいるんだなあ
やっぱり長門スレまとめWikiで18禁扱い食らっているのも、仕方ないかも知れない
しかし、SS内でぼかして書いてる部分まで読みとってリストにしてもらえると面白いなあ、アイロボットの事とか
そうそう、7/30分までですが日記の順番通りにリスト化したものもありますのであわせてご利用くだされ
たぶん左の柱にもリンクを貼りそうな予感
ログまとめ系
こっちもわりと方向性を模索中
・クラゲから透明色素抽出 透過率99%以上(イミフwwwうはwwwwおkwwww)
す、すげーーーーーーーッ!
でも実際、こんなの部屋とかにあったら怪我するね
・みてみて!あたらしいAAできたよーーーー!!!(面白爆笑画像 面白爆笑動画 お笑いネタの蛇屋)
地味に53が面白かった
あと130
・遊園地で順番待ちしてたら(秒速にちゃんねる)
カコイイ
ジャンプのMUSASHI!? 新連載・『斬』(おふらいんver2)
これはすげえ
大丈夫なのかジャンプ……
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」時系列視聴の感想。(妄想界の住人は生きている。)
これで原作見てないとは……
そういえば自分はこういう分析系の記事を書くのが苦手です
長門、な、ナアーッ! ナアーッ!
↑長門画像リンク抽出ボタン
実はこれが一番場所取ってるんじゃねえかなと疑ってみるわけですよ
今日の長門有希SS
「……」
部屋には時折パラパラとページをめくる音。テレビがあるわけでもない部屋なので、他には俺と長門の呼吸音くらいしか聞こえない。
長門が読書をしているのを俺はぼんやりと見つめていた。
ヒマだ。
こんな状況になっているのは、長門が今日中に図書館に返さなければならない本をまだ読み終わっていなかったからだ。本を読んでいる長門に邪魔をしないように雑誌などを読んでいたものの、やはり会話などがないと退屈で息が詰まる。
とはいえ、昨日は俺の用事に付き合ってもらってせいで読書する時間を奪ってしまったわけなので、邪魔するわけにもいかない。
ぴん、ぽーん。
インターホンのベルが響いた。長門は本に集中しているようで気付いていないようだ。
仕方ない。
俺は立ち上がり、玄関に向かう。どうせここを訪れるのは新聞の勧誘か何かだろう。長門の手を煩わせる必要などない、追い払っておけばいい。
しかしドアを開け、
「あ、キョン君来てたんだ」
意外な顔を見ることになった。
「よかった、念のため多めに買っておいて」
朝倉が掲げて俺に見せたのは、近所のケーキ屋の箱だった。なかなか評判の店だ。
「入っていいかな?」
「あ、ああ……」
拍子抜けしながらも俺は朝倉を通すために後ろに下がる。
靴を脱ぎながら、朝倉がクスクスと笑う。
「おかしな事でもあったか?」
「ごめんごめん、気を悪くしないでね」
別に怒っているわけじゃないが、不機嫌そうに見えてしまったのだろうか。
「なんかさ、キョン君すっかりこの部屋のご主人様だなあって」
朝倉は心底楽しそうな顔でそう言った。
どう答えて良いかわからず、俺は黙って長門のいるリビングに戻った。
「……」
長門は本を閉じ、入ってきた俺達を見ている。
「ちょっとそこでケーキ買ってきたんだ、一緒に食べようかなって」
「お茶の用意をする」
長門はスッと立ち上がり、台所に向かう。
「長門、日本茶じゃなくて紅茶だぞ」
その背中に一応声をかけておく。前に何度か、そういう事があったし。
長門がお茶の用意をしている間、俺と朝倉はリビングにおかれた布団のかかってないコタツに座って待つ。朝倉は先ほどまで長門が座っていた場所のちょうど向かいに陣取ってしまったので、俺はその側面に追いやられた。先ほどまでそこにいたのだが。
「ふふっ」
朝倉は部屋を見回してから、俺に向かってニコリと笑いかける。
なんだ一体、気持ち悪い。
「別に、なんでもないよ」
と言いながら部屋を見回す視線を追うと、
「……」
思わず無口になってしまう。朝倉が見ているのは、俺が来るようになってから増えた家具だとかそういうものだった。何を言ってもからかわれそうなので、ここは無視だ。こいつ相手に口で勝てるとは思えない。
「お茶」
長門がティーカップをお盆にのせて持ってきた。もしかしたら湯飲みで持ってくるんじゃないかと思ったので一安心だ。
「好きなの選んでね。わたしは何でもいいから」
箱の中にはケーキが6つ入っている。ショートケーキやらチョコレートケーキやらタルトやら種類豊富だ。しかし、これ買いすぎじゃないか?
「まあ、いいじゃない。キョン君もいたんだしさ」
意味深に俺に笑いかけるな。
「それじゃ、食べましょう」
こうして3人での珍しいティーパーティが始まる。
長門の食いっぷりは相変わらずだ。フルーツののったプリンを食べていたのだが、それが入っていた容器にはクリームが全く残っていない。まるで洗ったかのようだ。
「そこまで美味しそうに食べてくれると、持って来て良かったって思うなあ」
朝倉はニコニコとスプーンを口に運ぶ。長門と比べると食べる勢いはそれほどでもなく、少しずつ食べている。
「そうそう、1つは残すから2個ずつまでね」
「どこに持ってくんだ?」
「キョン君は前に行った事あったよね。ほら、あの子」
あの子というと……
「ああ、お前が買い出しして持って行ってたあれか」
「そうそう。もしまた買い物の帰りに会ったら荷物持ってくれる?」
「別にかまわな――」
ふと視線を感じる。
「……」
長門が、じーっと俺を見ていた。なんだ?
「また会いに行きたい?」
なにやら、とんでもない誤解をしているんじゃないだろうか。
「また会うって言ってもな、前に行った時は朝倉しか見てなかっ――痛っ!」
脇腹に刺すような痛み。
「それじゃ、わたしはそろそろお暇しようかな」
テキパキと箱を閉じ、さっさと部屋を出ていく朝倉。
待て、お前からも説明し――
頭を押さえられ、ぐるりと首を回転させられる。
「……」
表情はいつも通りの無表情。他の誰にもわからないかも知れないが、俺にとってはその目を見るだけでわかる。
長門はどうやら、怒っているようだ。もちろんやましい事は何もなく完全なる誤解なのだが、ここはきちんと説明しなければならないだろう。
やれやれ。
ため息をつき、俺は説明を始めた。
ちなみに誤解は比較的簡単に解けたのだが、なんだかんだで本の返却の事をすっかり忘れてしまい、一日延期して返す事になった。