おつカレイドスター

 そんなわけで、おでかけライブも無事終わりました
 総評としては「女性向け多すぎ」という感じ
 500スペースほどある中で、男性向けって30くらいしかなかったんじゃなかろうか
 風間大介本が売っていたのに驚いたのでつい買ってしまいました
 片方はゴンとの話で、もう片方は成人向けの風間大介総受け
 今回、自分が入手した同人誌はガチでこの2冊だけです
 あ、ブースの方では冗談で刷った仮面ライダーナガト(1部限定非売品)が妙に人目を引いたようで驚きました
 ページ数は今夜の長門有希より多いんでアレですが、10冊限定くらいで持っていけばよかったかなあと思わなくもない


 コスプレさんではアンリマユのコスプレした人(要するに半裸)がいたので面白かったです
 あと、風間大介のコスプレ女性(夏服バージョン)も3人くらい見かけたので、自分も思いきって風間大介コスで行けば良かったかなあと後悔していたり


 とまあ、そんな感じで堪能してきました
 来て下さった方には感謝感謝


 地方発送に付いては数日中に方法を確定して発表するのであと2・3日お待ちを


 今日もわりと日記(チョコエッグで言うとチョコ部分)は縮小気味
 申し訳ない

ほとんど人狼レポート(旅人ぶちマル支部)

 最近、殆ど死んでいるさんのところで見かけて知った人狼ってゲームですが、よく知らないので調べてみました
多人数参加の推理チャットゲーム『汝は人狼なりや?』とは(wiki)
汝は人狼なりや?とは - はてな
 うわ、面白そう
 アメリカ版のサバイバーとかが好きだったので、こう言うのはけっこう好きかも
 お互いの思惑とかぶつかり合って騙しあったりというのが良いですね、人間不信になりそうで


 あらゆる人狼に参加するのが私の主義なんです(意訳・誰か誘って)

今日の長門有希SS

 その日は朝から天気が良く、なんとなく歩きたい気分になったので、自転車ではなく歩いて買い物に行く事にした。別に深い意味は無い。ただ、本当になんとなく思っただけだ。
 少々遅い朝食を済ませてから、私服姿の長門と手を繋いでぶらぶらと店に向かう。雨の時以外は自転車で済ませてしまう買い物も、こうしてみると気分が変わる。これだけでデート気分を味わえるのは俺が安上がりな人間なのだろう。
 そんな気分を長く味わいたいと思って、いつもより遠くのスーパーに行く事を提案した俺に、長門は文句も言わずに従ってくれた。
 普段歩かない道を歩くというだけでちょっとしたイベントだ。そんな時に小道を見つけると、ついついそちらを歩きたくなってしまう。
「なあ長門、あっちから行ってみるか」
「……」
 無言で首を傾けた長門の手を引き、そちらに針路を変更する。
 こうして気ままに歩いていると、小学生にでもなった気分だ。今考えてみると、小学生ってのは本当にどうでも良い事を娯楽にしている気がする。道ばたの溝を跳び越えてみたり、空き地に刺さっている杭を引っこ抜いてみたり、柵に登ってみたり、本当に些細な事だ。
 だが、今ならそんな子供の気持ちもわからない事はない。ああそうさ、こいつと一緒に過ごす事が出来れば、それだけでいいんだ。
 しばらく小道を歩くと、川沿いに出た。何となく、今は寄り道をしたい気分だ。
「なあ長門
「いい」
 どうやら続きを聞くまでも無いらしい。そんな長門の手を引いて、小走りで川に向かう。
 川のそばまでやって来た。それなりに綺麗な川だ。砂利の凹凸が靴越しに足の裏を刺激して少しだけ痛い。
 俺は足下にあった平らな石を拾い上げ、サイドスローで川に投げ込む。
 パシャ、パシャと水を跳ね上げる。2回ほど水面で跳ねてから、力無く川の底に沈んでいった。
「水切りって知ってるか?」
「回転をかけた石を水面に投げ、何度か跳ねさせる行為。ギネス記録では38回が最高」
 なんだその馬鹿みたいな回数は。
「でも、やった事あるのか?」
「ない」
 まあ、そうだろう。
 足下にあったなるべく平らな石を拾い、長門の手に握らせる。
「やってみろ」
 コクリと頷き、手を体の横に真っ直ぐ伸ばす。こういうところでは、長門は特殊な事はしないだろう。とは言え、インチキをしなくてもスポーツ万能なので、どんな事でも大体こなすことが出来るのだが。
 ヒュッ――
 長門の手がぶれたと思った瞬間、川下に向かってバシャバシャと連続した波紋が広がり、それがどんどん遠ざかって行く。肉眼では見えなくなるような距離までそれが続く。
 やれやれ。
「何回だ?」
「現時点で39回」
 どうやらギネス記録を更新中らしい。俺達の見えない場所で波紋だけ見た人間が驚かない事を望む。
「普通にやったらどうなるんだ?」
 今度は目視できる速度で投げる。それでも水面に出来た波紋は俺より一つ多く、やはり長門は何でも出来るのだなと再認識させられる。
 今度は先ほどより平らな石を見つけだし、長門の言っていた回転という事に注意をして投げる。何とか長門と同じ回数に追いつき、ほっとする。
「……」
 と、無言で長門はその数を更新。こうなってくると負けられない。
 そう、必要なのは平らな石。長門に勝つには、まずその時点からハンディが必要になる。


 それから、石を探しては川に投げる事を何度も繰り返したが、長門に勝つことは出来なかった。
 そんな風に一時間ほど河原で過ごしてから、あまりに時間を浪費してしまった事に気付いた俺達は、結局いつもの店で買い物をする事にした。