(更新6/26 13:30)日曜は出かけてました
一泊したのですが夜は寝付けず、月曜の昼頃に家に帰って熟睡して起きたら夜でしたよ
で、更新しようと思ったら深夜からはてながメンテナンスしていたので、最終的にこんな感じに
CG系
・実話的らき☆すた漫画〜。(なぐ茶。)
なんとなくどっちももぐらさんの実話なんじゃないかと思ってしまうわけで
・特盛らきすた漫画 さーびすさーびすぅ(GUNP.JP)
・特盛らきすた漫画 てくにっく(GUNP.JP)
お姉さん色々とすごい
・こな☆かがまんが⑨(PNOグループのHページ)
ナイス百合
・サンホラ本の表紙(Cherry*pepper)
自分はElysionしか聞いてないのでアレですが、何やらすごい雰囲気です
ハルヒ系
・雨(殆ど死んでいる)
ほとんさんは流石だと思う
・ミリオンHIT御礼鶴屋さんとチュッチュする314漫画5〜7P(七分堂)
エロスです
・涼宮ハルヒさん二次創作漫画「SweetHome」58〜62ページ。(妄想界の住人は生きている。)
ハルヒが可愛らしい
・ハルキョン4コマ(imageMEMORY)
分裂絵あり
・涼宮ハルヒの陰毛 4ページ目(旅人<ぶちマル支部>)
まだエロ無しだけど今後間違いなくエロくなります
今日の長門有希SS
ハルヒの能力が今日で消滅する。
そう告げられたのは数年ぶり訪れたいつもの店だった。かつて高校生だった頃は毎週のように週末にここに集まり、飯代をおごらされていたものだ。今となっちゃ懐かしい話だ。
さて、この店に最後に来たのはいつだったか。
「二年の時の卒業式」
そうだな、考えてみるとあれ以来か。あの日は確か鶴屋さんもいたよな。日が暮れるまで馬鹿騒ぎをしたもんさ。店にしてみりゃいい迷惑だっただろう。
朝比奈さんがいなくなって、SOS団として集まることはなくなった。五人いなけりゃSOS団じゃないとかハルヒが言っていたような気がする。実際、残された俺たちだけじゃ虚しいだけだっただろう。
「……」
長門がじっと俺の顔に視線を向けている。
「あなたたちは、そうではなかった」
ああ……そうだ。あの後みんなと別れてから、ちょっとハルヒと話すことがあるような気がして家に向かっていたのを引き返したんだよ。で、俺は余計なもんを見てしまった。
ハルヒが公園のベンチに座って一人で泣いてるのを。
あのハルヒがと少しだけ面食らったもんだがすぐに納得した。店でのハルヒは妙にテンションが高くて、無理してるってのは明らかだったからな。遠くに行くと言っていた朝比奈さんに心配かけないようにしていたんだろう。
お前はいつも通りの顔つきだったが、古泉は無理して作ったような営業スマイルだったな。鶴屋さんは鋭いお方だから、色々勘づいていながらハルヒと一緒になって馬鹿騒ぎに付き合ってくれていた。
で、朝比奈さんも間違いなくハルヒの気持ちには気づいていたんだろう。それでも、最後までとぼけたふりをして、そのままいなくなってしまった。結局のところ、ハルヒは平気を装って誰も騙せちゃいなかった。
ともかく、ハルヒは無理をしていたんだ。みんなと別れて無理をする必要がなくなって、家に帰るまで我慢できなかったんだろう。あいつだって繊細なところもあるからな。誰にも見せたくなかったんだろうから、俺は見なかったことにして帰るのがスジだったんだろう。
だが、俺は気づいたらハルヒの横に座っていた。顔を手で覆って泣いてるくせに、気配で俺だと察してどこかに行けと言っていたが、そこでまあ、なんだかんだあって俺たちはSOS団が無くなっても週末には二人で出歩くようになった。
人数が減ってチーム決めのクジもなくなったし、映画館とか水族館とか不思議なことなんて何も起こりそうにもない場所にも行くようになった。ま、飯の代金は俺の財布から出ていたけどな。
朝比奈さんのいなくなった穴を埋めることは俺には不可能だったし、ハルヒだって俺にはそれを望んじゃいなかっただろう。それでも、俺といる時のハルヒはいつも太陽のような晴れやかな笑顔を浮かべていて、一緒に暮らすようになって俺と同じ名字になった今でもそれは変わってない。
「幸せ?」
そりゃそうさ。世界一の嫁さんをもらっちまったからな。おかしな能力がなくなっちまうなら、あいつの願いは俺が叶えてやればいいんだ。まあ今でも多少はわがままなところはあるが、絶対に不可能なことは言わなくなったからな。
「それなら安心」
長門は少しだけ寂しそうに笑った、ような気がした。
そして、こう告げた。
「涼宮ハルヒの能力が消滅するのを見届けて、わたしの情報連結は解除される」