(更新10/18 18:35)パスタ三昧
色々実験中
ペペロンチーノとかナポリタンをフライパンのみで作ってます
ニュース
・東京都立産業貿易センターでの同人誌即売会について(August Dojin Data Base) 【独り言以外の何か経由】
うそーん
今後どうなるか動向を見守ります
ちなみに、次回参加予定の病み鍋PARTY2は台東館だったりします
上の方にお知らせがあるのに今気づきました
今後どうなるか動向をうんたらかんたら
・Goonies Trivia(Goonies Never Say Die...)
グーニーズ豆知識色々
そもそもグーニーズが最近テレビで流れていなくてうろ覚えなのですが、色々と懐かしい
ちなみにテレビで流れなくなったのはどっかの団体がスロースが出てるから差別的だとかなんだとか叩いたからというのは本当なんでしょうかね
ちなみにスロースってのは(´ω・)こんな顔の人
・アフリカ・ビクトリア湖に全住民がゲイの島?(なんでも評点)
移住する人が納得するならそれはそれでアリな気もするわけですが、本土から強制的に追い出すとなれば問題でしょうな
・Asus 「199ドルノート」 EeePC 仕様更新&やや延期(Engadget Japanese) 【変人窟経由】
・激安ノート「ASUS Eee PC」が実売2万円台で発売! Vistaモデルもリリースへ(マイコミジャーナル) 【かーずSP経由】
恐らくこの価格だとメモリが少なくてVistaだと死んでしまうのでXPモデルが楽しみです
・今から360を買うならコレしか! マイクロソフト「Xbox 360 エリート」(ASCII.jp)
でも高いよなあ、と2万5千円でブルドラパックを買った人間としては思うわけですよ
コアシステムはコントローラーが有線なんですが、電池とか考えなくていいのでけっこう気に入っていたりします
まあHDDがたまたまアマゾンで安かったのを買えたからお得だったのもあるわけですが
・レミングの集団自殺はウソ(渉雲堂別館) 【RinRin王国経由】
魔界都市ブルースに登場するレミングス区民の立場はどうなるんだ!
・高校生が中出し妊娠「涼風」って、結局、何のマンガ?(アキバBlog)
幕張が野球漫画だったのと同じ程度には陸上漫画ですな
・初音ミクがこの先生きのこるには(アルファルファモザイク)
・「初音ミク」でイメージ検索かけてもヒットせず。さらにwikipediaからも削除(カジ速)
こーゆーことをしているから……
と思ったけどよくわからんみたいで
CG系
・10/16:WORKING!!更新(うろんなページ)
イヤッホウ
・オリジナル漫画連載?開始(志望推定時刻)
トーン処理までッ
・こな☆かがまんが?(PNOグループのHページ)
サンクリでの東ガル電氣通信さんの本を思い出しました
・地球ちゃんは療養中(横浜前夜祭)
太陽くん追加
ハルヒ系
・もしも朝倉がちょっと頭の弱い娘だったら13(AMICA!)
そしてたぶん本編へ
・というかこれしかない(no reply)
朝倉さん……
・リョーコ(imageMEMORY)
グレンラガンは見てなかったけどこの衣装は性的だと思うわけで
・妊婦の長門(美遊穂堂)
マタニティドレス的なものを
・分裂漫画125まで(JO-HTB/volunteers連絡HP)
124では妹が
・ギリギリ健全絵(for Fools)
分裂絵
先端が見えていないので大丈夫
今日のあずまんがSS 1
高校一年の五月、私は住み慣れた関西を離れて東京に転校した。
小中学校に比べて高校生の転校は珍しい。目立ってしまうかと思ったけど、私の転入したクラスにはもっと目立つ子がいたのでほっとした。
美浜ちよ、という十歳の女の子。飛び級で高校に入った彼女はどこにいても目立つけれど、性格が良いのでみんなに好かれているみたいだった。転校してきてからすぐは色々と質問攻めになったけど、彼女のおかげですぐに目立たない存在になることができた。
目立たない方がいいのは前の高校で学んだこと。もう、あんなことにならないように。
だから、独特な生徒の多いこのクラスは居心地がよかった。先生もちょっと変わった人だけど、別に不快じゃないからどうでもいい。
クラスにはすぐ馴染むことができて、前の学校のこともすぐに話題にならなくなった。
私にとっては、その時期が一番平和だったのかも知れない。
転機は転校から一ヶ月くらいたったある日のこと。
「大阪ー、大阪ー!」
その単語に、頭がずきりと痛む。
私に向かってそう呼びかけていたのは、滝野智――通称ともちゃん。明るくいつもにこにこと笑っていて、にぎやかな子。ちょっと頭が悪くてクラス全体をまとめるようなリーダーシップはないけど、クラスの中心にいるような子だ。
うるさがられていることもあるけど、どちらかというと好感を持っている人の方が多いみたいだ。女子の会話は他の子のうわさ話や悪口が多いのに、彼女について悪く言っている人があまりいないからわかったこと。
悩みなんてないんだろうな、と思うと羨ましい。
「なー、大阪ー。次の数学の……」
ちょっと待ってよ。
「大阪?」
先を続けようとするともちゃんの話に割り込む。
「へ? 私?」
私に向かってその単語を言っていたようだったけど……
「そ、あんた。あだ名大阪!」
そのような意図があったとは薄々感じていたけど、私はその言葉に愕然としてしまう。
頭がずきりと痛む。
大阪は、私にとっては住み慣れた土地であると同時に、二度と踏み入れたくない土地でもあった。そもそも、高校の五月に転校してきたのだ。最初の何日かは話題になったけど、わざわざ関西からこの東京に引っ越してきたことに何か事情があるとみんな察してくれていた。忘れかけていたのに。
「大阪から来たから」
「そんな安直な」
それなのに、この子はそんな安直な理由で「大阪」なんて名前を私に与えようとしているのか!
「みんなー、わかった!? 春日さんは今日から大阪よ!!」
ともちゃんは、良くも悪くも目立つ存在。私たちの会話は他の人の耳にも入っていたみたいで、口々に「わかった」とか「OK」とか聞こえてくる。みんな、流されるままにそれを受け入れてしまう。
頭が痛いだけじゃなくて、吐き気がした。
でも、私はそれがたまらなく嫌だった。定着してしまう前に本人に撤回させれば、私がその不快な名前で呼ばれることはなくなるはずだ。
それから色々話したけど、変えてもらうのは無理だった。ともちゃんが安直なセンスを持っていて、救いようがないくらいに単純なのだとわかっただけだった。それが許せなかった。
ともちゃんのそんな思いつきのせいで、それから私はずっと「大阪」と呼ばれることになってしまった。
大阪。
そう呼ばれるたびに私は頭痛と吐き気に悩まされる。
あのことを忘れるためにわざわざ関東まで引っ越してきたというのに、そこで「大阪」なんてあだ名がつくなんて、なんと滑稽なんだろう。
だから、私は決意した。ともちゃんにも私と同じになってもらおう、と。
いつもにこにこと笑顔を絶やさない彼女の表情が曇るのを想像して、私は酷く胸がときめいた。それは、全てを失った私にとって、唯一の生きる意味だった。恋心にも似た感情だった。
生きる意味を与えてくれたともちゃんに、私は今は感謝している。
「なー、大阪ー」
「なんやー?」
名前を呼ばれるたび、私は吐き気を抑えながら応える。いつか来るその日のために、私はこの子と友達になることにした。
今日の長門有希SS
前回の続きです。
言うまでもないことだが、ショッピングセンターの中には色々な店がある。フードコートはもちろんのこと、ケーキやアイスを売ってる店が密集した区画もあるし、和菓子のテナントも入っている。
「色々あるね」
入り口にあった案内板を見る朝倉の目は輝いていた。喜緑さんの指摘によってここに来るまで落ち込んでいたのだが、このラインナップを見てそれも忘れてしまったかのようだ。
「迷う」
とは長門の談。何件か入っているのは知っていたが、改めて見ると本当に色々な店があるものだ。
「せっかくですし、二手に分かれて回ってみましょうか」
なぜ、と疑問を口にする前に喜緑さんは朝倉の手を引いて店内に消えていく。何事か朝倉は言っていたようだが、あっという間に人の波に隠れて見えなくなってしまった。
ひょっとして、気を使ってくれているのだろうか。喜緑さんはあんな人だが、一応は年上という名目になっており、お姉さん的存在であろうと思っているのかも知れない。
「それじゃ、適当にぶらついてみるか」
ここで決めるより、実際に見て回ったほうがよさそうだ。
「……」
異論を挟むことなく、長門はそっと俺の手を握ってきた。
と、歩き始めてみたものの、ここまで店が多いと目移りしてしまうものだ。長門の様子をうかがってどこにするか決めようと思ったのだが、きょろきょろと動く視線を追うとあらゆるものに興味を引かれているらしい。
食べたいものはなんでも食べればいいようなことを言っていたのだが、さすがに無理があるだろう。
「……」
どうした?
「とりあえず」
長門が指さすのはアイスの有名チェーン店だった。この店だけでも大量の種類がある。
「ちょっと待て、いくつ食う気だ?」
「一つ」
それなら大丈夫だろう。
「とりあえず」
そうか。
長門は様々なアイスが入ったガラスケースをじっと眺めている。これだけ種類があれば迷ってしまうのも当然だ。
「期間限定のもあるんだな」
ここの店は月ごとに入れ替わりがあるらしい。ただでさえ多いのに、大したものだ。
「……」
と、そんなわけで長門は長考に入ってしまった。種類が多いためガラスケースはかなり横長であり、長門はそれを左右に歩き回りながら見ている。真剣に吟味しているようだ。
「こっちにメニューが貼ってあるぞ」
「そう」
先ほどまで歩き回っていた長門だが、メニューの前に立ち止まって動きが止まった。どんなものを頼むのかと見ていたのだが、最終的には「選んで」と俺に丸投げしてきた。
「いくつか候補はないのか?」
「これと……これと……これ」
長門が選んだのは期間限定の栗やらチョコレートやチーズケーキ風の三種類。
「そうだな……」
なかなか選びにくいものだ。
「トリプルってのもあるんだな」
三つなんだから、と冗談で言ってみると長門は驚いたように俺の顔を見上げる。
「それにする」
いいのか。
「しかし、トリプルはちょっと多くないか?」
注文と会計を済ませた長門に今さらながら言ってみる。
「大丈夫」
まあ、長門の食欲なら問題ないか。
とは思ったのだが、実際に商品を受け取った長門の持つアイスを見るとさすがに多かったかと後悔する。長門は少々小柄であり、塔のようになったアイスの巨大さが余計に際だっている。
「はい」
しばらく食べてから、俺のほうにスプーンを差し出す。
「食ってもいいのか?」
「元から二人分のつもり」
なるほど。
「じゃあ、ちょっともらうぞ」
長門の持つスプーンには既にアイスがすくってあったので、それをそのまま口の中へ。一番上のマロンの味が口に広がる。
と、そんなことをしていると。
「うわあ……」
と聞き慣れた声が聞こえる。いつの間にか近くに来ていたのか、口を押さえている朝倉と、にこにこと笑う喜緑さんの姿があった。
「甘いものを堪能させて頂きました」
何をしているんですか、喜緑さん。
それからまた二人と合流し、適当に色々食ってから帰ることになった。