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『L change the WorLd』5点(超映画批評)
 まあそんな感じの映画でしたね


ワールド・デストラクション 67%off(Amazon.co.jp)
 3千円くらいで買った俺に謝れ


 小林ゆう画伯ファンの自分は世界放送委員会を聞いて買わなきゃいけないような気分になって半額くらいで買ったのですが、アニメでは小林ゆう画伯が演じていたリ・アをDS版では棒さんが演じており、ゲームで小林ゆう画伯の声を聞ける機会はなかったりします
 システム的にはボイスありのイベントシーンのメッセージがとばせない(かつ、ボタンを押さなくても勝手に流れる)とか、戦闘が基本的に「ずっと俺のターン」だとか、ポリゴンモデリングや全体的な雰囲気がうっすらとFFぽいとか様々な難はありますが、気づいたらなぜか20時間ほどかけてクリアしていたので2千円なら損ではないのかも知れません


 というわけで、結論としては360のプラチナコレクションの何かを買えばよかったんじゃなかろうかということに


長距離じゃない深夜バスの旅(@nifty:デイリーポータルZ)
 これ場合によっては乗った先から身動き取れなくなりそうな気がするのは気のせいですか


一人での貧乏旅行の心得(G.A.W.) 【駄文にゅうす経由】
女性の安宿事情(hkn?) 【駄文にゅうす経由】
 東京だと南千住あたりが安いです
 しかし、女の人って宿が大変そうですねえ……
「男性のみ」って宿はあっても「女性のみ」ってのはなかなかない気がします
 まあ恐らく需要も少ないんだと思いますが

CG系

パパはわかってくれない 2 第15回(charm)
 久しぶりの再開


小っさ〜ニャ3 08話(コマイズム)
 カールスラントは楽しそうですね


「とある電波の禁書目録」第16話 ジャイアント巨乳ぷれす(酔月工房)
 ステイルさんが……


お手上げ〜(I'LL調)
 インデックスさん可愛いです


まりあほりっく/茉莉花(メロノミ)
 メイドさんもなかなかいい感じのキャラっぽかったですね、一話まで見たところ


寝起き大河ニリツハイハン
 大河をどうこうしたい

ハルヒ系

古泉VSキョンバトル漫画。「虹」62、63ページ。(妄想界の住人は生きている。)
 バッドマンとジョーカーの攻防をちょいと思い出しました


長門な日々44(kusukusu7)
 やなせたかし


長門(えりゅえりゅDAYS)
 3月はJリーグなんてのもあるのか……

今日の長門有希SS

 学校が終わるとSOS団の活動時間である。たまに外に出て運動をしてみたり、鶴屋さんの家に転がり込むんだりすることもあるのだが、大抵の場合は文芸部の部室で過ごすのがお決まりとなっている。
 部室での過ごし方もパターンが決まっている。もっとも変化が少ないのは長門で、部室に入ってきてから出ていくまで読書をしている場合が多い。続いてボードゲームをする俺と古泉、SOS団専属のメイドさんとなっている朝比奈さんに続く。朝比奈さんは俺たちのお茶を入れて回るのが主な仕事だ。しかし、部室内の整頓や衣類の修繕などの家事的行為もするし、手持ちぶさたな時は雑誌を開いていたり編み物をしていたりと過ごし方のバリエーションがそれなりに多い。手頃な相手がいる、と言う理由でボードゲームをする俺たちに比べるとかなりのものだ。
 で、残ったハルヒが問題となる。基本的には団長用のデスクにふんぞり返っているわけだが、一人でパソコンで暇つぶしをしてみたり、俺たちになにやら話を振ってきてみたり、ゲームに加わりたいのか俺をじっと見つめてみたり、場所は同じでもそれなりのバリエーションを持っている。
 もちろんそんな範囲だけには収まらず、立ち上がって俺の隣に座ってゲームに口を出すのは日常茶飯事。長門や朝比奈さんだけでは飽きたらず俺や古泉の髪をいじろうとしたこともある。更に言うと、そもそも部室になかなか現れないこともある。
 まあ、そういったわけでワンパターンな行動に陥りがちな俺たちを引っかき回すのはいつもハルヒの役割だ。三人以上でできるボードゲームを探せと言い出して団員全てを巻き込むゲーム大会をやり始めたり、妙なことを思いついて会議をしてみたり、思い出せる範囲でも様々なことがある。
 であるから、ハルヒが机に肘をついて「あのさあ」などと言った時、少しだけ部室の中の空気が変わるのは仕方のないことだろう。もちろん何事もなく過ぎ去ることも多いのだが、何かが起きるとすればそれはハルヒが動いたとき以外にはないからだ。
「どうかしたのか?」
「有希っていつも読書してるけど、感動した本ってあるの?」
 矛先を向けられた長門は、俺たちの視線が集まってしばし後、本から顔を上げてこちらにゆっくりと回す。
「なに?」
 自分に話しかけられていることに気づいていなかったのだろうか。まあ、読書をしている長門ハルヒが邪魔するのは考えてみると珍しいことかも知れない。
「えっとさ、今まで感動したお話って何?」
「……」
 質問の意図を量りかねるように首を傾ける。
「本にはわたしの経験していないことが書かれている。未知なる情報はいつもわたしを感動させている」
「そうじゃなくて、本を読んで泣いたりしないの?」
 長門は感情があまり顔に出ない。しかし機嫌の善し悪しは態度や声のトーン、はたまた視線などに表れているのだが、それをほぼ正確に読みとれるのは俺や朝倉くらいだろう。朝倉の場合はそもそも長門のバックアップであったという卑怯な特性があるため、本当の意味で長門の感情を読みとれるのは俺だけだと言ってもいい。
 というわけで、本を読んでも長門の心境に変化がないとハルヒが思ってしまうのは仕方のないことだ。まあハルヒだって長門と付き合いは長いわけだし、多少は長門の感情を読みとれても不思議はないのだが、本を一冊読む前と後の変化を感じ取れるようなタイミングにはあまり恵まれていないはずだ。それを知りうるのは、解散してからや休日にも一緒に過ごしている俺くらいのものだ。
 とまあ、それほど一緒に過ごしている俺でも長門が読書をして泣くのを見たことはない。そもそも長門が泣くことすら稀――いや、皆無である。
「やっぱり泣いたことないみたいね。どういうのがいいのかしら? 今までで一番感動したのはどんな本?」
「……絵本、とか」
「ああ、子供の頃に読んだのは確かにそうよね。最近はないの?」
「……」
 長門は考えるように視線を宙に漂わせる。
 実際のところ、長門は生まれてまだそれほど年月が経っていない。子供の頃というのはなく、絵本を読んだ時には今とほぼ同じ感性を持っていたと思われるが、そのことはハルヒに言うことはできない。
「決まりね」
 と、ハルヒがぽんと手を叩いた。
「何が決まったんだ」
 ハルヒが何かを思いついた時、大抵の場合は俺たちにとって面倒なことの幕開けになる。
「有希が感動するような話を探すわよ!」
 こんな風に、な。