火星の月の下で

日記がわり。

○肉食系百合と、草食系百合

とある魔術の禁書目録』第21話を見ていると、最後のシーンで、後輩でルームメイトの窮地を救ったビリビリこと御坂美琴と、すくわれた白井黒子の百合的劣情シーンがあった。どっちも中学生である。(笑)
助けられた黒子は、感極まって「お姉さまぁ」と抱きつくのだが、それに対して美琴も、しばらくは「よかったよかった、よしよし」と黙認していたのたが、それを見て黒子の目がキラリーンと光って、思いっきり美琴を抱きしめ、胸の谷間に顔をうずめるのである。
さながら獲物のスキを見つけて襲い掛かる小型の肉食獣、小型の猛禽類のようであった。
昨今、草食男子、とかっていう単語がいろいろと見られるようになったが、この黒子などは、いってみれば「肉食系百合」とでも言ったところだろうか。(^_^;
でもそうすると、美琴が草食系百合か?・・・というこにとになってしまいそうだが・・・美琴はどっちかというと、雑食系百合、って感じなんだよなぁ・・・。幻想殺しにデレてるし。
これは以前書いた、男視点の百合と、女視点の百合とも少しニュアンスが違うし、レズビアンと純百合、というのともちょっと違う。
百合道場の攻め手、受け手、といったニュアンスが割りと近い感じだ。
レズビアン的雰囲気というと、『ソラカケ』なんかもそれに近い雰囲気はあるけど、あれは徹頭徹尾、男視点、男目線の偽百合なので、攻めと受けが性的な代替機能としてしか描かれていないので、草食性、肉食性、というのはあまり感じられない。
マリみて』とか『ひだまりスケッチ』とか『ひとひら』とかになってくると、この肉食、草食、といったニュアンスが色濃く出てくる。
ワタクシは女性視点の「草食系百合」が大好きです。(笑)