火星の月の下で

日記がわり。

○平城京天平祭

3日からやってた天平祭、西大寺に出たついでにちょっとだけのぞいてくる。
おりしも、なんかアイドルみたいな4人組が野外ステージをやってたんだが、もとよりそういったアイドルには微塵も興味がなかったので、有名なのにたまたまわしが知らなかったのか、ほんとに無名なのか、ちょっとわかんないのだが、一応カメコみたいな中年のおっさんが何人も来ていたのでそれなりに人気のある人達なのかも知れない。
むしろ出店の方に興味があったのだが、あいにく腹もへってなかったので見て回るだけ。
祝日ということもあり家族連れが多く子ども達で賑わっていた、というのはたふんよいことなのだろう。
ステージ上もアイドル以外の子ども達の演し物もあったんだが、さすがにそれを見ているほどの時間的余裕がなく帰ってきてしまった。
舞台裏で一生懸命練習していた子ども達の姿も目に入ったので、少し残念ではあったが。

◎欧州中世と近世

「ヨーロッパ中世と近世の見分け方」(togetter:1107343)
近世を概念として近代から独立させるときの前提にまったく触れられていないこととか、語学上の変遷とかに触れられていないとか、いろいろつっこみどころは多いのだが「欧州中世」に対する誤解という点については啓蒙的と言えるのかも知れない。
ワタクシ個人で言うと、風俗としては貨幣経済の軽重、思想という点では神学上の「普遍」論争、語学的には「屈折の摩耗」、習俗に関しては衛生概念と言ったあたりを指標に考えている。
この中でも一番重視しているのが語学上の変遷で、これには印刷に伴う語形と文法の定着という面もある。
ただそうはいっても、これらの欧州中世的な素材が気になるというのは娯楽文化や大衆読み物の場合だろうから、風俗としての見た目に限定させていくと理解が早いのかも知れない。
ワタクシ自身も、大衆文芸とか娯楽文化とかに囚われない舞台設定としての区別をまとめてみたい、とは思っていたのだが・・・もう時間がないかな。