火星の月の下で

日記がわり。

帰ってきたときに階段を駆け下りて玄関に走り寄ってくる姿。
窓の桟に乗って上から見下ろしている姿。
階下で缶詰を開けると二階で寝ていても「にゃぁ」と大きな声でやってくる姿。
眠っていると、枕元で横になっている姿。
風邪熱で臥せっていると枕元で心配そうに見つめてくれる姿。
寒くなると飼い主よりも先に布団に入り、頭だけ出して待っている姿。
新聞を読んでいると卓上に飛び乗ってくる姿。
・・・。
たった今、葬儀がすんだところです。