薩長同盟その3

大河ドラマ「龍馬伝」の初の高知ロケが１９日にあったみたいです。
えっ今初めて！もうあと２週間だよ！僕もとりあえず早く龍馬暗殺しないと。と焦ってます。
参照：「存在感じた」福山龍馬、初の高知ロケ
1859(安政６)年東洋の命を受けて長崎を視察という記録があるので、撮影はまだ安政か？

NHKのサイトも更新されてます。
予告動画も見ちゃいました。あらすじもあります。
予想どおり、弥太郎が前面に出てます。まあ弥太郎の視点から見た「龍馬伝」ですから当然ですね。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第一回「上士と下士」2010年1月3日（日）スタート！

薩長同盟その3
慶応元年１０月２１日、龍馬にとってはかなしい出来事がおこってます。
実母の幸の死後、継母伊与が亡くなっております。享年６２。
龍馬伝では松原智恵子が演じます。

若い頃の松原智恵子

しかし事態は風雲急を告げていました。
長州が、経済封鎖を受けている中、幕府は二条城にて第二次長州征討を諸藩に伝え長州進軍の準備にかかり。
将軍家茂は西へ下って行きます。
将軍後見職、慶喜はしびれをしますが、薩摩の藩論は「薩摩は動かず」を決定してます。

龍馬はすでに動いており武器・軍艦をを薩摩名義で購入済みです。
そして、その代わりとして、米の不足で困っていた薩摩に、長州が米を進呈する約束も取り付けます。
幕府の目をかいくぐって、いよいよ京に桂小五郎が入ります。

しかし京に入ったはいいが、お互いの面子にこだわって、長州側にはご馳走三昧で同盟の話が
なかなか進まなかった。
それを聞き知った龍馬は、西郷に桂小五郎との会談を求めた。
「てめえ達は何をやっとるんだ！このまま長州が滅んで、日本国が滅んでいいのか！後世まで、薩摩の西郷、長州の桂は日本を外国の手に渡した大馬鹿者と伝えられるわ！西郷さん、長州が可哀想じゃないか（泣）長州から折れれば後々薩摩が救ってやったと言われる。それでは対等の同盟じゃない！桂はこのまま長州と一緒に死ぬ気だよ（大泣）ここは西郷さんから同盟を持ちかけるべきだ！」
（土佐弁わかりません。泣）
そして、西郷の方が折れたと言われています。

慶応２年１月２１日、ここに薩長同盟が成立しました。龍馬３１歳。
一介の役職も何もない下級武士が（もちろん多くの協力もいましたが）日本国を救いました。
薩長同盟が成ってなかったら、間違いなく日本は内乱で疲弊し他のアジア諸国同様、欧米の食い物にされたでしょう。

提携内容（6ヶ条）
一、戦いと相成候時は、すぐさま二千余の兵を急速差登し、只今在京の兵と合し浪華へも一千程は差置き、京阪両所相固め候事

一、戦、自然も我が勝利と相成り候気鋒相見え候とき、其節朝廷へ申上げきっと尽力の次第これあり候との事

一、万一敗色に相成り候とも、一年や半年に決して潰滅致し候と申す事はこれなき事に付き其間には必ず尽力の次第これあり候との事

一、是なりにて幕兵東帰せし時は、きっと朝廷へ申上げすぐさま冤罪は朝廷より御免に相成り候都合にきっと尽力との事

一、兵士をも上国の土、橋、会、桑も只今の如き次第にて、勿体なくも朝廷を擁し奉り、正義を抗し、周旋尽力の道を相遮り候時は、終に決戦に及ぶほかこれなくとの事

一、冤罪も御免の上は、双方とも誠心を以て相合し、皇国の御為に砕身尽力仕り候事は申すに及ばず、いづれの道にしても、今日より双方皇国の御為め皇威相輝き、御回復に立ち至り候を目途に誠しを尽くして尽力して致すべくとの事なり

坂本龍馬が桂小五郎の求めに応じて裏面に朱書で、裏書署名している。とされています。

以上、フリー百科事典「ウィキペディア（Wikipedia）」より。
草案は大久保利通との説が有力です。

薩長同盟をおもちゃで例えた物。誰かわかります？ど真ん中は中岡慎太郎ですね。
柚子（ゆず）で有名な土佐の北川村では中岡慎太郎人気は龍馬も足元に及ばないみたいです。
薩長同盟の成立に向け、龍馬と一緒に奔走した一人です。
その後ろでチ○ポジを整えているのは、初代総理大臣：伊藤博文（俊輔）です。

「薩 長 同 盟、　相　成　り　候」