ただいま〜


無事、帰宅しました。
往きも帰りもほとんど雨に降られませんでした。


今日のリハビリは、まあまあ前回よりはできました。
でもやはり、バー(平行棒)で歩くのは足の震えもひどく、
先生がズボンのゴムを引っ張って
支えてくれていないと泣きそうなぐらいでした。



マスク下は、深呼吸に加え荒い息で・・・。



何が9年前と違うんだろうと
頭ん中は記憶のテープを巻き戻しています。
身軽で、もっと足も踏ん張れていた。
自分の体を支え切れていたわけです。



・・・しかし、足の方は骨が装具にあたるほど、
細くなり、肉がなくなっているのに、
体重が増えているという悪循環。



なんでも使わないと筋肉は無くなります。
車いすで歩くことなどしないですから、
お年寄りが歩かないと足腰弱るのと一緒です。



先生から前回、何が疲れたかと聞かれました。
足でも手でもなく、わたしは心が参ったのでした。



立っているという感覚がほとんどない。
これを何百回言おうと無駄なことと知っているのに、
先生に感覚がなく踏ん張れないと、
出来ない言い訳をまたしてしまいました。



先生はうなずきながら、
でも最初よりずいぶんできているとほめて、
慰めてくれました。



言ってもどうしようもないのに、出来ないことの、
理由をまだ探している自分の心を知りました。
もうひとりのまほは「しょうがないだろ」と言います。



うんうんそうだ。もう言い訳しない。
慣れる・・・体が覚えるしか、ないんだと思い始めました。



たしか、バーの練習は、車いすから腰が上がり、
絶好調で、一番身軽だったな。



そんなころと比較したって、
つまらんじゃないかと、強気のまほは言う。
ほんまにアンタはえらいよ。
すぐに切り替えれるからさ。
皮肉じゃないけれど、うらやましいぞ。



次回は3月3日。
がんばろう。そうして、感覚がほとんどないと、
泣き言は言わずにおきたいと思う。