人がなんと言おうがあなたらしく生きて


55歳と182日目の朝です。(日記を書いた日数276日)
こころとは厄介ですね。
心配したって仕方がないことを考える。
人間、生きている限り考え悩む生き物ですね。


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世の中には金持になる人もあり、
有名になる人もある、
でも人間はそれだけじゃないだろう、
おまえにはおまえの一生があるんだし、
それは誰にもまねのできることじゃない、
たとえ失敗のし続けにせよ、
人間が生きてゆくということは、
それだけでも立派なことじゃないか、
おまえはおまえなりに生きておいで、
人がなんと云おうと構いなさんな、
おまえの一生はおまえだけのものなんだからね。
(人は負けながら勝つのがいい、山本周五郎)

>人がなんと云おうと構いなさんな、
>おまえの一生はおまえだけのものなんだからね。



特に上記部分が好きです。
まほがお若い人に伝えたいことは「ここ」。
あなたはあなたのために生きればいいんです。
これは決して「自己チュー」とは違います。
本当に自分を大事にできたら、もう人さまを、
羨んだり、いじめたり、傷つける言葉なんて、
吐けないんですよぅ。



これはまほが病気をし、
10年以上たった想いです。
わたしはほとんどのことができません。
歩けない、聴こえないぐらいなら家事も出来ます。
家事は家族だし、自分では
シャワーも着替えもなにひとつできません。
これが赤ちゃんならかわいいですよぅ。
おっきな足に靴下をはかせる・・・
いやじゃないですかぁ?
堪らんじゃないですかぁ?



でもありがたいことに
助けてくれる家族がいるわけです。
そうしますとね。
嘆き悲しんでおられんのですよ。



残されたものがあります。
生きている、存在していることが
しあわせですものね。


私たちにとって敵とは、
「ためらい」です。
自分でこんな人間だと思ってしまえば、
それだけの人間にしかなれないのです。
(ヘレンケラー)

まほには、見える目と動く指があります。
不明瞭でもしゃべれます。
だったら、出来ることはたくさんありますね。
おっきなことはようしません。
長続きしませんからね。



おっきな心で、自分を愛そう…
これはまほしかできないと思ったんです。
この10年、わたしは自分にやさしくしてきました。
人さまにやさしく・・・ではありませんでした。



でも周囲は、とってもやさしい人と
感じてくれているんです。
そこで気づきました。
自分を愛せなくては、人さまを愛せないと。



みなさん、
どうか、あなたらしく生きてくださいね。