再生機構大ピンチ――つくる会vs再生機構は「著作権闘争」へ


教科書問答
http://fmm.sakura.ne.jp/keiji.html

URLを削ると何か出てきますが、気にしないように。


八木秀次先生は、裁判所から「呼び出し」を受けています。
6月6日(金)午後1時30分からの証人尋問に欠席すれば、
真相がどうなのかに関わらず、裁判戦での敗色濃厚となることは間違いありません。
ここは「逃げたら負け」です。
6月6日に総力を結集して、ことに当たるべきです。

藤岡派の目的は、八木一派の「謀略」を事実として宣伝することで、
再生機構と改善の会を瓦解させ、支持者を自陣営に集めることにあります。

もちろん、内紛全体の流れを見れば、今の藤岡派の主張は矛盾だらけのデタラメですが、
藤岡氏は「怪文書前後の動き」だけを切り取って論じているので、
全体の流れを俯瞰出来ていません。

八木派による乗っ取りが事実とすれば、その動機や原因、
(「生長の家」元関係者などの)背後にいた人物等を全て列挙して尋問する必要がありますが、
藤岡氏は西尾氏と違い、日本会議や他の団体の人にはペコペコしているので、
弱そうな人だけを選んで叩いています。
1人ずつ呼び出して、「元検察」福本弁護士のド迫力の尋問で小心者をビビらせて自白させる、
あるいは原告側が優勢に見えるように演出する、といった戦術のようです。

つくる会内紛――藤岡信勝氏が扶桑社に反撃

教科書発行に関する「扶桑社の見解」の誤りについて
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_237.htm


つくる会が、短期間で教科書を完成させた」

ということには、驚きました。


「著作者である西尾・藤岡氏の許可が得られないから、扶桑社は教科書を発行出来ない」

「絶縁した著者」は、西尾氏と藤岡氏の2人だけだったと思いますが、
この問題も、いずれ法廷で争わない限り、解決しないのかもしれません。


>扶桑社にはこの認識がないようなので、『改訂版・新しい歴史教科書』の代表執筆者・藤岡信勝は、
>扶桑社宛て文書とは別に、同社の親会社である株式会社フジテレビジョンの豊田社長宛て、
>4月30日付けで内容証明郵便を送り、「扶桑社に対し適切な指導」をするよう勧告しました。

こういうことをするから、嫌われるのでしょう。
この件での同情を買うための自己弁護は、西尾氏が一番多く、
八木先生は最小限に留められています。


(3)「たとえ2年でも全力を尽くすために教科書書き直せ」

歴史教科書の枠の中でしか保守勢力を捉えられていない、視野狭窄とも言えるのではないでしょうか。
その分の経営資源を、例えば他の科目の教科書作成といった、他の事に使った方が、
保守勢力全体の裾野を広げる為に貢献出来るのではないか。


【疑問2】

藤岡信勝氏が代表執筆者の地位に固執したことが原因と聞いています。



>代表執筆者・藤岡信勝は印税配分比率にして約9割の著者グループを代表して行動しているのです。

故人を除いても、著者グループの過半は八木派だったと思いますが、
元代表執筆者が、その人達の著作権を泥棒して良いという論理でしょうか。
尤も、たとえ2人だけでも、著作権者の抵抗があれば、改善の会のアキレス腱になることは間違いありません。


最悪の場合、法廷で完全決着が付くまで、両陣営とも歴史教科書を発行出来なくなります。
その場合、西尾幹二氏と藤岡信勝氏の御名前は、保守運動史に深く刻まれることになるでしょう。