文化の匂いぷんぷん

斉藤薫さんのコラムによると、おひとりさまが様になるのは、会話以外に自己表現の方法を持っている人らしい。それを読んで、「かかなきゃ!絵でも文でも!!」と急に思い立ちました。たとえそれが暇がゆえの行動であってもいいじゃない。絵と文のどちらが得意なのかはよくわからないので、とりあえず取りかかりやすい文から書いてみた。絵やアートはやっぱり見る方が好きかもしれない。絵に関しては、ああもうここがまさにツボです!というタッチの絵にたまに出会うんだけど、そういうのをみて、心臓がぎゅーんとなって、かわいいなあ、いいなあといつまでも眺めていたり、好きすぎて衝動的にマネして自分で描いてみたりするぐらいの距離感がちょうどいい。
文は、確実にストレス発散。考えていることで頭がゆだっているときに、ばーっと吐き出して文章にしてみると、頭の中がとてもすっきりする。あとで読み返してみた時もかなりおもしろい。
…ふふ、ここのところばななさんの日記をずっとだらだらと読んでいるので、自分の書く文章が完全にばななさん調で、影響を受けまくっている。

ここのところはいったい何に考えがゆだっているのでしょうか…?きっと、思っているように上手くいかなかったり、やりたいことを金銭的な理由で我慢したりして、自分の世界に閉じこもってばかりいるからでしょう。毎晩そうめんを食べるのも飽きてきた。パスタソースをかけて味を変えたらすっごくおいしかったので、しばらくはいろんな種類を試してみようと思う。
黙って、だれともしゃべらず、毎日同じようなものを食べて、同じような空虚な時間の過ごし方をして、四角い部屋でじっとしているなんて、精神衛生上よくないに決まってる。よく晴れて天気がいいのだけがせめてもの救い。しかしこれって軽い引きこもり生活なんじゃ…ひいい。営業職が引きこもりなんてだめですね。来週になったら締め切りに追われてものすごくひいひい言ってるんだろうなあ。おそろしや、、

そういえばこないだふいに両親のことを考えていて、普通は大学卒業したら就職して社会人になって、ボーナスで親孝行したりするのに、私はほんとにいつまでもすねかじってばっかりで、じいちゃんばあちゃんにも甘えっぱなしだし、本当にだめだめだと思って泣けてきた。こんなこと言ってる暇があるならばりばり仕事しな¥さいよ、と思われるでしょう、、その通りなんですがね、、
とにかく今はまだ両親ともに元気だし、あまり心配させないためにも、ねばり強く仕事を続けよう。両親曰く、私は根性だけはあるらしいので。そして、いざという時に選択を間違えて後悔だけはしないように、家族を大事に思う気持ちを忘れないように。
考えてみれば、母方のおばあちゃんは母が34歳ぐらいのときに亡くなったので、今の私に置き換えると、私が母と一緒にいられるのはあと10年もないという計算になる。そんなこと乗り越えられる気がしない。想像しただけでも涙がでてくる。特に母には、いつか旅行に連れて行ってあげたいとか、きれいなものをたくさん見せてあげたいとか、恩返ししたいことが山ほどあるので、ぜったいに長生きしてほしいのです。
母だけでなく、私は家族にたくさん迷惑をかけて育ってきたこどもなので、こつこつとみんなに恩返ししていこうと思う。
先週末実家に帰り、惜しみなく助けてくれる両親を見てたらそんなことをつらつら考えました。