エリカドール

若い女子のみなさんを CM に起用する場合、その台詞にはたぶん3原則ってのがあって、僕なりの言葉で書くとこんな感じ。

  1. 素敵
  2. シンプル
  3. シモネタにも取れる

この 3S がきっちりできてる CM ってのはやっぱり学校や職場で話題に上ることも多いでしょうし、だからこそ今夜もどこかで広末さんが「いっぱい出た」とか言わされているわけですけども、3番目の「シモネタにも取れる」ってのは決して露骨であってはいけないってのが暗黙の了解としてあるはずで、それは別に PTA 対策でもなんでもなく単にちょっと遠まわしの方が情緒溢れるっていうかいとをかしっていうか、そんな言語チラリズム愛好の精神が根付いていると見るほうが面白そうなので中2の頃からそっちを採用してます。
キシリッシュ(おぎやはぎ篇)
そういう意味でキシリッシュの CM で沢尻エリカさんに向かって「なんかエロいよな」って言い放っちゃってるおぎやはぎインパクトってのは相当に大で、だっていくらなんでも身も蓋もなさすぎる。それはこっちで言わせてよっていう。
もっと言うとこの CM の沢尻さんはかなり直接的にいわゆるシリコンドールを髣髴とさせるキャラクターを演じており、この分だと続きの WEB で何の脈絡もなく高橋克典さんにフンフンされてるんじゃないかと半ば本気で心配したんですけども、とりあえずそういうことはなかったので安心しました。「お人形さんのようにカワイイ」って口説き文句だけで OK したのならちょっとお茶の間の男子の両の眼を血走らせすぎちゃったんじゃないかと思った。